賃貸不動産経営管理士試験を受験するにあたって、どのような講座を受けたらいいのか悩んでませんか？

各社が力を入れている講座を検討して選ぶことが、合格への近道といえます。

今回はそのような方々に向けて、おすすめの賃貸不動産経営管理士講座を10社、価格、合格実績、講座の特徴、教材、サポート体制について比較しながらご紹介します。

賃貸不動産経営管理士になりたい人におすすめな通信講座・予備校はアガルートアカデミーです。

予備校	特徴
アガルートアカデミー	・令和6年度合格実績80.7%(全国平均合格率の約3.4倍) ・合格お祝い金2万円進呈または全額返金の合格特典
スタディング	・累計1,600名以上の合格体験談が公開

賃貸不動産経営管理士の通信講座・予備校のおすすめ10選

賃貸不動産経営管理士を目指す方におすすめの通信講座・予備校を10社紹介します。

• アガルート
• スタディング
• TAC
• LEC（東京リーガルマインド）
• 日建学院
• Kenビジネススクール
• キャリカレ
• 総合資格学院
• 賃貸管理士塾（通信教育専門）
• 伊藤塾

この記事では、2025年12月時点で公式Webサイトに記載されている情報を掲載しています。

時期やキャンペーン等によって内容は変更になる可能性があります。最新情報や詳細につきましては各社の公式Webサイト等でご確認ください。

なお、当ページでは、価格は基本的に税込で紹介しています。

アガルート

価格(税込)	総合カリキュラム/ライト：65,780円（税込） 総合カリキュラム/フル：87,780円（税込） 総合講義：43,780円（税込）
合格率・実績	令和6年度合格実績：80.7%(全国平均合格率の約3.4倍) 過去4年間で618名の合格者
講義内容・特徴	約1000ページの公式教本から重要・頻出知識を厳選 インターネットによる配信講義 オリジナルテキストを使ったオンライン学習 「全額返金」または「Amazon(R)ギフト券のコード2万円分贈呈」
学習サポート	講師に直接聞ける「オンライン質問サービスKIKERUKUN」 学習導入オリエンテーション 毎月のホームルーム
教材（テキスト）	講義動画＋フルカラーのオリジナルテキスト

「アガルートアカデミー」を運営するアガルートは、司法試験など難関試験から各種検定試験まで、様々な講座を取り扱っているオンライン予備校です。

コース・料金

アガルートの賃貸不動産経営管理士の講座には、総合カリキュラムと総合講義があります。受講料（税込）は下記の通りです。

• 総合カリキュラム/ライト：65,780円（税込）
• 総合カリキュラム/フル：87,780円（税込）
• 総合講義：43,780円（税込）

総合カリキュラムは、約24時間の総合講義、10年分の過去問集が収録された過去問解説講座、総まとめ講座、直前ヤマ当て模試から構成されています。

合格実績

アガルートの賃貸不動産経営管理士講座受講生の令和6年度（2024年度）の合格率は80.7%と、非常に高い水準となりました。合格者数は過去4年間で618名です。

合格率の全国平均が24.1％であるため、アガルート受講生の合格率は全国平均の約3.4倍と非常に高い実績であることがわかります。

合格者の体験談も多く掲載されています。

合格体験記一覧▶

講義内容・特徴

約1000ページにも及ぶ、公式教本「賃貸不動産管理の知識と実務」に記載された重要・頻出知識を定着させ、確実に合格点が取れるように、実践力も高める業界随一のカリキュラム。

