合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験を目指した理由

私は大学卒業後、企業に就職しました。

就職して数ヶ月後に起きたアメリカ同時多発テロ事件の影響で会社の経営が傾き、私は職を失いました。

転職活動をしたものの、事務経験がほとんどなかった私が入れる会社はなく……。

そこで、国家資格を取ることにしました。

父からの「法律を学ぶのは生きていくうえで大切だ」という助言を聞き流し、結局は友人のすすめで歯科衛生士学校に入学して資格を取得。

歯科業界で働くなかで、法律知識を身につけておく大切さを痛感しました。

そこで、私にとってもっとも大事だと思った社労士取得を目指すに至りました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

昨年度は他社の通信講座を受けていたのですが、閉塾することになったため新たに探すことに。

本試験から帰宅した後、「アガルート本試験合格ライン予想」をYouTubeで視聴していたときに、大河内講師の話がとても聞き取りやすかったので迷わずアガルートアカデミーに申し込みました。

10月の講座申し込み時点で主要科目の全テキストが自宅に届き、さらにすべての教科が講義収録済みというのがアガルートアカデミー最大の特徴だと思います。

合格体験記・学習上の工夫

私の一番の失敗は、難関国家試験の難易度を甘く考えていたことです。

私は、社労士試験の勉強をはじめる直前に合格率14.6%の介護支援専門員試験受験。

勉強期間10日間で試験に合格しました。

そのため、合格率6~7%の社労士試験にも受かるだろうとたかを括っていたんです。

無計画に勉強をはじめたことが、受験勉強を長期化させた大きな要因だったと思います。

難関国家資格を取るには学習計画を立てておくことが大切です。

歯科医院で正社員として働いていたので、お昼休憩も同僚と過ごすことがほとんど。

仕事と家庭を両立しながら勉強時間を確保するのは、かなり苦労しました。

私がアガルートアカデミーを受講するまでの流れは以下の通りです。

1年目・・・市販の教材を購入。法律初心者で理屈も背景も何も分からず、ただひたすら語彙を詰め込む。

テキストははじめて見る専門用語ばかりですぐ眠くなり、1日30分程度の勉強で択一25点位しか取れない。

2年目・・・他社通信講座スタート。理解中心の勉強。

2・3月に年金科目がはじまり、4〜5月に入ると社一労一、年金特訓・法改正・白書・答練・横断と立て続けに届き、結局全部のテキストの把握と過去問1周。択一30点ほど。