近年の賃貸不動産経営管理士試験は、公式教本には記載されているが過去問からの出題例がない問題が出題されることも多いと言われます。

そのような中、公式教本に記載された内容から要点を提示している、まさに合格のための内容となっています。

知識のインプットを200ページのテキストと約25時間の講義に凝縮し、独学や他予備校では叶わないスピードインプットと確実性の両立を実現しています。

更に、過去問は10年分と大ボリュームで用意し、過去問形式と頻出の選択肢をバラした一問一答形式の両軸から潰すことができ、法改正への対応や直前対策も豊富。

かゆいところまで手が届く、360度全方位で隙のないカリキュラムです！

教材

オンライン配信である講義動画は、1回10分程にまとめられており、スキマ時間にも勉強しやすくなっています。

また、音声ダウンロード、8段階の倍速再生・進捗率などの便利機能で効率よく学習が進められる機能を備えています。

さらに、講師が作成したフルカラーの冊子版オリジナルテキストは、視覚的に理解しやすいでしょう。

サポート体制

講師に直接聞ける「オンライン質問サービスKIKERUKUN」が提供されています。受講生の疑問をいつまでも残さずに速やかに解決できる点が特徴的といえます。

メリット・デメリット

オンライン完結予備校であり、通学に対応していないというデメリットがあります。

一方、令和6年度の受講生合格率が80.7%と全国平均の約3.4倍の値となっており、実績が十分であるというのはメリットとして挙げられます。

こんな人におすすめ

以上のことから、アガルートの賃貸不動産経営管理士講座は下記のような人におすすめです。

スタディング

※引用：スタディング

価格(税込)	賃貸不動産経営管理士合格コース ： 19,800円(税込)
合格率・実績	累計1,600名以上の合格体験談が公開
講義内容・特徴	過去問を徹底分析して頻出箇所を抽出した、試験対策に特化したカリキュラム 最適な順番での学習を促し、インプットとアウトプットを交互に行うことで知識の理解と吸収を促進
学習サポート	「学習Q&Aサービス」という有料の質問サービス有り。チケット制（1枚1500円で追加購入可能、講座購入時に10枚付与）
教材（テキスト）	講義動画+デジタルテキスト

スタディングもオンライン資格講座です。オンラインに特に特化しており、紙の教材はないのが特徴です。

コース・料金

• 賃貸不動産経営管理士合格コース ： 19,800円(税込)

合格実績

累計1,600名以上の合格体験談が公開されています（確認時点）。

全体の合格者数や合格率などは不明ですが、具体的にどのような学習方法で合格にたどり着いたのか、確認することができます。

講義内容・特徴

約12時間とコンパクトに収められている基本講座は、テレビの情報番組のようにわかりやすく解説されている点が特徴です。

また、過去問を徹底的に分析して頻出箇所を抽出し、試験対策に特化したカリキュラムとなっています。

さらに、最適な順番で学習できるような配慮とともに、インプットとアウトプットを交互に行うことで、知識の理解と吸収が促進されるように工夫されています。

教材

オンラインで完結する講座となっているため、郵送される冊子（紙）の教材はなく、カラフルな図解付きのWEBテキストとなっています。

パソコンやスマホ、タブレットを使用して動画を受講することができるようになっています。

また講義動画は、1倍、1.5倍、2倍速で学習することができ、ダウンロードすることも可能です。

そのような効率化を図った講座構成から、低価格を実現しているともいえるでしょう。

サポート体制

学習Q&Aサービスという有料の質問サービスがあります。チケット制となっており、チケット1枚で質問を１つできます。

講座の購入により10枚のチケットを入手可能です。追加のQ&Aチケットは1枚1500円です。

さらに、合格のお祝いとして、合格体験談を提出した方にはAmazonギフト券2,000円分を進呈する特典もついています。

メリット・デメリット

全てデジタル教材となっておりスキマ時間などにも手軽に勉強できる点はメリットとしてあります。

一方、他のオンライン予備校と異なり「完全デジタル教材」であるが故に紙の教材も利用するという選択肢を取ることはできません。こうしたデメリットも存在します。

こんな人におすすめ

以上のことから、スタディングの賃貸不動産経営管理士講座は下記のような人におすすめです。

TAC

※引用：TAC

価格(税込)	総合本科生（WEB通信・オンラインライブ通信・教室・ビデオブース講座）：125,000円 ◦速修本科生（WEB通信・ビデオブース講座）：66,000円
合格率・実績	令和6年度合格実績：合格率54.1%
講義内容・特徴	試験実施団体の書籍をTAC独自に5項目に編成し直したカリキュラム 豊富な新作問題を答練や全国公開模試の形式で作成
学習サポート	通学の場合、講師に直接質問可能 通信の場合は「i-support」という独自ツールで質問が可能 通学の場合の欠席時には、ビデオブースで講義をカバー可能
教材（テキスト）	講義動画+デジタルテキスト

TACは資格の大手専門予備校で、オンライン以外に通学でも多くの講座を取り扱っています。

コース・料金

TACの賃貸不動産経営管理士の講座は下記があります。

講座	価格
総合本科生（WEB通信・オンラインライブ通信・教室・ビデオブース講座）	125,000円
速修本科生（WEB通信・ビデオブース講座）	66,000円

TACでは、例年初めて試験を受ける初学者、試験を受験した経験のある方、そして宅建受験生の方それぞれが受講しやすいコースが開設されます。

また、時期によっては上記に加えて 「スタートアップ講座」「直前30論点集中講義」「全国公開模試」 など単科講座の購入が可能な場合も。

単品で購入できるので、独学の場合や他の講座を選んだ場合に模試だけ買ってみる、などという使い方もできます。

合格実績

※引用：TAC

TAC本科生カリキュラム修了者の合格率が54.1%である(2024年度)と記載されています。この値は全国合格率(24.1%)の約2.2倍となっています。

講義内容・特徴

合格に的を絞った学習内容として、試験実施団体が出している書籍を、TAC独自に5項目に編成し直したカリキュラムが特徴です。

また、インプットとアウトプットを繰り返すことを推奨し、豊富な新作問題を答練や全国公開模試の形式で作成している点が挙げられます。

動画は0.8倍速〜2倍速まで設定でき、繰り返し確認したい点は速く流して確認することができるでしょう。

教材

従来のテキスト教材に加えて、オフラインでも使用可能なデジタル教材も提供しており、パソコンやスマホ、タブレットでも解くことができます。

配信されるWEB講義は、学習のし易さを追求して、約15分単位で収録したものであるため、細切れ時間でも効率的に学習することができる工夫がなされています。

サポート体制

学習のフォロー制度として、通学の場合は直接講師に質問ができますが、通信の場合は「i-support」という独自ツールで質問ができます。

通学の場合で欠席時はビデオブースで講義をカバーすることが可能です。

メリット・デメリット

通学も選択できる点はメリットとして挙げられます。

一方、講座料金が125,000円と、アガルートなど他のオンライン予備校と比べると割高である点はデメリットとして存在します。

こんな人におすすめ

以上のことから、TACの賃貸不動産経営管理士講座は下記のような人におすすめです。

LEC（東京リーガルマインド）

※引用：LEC（東京リーガルマインド）

価格(税込)	合格フルコース（全29回）通信：82,500～93,500円　提携校通学：88,000円～99,000円 合格スタンダードコース（宅建合格者・法律学習経験者・5問免除講習受講者向け）： 通信：71,500～82,500円　提携校通学：77,000～88,000円 合格プライムコース（2年度宅建士試験受験者向け）提携校通学・通信：52,800～66,000円
合格率・実績	2024年度合格体験記の記載あり
講義内容・特徴	宅建士や不動産鑑定士など、不動産に関係する国家試験対策を手がけてきた、経験豊かな講師が担当 自宅での通信学習に加え、LEC提携校にある学習ブースで学習する形態も
学習サポート	合格体験記を執筆した人には、写真ありで5,000円、写真なしで3,000円の謝礼あり
教材（テキスト）	市販もされている「合格のトリセツ」シリーズを使用 講義はWEB動画またはDVDで配信され、音声ダウンロードも可能 講師の板書はPDF形式で入手可能