3年目・・・他社通信講座。2年目の勉強の繰り返し。

2・3月の年金からの怒涛の教材をこなしきれないものの、科目の得手不得手が見えてきた。択一37点ほど。

4年目・・・他社通信講座。択一41点。

5年目・・・他社通信講座。選択足切りなし、択一43点。

6年目・・アガルートアカデミーを受講。10月に申し込んでから、すぐに全教科の勉強を開始。

アガルートアカデミーの講義を受けるなかで、法律の基礎知識が抜け落ちていたことに気づきました。

そこで、大河内講師のアドバイス通り私に足りていない部分を重点的に学習

いただいたアドバイスを実践した結果、5月に市販教材の模擬試験では択一53点と明らかに点数がアップしていたんです。

大河内講師からは、選択3点以上、択一55点以上と目標を立ててもらいました。

9回受けた模擬試験のうち1回49点がありましが、残り8回は55点前後取ることができたんです。

今回、社労士試験に合格できたものの、本試験で択一48点と目標を達成できなかったことが心残りです。

総合講義の感想・利用方法

総合講義は、1回目は予習でテキストを読んでわからないところをチェック。

その後、講義を2.5〜3倍速で視聴して理解するようにしていました。

大河内講師は、ペンを色分けしてテキストの大事な部分にマーカーを引きながら講義を進めてくれます

真似して同じ色でマーカーを引くのは少し大変でしたが、本試験直前期のテキスト読み込みにとても役立ちました。

また、大河内講師は法律が制定された背景についても丁寧に解説してくださるので、知識をスムーズにインプットできたと思います。

重要な箇所は覚えやすいよう語呂合わせで教えてくださり、法律の勉強と受験対策のバランスが良く細かい部分まで暗記できたと思います。

アガルートアカデミーのテキストは、他社と比べると分厚く講義のボリュームもかなり多めです。

しかし、多くの内容が本試験で出題されていて合格に必要な力が身につきました

選択式集中特訓講座の感想・利用方法

選択式だけなぜか苦手意識がありませんでした。

選択式は、2回目の受験から合格点に達していたので何度も繰り返して勉強することはあまりなかったのですが最初だけじっくり目を通しました。

年金基礎力養成セミナーの感想・利用方法

年金については、ずっと苦手意識がありました。

2〜5年目まで怒涛のカリキュラムで結局勉強が追いつかず、年金特訓講座のみに逃げてきました。

アガルートアカデミーのテキストが全部届いているので、余裕を持って国年は国年、厚年は厚年とそれぞれの教科としてしっかり勉強。

年金が苦手だと感じていたのは、国年と厚年がごっちゃになっていたからだったんです。

年金特訓講座が不要かというとそうではなく、国年と厚年の違いを理解して解答していくことが点数につながります。

年金特訓講座は絶対必要な教材だと思いますが、使い方を間違えてしまうと命取りだとも感じました。

科目別横断整理講座の感想・利用方法

科目別横断整理講座は、テスト直前の確認に使用。

覚えるというより、忘れている部分を補うというイメージの教材でした。

一見、効率よく暗記して整理できる便利な教材に見えますが、知識が定着していないうちに読んでも時間ばかりかかってしまうので注意が必要だと思います。

そのため、私の場合は1回目の動画視聴と精読に時間をかけ、それ以降は模擬試験会場に向かうまでの朝と本試験直前に確認しました。

1時間もかからず1冊読みきれるボリュームなので、トータル6回は目を通していると思います。

白書対策講座の感想・利用方法

白書対策講座の講義は一通り視聴しました。

精読しきちんと内容を理解してからでないとダメだと思い、傾向が上がったものはピンク、下がったものは水色という感じで色分け。

なんとなく傾向が掴めたのとほぼ同じタイミングで、Facebookに統計の語呂暗記が掲載されました。

ひとまず、紙に書き出してすべて暗記。

統計の数字は数字まで覚えなくてもよいと聞いたことがあったのですが、アガルートアカデミーの場合は主要数字は語呂合わせになっているので自然と暗記できます。

私自身、少し余裕があったのでほかの気になる数字も自分なりに語呂を作って覚えました。

たまたま本試験労一でその数字に関わる統計が択一で出題され、テスト中にテンションが上がりましたね。

模擬試験の感想・利用方法

アガルートアカデミーと他社を合わせて、模擬試験はトータル9回受験しました。

いずれも難易度はほぼ同じです。

設問には、受講生がFacebookで質問したものがいくつか問題に反映されており懐かしさを感じて心がほっこりしたのを覚えています。

これまで受講生がFacebookで質問したことも得点へつながっていたんだと、Q&Aの存在意義を改めて実感しました。

これから社労士試験を受ける方は、私のように模擬試験をたくさん受ける必要はないと思います。

問題を解くペース配分や休憩を取るタイミングの確認など、テストに慣れておくという意味でも模擬試験を受けておいた方が良いかもしれません。

社労士試験合格を目指す方へのメッセージ

狭き門である社労士試験に合格するには、勉強時間の確保が大切です。

趣味や家族、友人と遊ぶ時間を犠牲にして勉強することになります。

できる限り短期間で合格するには戦略を立てることがポイントです。

アガルートアカデミーの講座は戦略的に練られた良質なカリキュラムで、辛い受験生活を楽しませてくれます

定期定期カウンセリングで講師から直接指導を受けられ、Facebookでは仲間たちと同じ教室で勉強している臨場感があるのでチームのような一体感を感じられるはずです。

講師へのメッセージ

アガルートアカデミーの講義、教材、定期相談、Facebookなどをフル活用して合格することができました。

社労士講座の関係者の皆様、特に大河内講師には本当にお世話になりました。

定期カウンセリングでは、基礎知識の欠落について的確にアドバイスしてくださり、厳しくも優しい指導のおかげで力を伸ばすことができたと思います。

通信講座とは思えない心強さで、感謝の気持ちでいっぱいです。

これからも頑張っていこうと思います。