LECも大手資格予備校です。

2026年合格目標のコースの販売開始は2026年3月末頃の予定のため、上記は「2025年度版」賃貸不動産経営管理士講座の内容となります。

コース・料金

2026年合格目標のコースの販売開始は2026年3月末頃の予定です。

本コラムでは、参考として「2025年度版」賃貸不動産経営管理士講座の内容をご紹介しています。

2025年度合格目標では、下記のパックが販売されていました。

• 合格フルコース（全27回）通信：82,500～93,500円　提携校通学：88,000円～99,000円
• 合格スタンダードコース（宅建合格者・法律学習経験者・5問免除講習受講者向け）：
  通信：71,500～82,500円　提携校通学：77,000～88,000円
• 合格プライムコース（25年度宅建士試験受験者向け）提携校通学・通信：52,800～66,000円

上記はWebかDVDかによって料金に幅があります。

合格実績

具体的な合格者数はありませんが、2024年度の合格体験記として学習取組方法やLEC教材の感想などが紹介されています。

講義内容・特徴

宅建士や不動産鑑定士など、不動産に関係する国家試験対策を手がけてきた、経験豊かな講師が担当しています。

また、自宅などで学習する通信講座に加え、LEC提携校にある学習ブースにて学習する形態もほかの教材にはない特徴です。

教材

使用テキストは市販もされている「合格のトリセツ」シリーズが使用されます。

講義はWEB動画を通じて配信もしくはDVDがあり、音声ダウンロードも可能です。

さらに、講座の際に講師が記入した板書はPDFで入手することができ、講座の重要ポイントを復習したい場合に有効活用できるでしょう。

サポート体制

※引用：LEC（東京リーガルマインド）

合格体験記を執筆した人には、写真ありの場合は5,000円、写真無しの場合は3,000円の謝礼があります。

メリット・デメリット

通学も選択できる点はメリットとして挙げられます。

一方、講座料金がアガルートなど他のオンライン予備校と比べると割高である点はデメリットとして存在します。

こんな人におすすめ

以上のことから、LECの賃貸不動産経営管理士講座は下記のような人におすすめです。

日建学院

※引用：日建学院

価格(税込)	短期集中WEBコース：88,000円 問題解説WEBコース：44,000円
合格率・実績	–
講義内容・特徴	講義は各回80分のWEB動画を通じて配信
学習サポート	FAXやメールの質問制度
教材（テキスト）	市販もされている「賃貸不動産経営管理士 基本テキスト」を使用

日建学院は、映像授業のクオリティと学習効果の高さを謳っている不動産関連資格を取り扱う資格予備校です。

コース・料金

日建学院は短期集中WEBコースと問題解説WEBコースがあります。受講料（税込）は下記の通りです。

• 短期集中WEBコース：88,000円
• 問題解説WEBコース：44,000円

合格実績

現時点では、日建学院の賃貸不動産経営管理士講座の合格率の記載は公式サイトにありません。同じ不動産の資格である宅地建物取引士講座では、2025年度で2,691名の合格実績があります。

今後賃貸不動産経営管理士でも同様の合格者数を期待できるかもしれません。

講義内容・特徴

問題解説Webコースは約2ヵ月、短期集中Webコースは約4か月という短期間で賃貸不動産経営管理士の資格を取得するための講座です。

初学者でもストレート合格を目指すために、基礎知識から合格に必要な重要ポイントまでをていねいに学習することできます。

教材

使用テキストは市販もされている賃貸不動産経営管理士 基本テキストが使用されます。

問題集と併用学習となり、知識のインプットとアウトプットを効率よく行えます。

講義では、各回80分のWEB動画を通じての配信です。

短期集中WEBコースは全20回、問題解説WEBコースは全10回の講座があります。

サポート体制

FAXやメールの質問制度があります。

メリット・デメリット

FAXやメールの質問制度がある点はメリットとして挙げられます。

一方、同じ不動産の資格である宅地建物取引士講座では2025年度で2,691名の合格実績が記載されている中で賃貸不動産経営管理士に関しては合格実績が記載されておらず、合格実績に関して不透明な部分がある点はデメリットとして存在します。

こんな人におすすめ

以上のことから、日建学院の賃貸不動産経営管理士講座は下記のような人におすすめです。

Kenビジネススクール

※引用：Kenビジネススクール

価格(税込)	ALLパック：150,590円（税込） 賃管士基本講座：53,020円（税込）
合格率・実績	–
講義内容・特徴	講師作成で市販もされているテキストやアプリを使用し、試験での出題頻度の高い分野を中心に学習 オリジナルの「賃管士合格アプリ」では、アプリ上で予想模試を解き、全国順位を知ることが可能
学習サポート	–
教材（テキスト）	オリジナルのアプリや、Kenビジネススクールの講師が著者で市販もされている書籍など

Kenビジネススクールは不動産資格に特化したスクールです。

コース・料金

Kenビジネススクールの賃貸不動産経営管理士の講座は下記の基本の講座があります。

• ALLパック：150,590円（税込）
• 賃管士基本講座：53,020円（税込）

その他、下記も受付中です。

• 賃管士直前絶対合格講座：36,630円（税込）
• 賃管士予想模試：16,060円（税込）
• 賃管士前日ヤマ当て模試（1回）＆総まとめ講座：17,160円（税込）

他の講座では通学が選べるものもありますが、賃菅士基本講座はZoom・Webでの受講となっています。

合格実績

Kenビジネススクールの賃貸不動産経営管理士講座の合格者情報については公式サイトに掲載されていません。

同じ不動産の資格である宅地建物取引士講座では、導入先大手企業で4年連続合格率100%（2018〜2021年）の合格実績があります。

不動産資格に特化したスクールなので、賃貸不動産経営管理士の資格でも高い合格率を期待できるかもしれません。

講義内容・特徴

講師作成で市販もされているテキストやアプリを使用し、試験での出題頻度の高い分野を中心に学習をします。

Kenビジネススクールのオリジナルの「賃管士合格アプリ」では、アプリ上で予想模試を解くことが可能です。

予想模試の結果から全国順位を知ることもできます。

教材

賃菅士基本講座の教材は、オリジナルのアプリやKenビジネススクールの講師が著者であり、市販もされているものなどが使われています。

教材作りの基礎となる賃貸不動産管理の学問や実務の研究に力を入れているため、初めて不動産や法律を学ぶ方でも、正確な知識を習得できます。

サポート体制

質問制度についての記載はありません。

2022年に実施された賃管士直前完全マスター講座では、直接講師に採点してもらいながら間違えた問題や分からない問題を個別指導してもらうことができました。

メリット・デメリット

不動産業界に強みのある予備校である点はメリットとして挙げられます。

一方、まさにその強み通り宅地建物取引士講座では、導入先大手企業で4年連続合格率100%（2018〜2021年）の合格実績がありますが、賃貸不動産経営管理士試験に関しては合格率の実績が公表されておらず、実績に疑問符がつく点はデメリットとして挙げられます。

こんな人におすすめ

以上のことから、Kenビジネススクールの賃貸不動産経営管理士講座は下記のような人におすすめです。

キャリカレ

※引用：キャリカレ

価格(税込)	Aコース：73,800円 Bコース：68,800円 Cコース：63,800円
合格率・実績	–
講義内容・特徴	忙しい方でも短期学習で合格を目指せるよう、1日約60分の学習で、2ヵ月で合格を狙えるカリキュラム 試験対策用に準備されている一問一答の問題
学習サポート	不合格の場合の全額返金保障 1年間の長期学習サポートと何度でも無料で質問できるサポートが付いている
教材（テキスト）	テキスト内に用意されているARアイコンを読み込めば、すぐに映像講義を視聴することができる

キャリカレは民間資格・国家資格を含む様々な資格講座を取り扱う通信教育サービスの会社です。

コース・料金（Web申込）

• Aコース：73,800円
• Bコース：68,800円
• Cコース：63,800円

合格実績

現時点ではキャリカレの賃貸不動産経営管理士の合格者情報はサイトに掲載されていません。

講義内容・特徴

※引用：キャリカレ

キャリカレの賃貸不動産経営管理士合格指導講座は忙しい方でも短期学習で合格を目指せるよう、1日約60分の学習で、2ヵ月で合格を狙えるカリキュラムとなっています。

試験対策用に準備されている一問一答の問題は、試験に出るところだけをピックアップした内容になっています。スマホやタブレットなどの端末で学習することができ、スキマ時間の有効活用に最適です。

教材

テキスト内に用意されているARアイコンを読み込めば、すぐに映像講義を視聴することができる仕様になっています。

つまづきやすい部分でも、補足や豆知識などが記載されているのでよりわかりやすい内容です。

サポート体制

キャリカレは、不合格の場合は全額返金保障や合格後の2講座目の受講は無料などのサポートが充実しています。

合格した場合は好きな講座をひとつ無料で受講できるので、賃貸不動産経営管理士以外の資格取得も目指す方にはおすすめです。

1年間の長期学習サポートと何度でも無料で質問できるサポートがついているので、自分のペースで安心しながら学習をすすめることができます。

メリット・デメリット

通信教育の利点を活かして短期間で合格を狙える講座となっているというメリットがあります。

一方、講座料金が73,800円とアガルートなど他のオンライン予備校と比べると割高である点はデメリットとして存在します。

こんな人におすすめ

以上のことから、キャリカレの賃貸不動産経営管理士講座は下記のような人におすすめです。

総合資格学院

※引用：総合資格学院

価格(税込)	本講座コース：66,000円 演習講座コース：33,000円 模擬試験コース：11,000円
合格率・実績	情報なし
講義内容・特徴	ポイントを絞ったわかりやすい講義 講座期間中ならスマホで何度でも視聴可能 テーマ別に細かく区切られているのでスキマ学習に最適
学習サポート	一人ひとりに合わせたきめ細やかなサポート体制 学習の進捗や苦手分野を分析し、具体的な対策をフィードバック
教材（テキスト）	オリジナルの予想問題や、テキストと連動した過去問集を利用

総合資格学院は、全国に教室を構える資格スクールです。

コース・料金

総合資格学院の賃貸不動産経営管理士講座には、3つのコースが用意されています。

受講料（税込）は以下の通りです。

• 本講座コース：66,000円
• 演習講座コース：33,000円
• 模擬試験コース：11,000円

合格実績

総合資格学院の賃貸不動産経営管理士講座の合格実績は、公式サイトに記載されていません。

講義内容・特徴

総合資格学院の講座は、ポイントを押さえたわかりやすい講義が特徴です。

講義は講座期間中であれば何度でも再生でき、スマホでも視聴できます。

1回あたりの講義がテーマごとに細かく区切られているため、スキマ学習に最適です。

教材

総合資格学院では、主に講義とテキストを使って学習を進めます。

アウトプットには、オリジナルの予想問題や、テキストと連動した過去問集を使用。

予想問題には、法改正や今年度の試験の予想ポイントなど最新の情報が盛り込まれています。

サポート体制

総合資格学院では、受講生一人ひとりをきめ細やかにサポートする体制が整備されています。

学習の進捗状況や不得意分野などを分析し、結果や具体的な対策をフィードバック。

講義を視聴するだけでなく、フォローを受けながら効率的に学習を進められます。

メリット・デメリット

総合資格学院を利用するメリットは、自分の学習レベルに合わせた講座を選べる点です。

3つのコースが提供されているため、必要なものを無駄なく受講できるでしょう。

一方で、賃貸不動産経営管理士講座はWEB講座に限られているため、対面指導を受けられない点はデメリットといえます。

こんな人におすすめ

以上のことから、総合資格学院の賃貸不動産経営管理士講座は下記のような人におすすめです。

• スマホを使ってスキマ時間で効率的に学習したい人
• 講義のわかりやすさを重視する人
• WEBで学習を完結させたい人

賃貸管理士塾（通信教育専門）

※引用：賃貸管理士塾（通信教育専門）

価格(税込)	個別指導：189,000円
合格率・実績	情報なし
講義内容・特徴	オンラインの個別指導
学習サポート	回数無制限の質問対応や学習アドバイスなど、充実したサポート体制 週1回の学習進捗管理で、遅れを防げる 最適な学習計画の作成・見直しで、効率よく学習できる
教材（テキスト）	情報なし

賃貸管理士塾は、通信教育専門の個別指導や教材販売を手がける会社です。

コース・料金

賃貸管理士塾で提供されている賃貸不動産経営管理士講座は、個別指導コースのみです。

受講料（税込）は以下の通りです。

• 個別指導：189,000円

合格実績

賃貸管理士塾の合格実績は公式サイトに掲載されていないため、詳細は不明です。

講義内容・特徴

賃貸管理士塾は、オンラインの個別指導を実施している点が特徴です。

また、公式サイトでは賃貸不動産経営管理士の試験情報や過去問が公開されています。

教材

賃貸管理士塾の公式サイトには、個別指導で使用する教材に関する情報が記載されていません。

サポート体制

賃貸管理士塾は、回数無制限の質問対応や学習アドバイスなどのサポートが充実しています。

週1回の学習進捗管理を受けられるほか、学習計画の作成や見直しなども行われるため、常に最適な計画で学習に取り組めるでしょう。

メリット・デメリット

賃貸管理士塾を利用するメリットは、個別指導による手厚いサポートを受けられる点です。

対して、受講料が高額な点はデメリットといえます。

こんな人におすすめ

以上のことから、賃貸管理塾の賃貸不動産経営管理士講座は下記のような人におすすめです。

• 独学を続ける自信がない人
• 何度も試験に失敗している人
• 個別指導を受けたい人

伊藤塾

※引用：伊藤塾

価格(税込)	合格講座：39,800円
合格率・実績	情報なし
講義内容・特徴	網羅的な試験対策が可能 インプット講義とアウトプット演習で知識を定着 1コマ30分なのでスキマ時間で学習できる
学習サポート	情報なし
教材（テキスト）	公式テキストと伊藤塾オリジナル厳選過去問集

コース・料金

受講料（税込）は以下の通りです。

• 2026年合格目標 賃貸不動産経営管理士 合格講座：39,800円

合格実績

伊藤塾の公式サイトには、賃貸不動産経営管理士合格講座の合格実績が記載されていません。

講義内容・特徴

賃貸不動産経営管理士 合格講座の特徴は、網羅的な試験対策を行えることです。

インプット講義で受験に必要な法令科目を学んだあと、アウトプット演習講義で知識の定着を図ります。

講義は1コマ30分にまとまっているため、スキマ時間を使って学習しやすいでしょう。

教材

伊藤塾の賃貸不動産経営管理士合格講座では、公式テキストと伊藤塾オリジナル厳選過去問集を使用します。

サポート体制

伊藤塾の賃貸不動産経営管理士合格講座は、質問対応や講師カウンセリングといったサポートがありません。

講義動画とテキストを使って自分で学習を進めましょう。

メリット・デメリット

伊藤塾を利用するメリットは、料金が比較的リーズナブルなことです。

一方で、質問対応などのサポートを受けられない点はデメリットといえます。

こんな人におすすめ

以上のことから、伊藤塾の賃貸不動産経営管理士講座は下記のような人におすすめです。

• 自分で学習する自信がある人
• 公式テキストを使って勉強したい人
• すでに関連資格を取得している人

賃貸不動産経営管理士の通信講座の選び方

賃貸不動産経営管理士試験の通信講座は数多くありますが、どれを選ぶかで学習効率・合格可能性が大きく変わります。
失敗しない講座選びの3つのポイントを紹介します。

サポート体制が充実

通信講座では独学と異なり、講師や運営側からどれだけ丁寧にフォローを受けられるかが非常に重要です。
質問サービスの有無や、講師に直接問い合わせできる体制、学習進捗のフィードバックなどが整っている講座を選びましょう。

チェックポイント	内容
質問対応	講師への質問回数・形式（無制限・チケット制など）
進捗サポート	学習スケジュール管理や進捗アドバイスがあるか
学習相談	学習の方向性を定期的に確認できるか
コミュニティ	受講生同士や講師との交流の場があるか

通信講座の中でも、アガルートの「オンライン質問サービスKIKERUKUN」は非常に高評価。
受講生が疑問をすぐ解決できる体制が整っており、特に初学者に安心です。

合格率＆効率がよい

どれだけ効率よく学べるか、そして実際にどれだけ合格者を輩出しているかも講座選びの大事な基準です。
効率的な講座は、過去問分析や出題傾向の反映、講義構成がシンプルで明快な点が特徴です。

評価基準	目安
合格率	全国平均（24.1％）を上回るか
カリキュラム	インプットとアウトプットの両方を重視しているか
教材の質	公式テキスト準拠・最新改訂対応か
学習効率	動画の分割再生や倍速機能などで時間を有効活用できるか

特にアガルートは、令和6年度試験で**合格率80.7%（全国平均の約3.4倍）**と圧倒的な実績を誇ります。
限られた学習時間で確実に合格点に到達したい方には、最適な選択といえるでしょう。

返金制度がある

通信講座によっては、合格できなかった場合の「返金保証」や「お祝い金制度」が用意されています。
こうした制度は、講座の自信と受講生へのサポート姿勢の表れでもあります。

制度の種類	内容例
全額返金制度	不合格時に受講料を全額返金
合格お祝い金	合格者に対して金銭的特典（例：Amazonギフト券や現金）
再受講割引	不合格時に次年度講座を割引価格で受講可能

中でもアガルートは、合格で「全額返金」または「お祝い金2万円」という特典があり、業界でも屈指のサポート制度です。
合格実績と返金制度の両方を兼ね備えている点で、安心して受講できる講座といえます。

【目的別】おすすめの通信講座は？ランキングも！

ここでは、初めて学習する方向け・学習経験のある方向けの講座や、合格実績や安い順といった項目でのおすすめランキングを見ていきます。

初めて学習する方向け

初めて学習する方向けの通信講座は主に以下の3つです。

• アガルート 総合講義／総合カリキュラム フル
• スタディング 賃貸不動産経営管理士講座
• LEC 賃貸不動産経営管理士 合格フルコース

特にアガルートは、以下で詳しく見ていきますが80.7%（令和6年度試験）と高い合格実績を誇っています。

そのアガルートが提供する総合カリキュラムにはフルとライトがありますが、フルの場合頻出重要肢解説講座や直前答練などが含まれており、初学者の方でもしっかりと学ぶことが可能。

学習経験者向け

賃貸不動産経営管理士試験の学習経験者向けの通信講座は主に以下の3つです。

• アガルート 総合講義／総合カリキュラム（フル・ライト）
• 日建学院 短期集中Webコース
• TAC 総合本科生

特にアガルートが提供する総合カリキュラムは初学者から学習経験者まで多くの方が対象となる講座を提供しています。

こうしたことも理解した上で講座を検討すると良いでしょう。

合格実績のランキング

各予備校では受講生の人数を分母とし、それに対して何人合格できたかの合格率を公表している場合があります。

今回は、合格率としての合格実績を公表している予備校の、合格率ランキングを見ていきます。

予備校名	合格率（2024年）
アガルート	80.7%
スタディング	–
TAC	54.1％
LEC	–
日建学院	–
Kenビジネススクール	–
キャリカレ	–
全国平均	24.1%

調べたところ、予備校としての賃貸不動産経営管理士試験を算出しているのを確認できたのはアガルートのみでした。

アガルートは全国平均24.1%を大きく上回る80.7%の合格率を誇っており、また、3年間で618名の合格者数を誇っています。

こうした実績の観点ではアガルートが良いと考えられるでしょう。

安い順のランキング

予備校名	主な講座の料金(税込)
スタディング	19,800円
伊藤塾	39,800円
Kenビジネススクール	53,020円
キャリカレ	63,800円
アガルート	65,780円
総合資格学院	66,000円
LEC	82,500円
日建学院	88,000円
TAC	125,000円
賃貸管理士塾	189,000円

安い順で見ていくとスタディング が最安値となりました。

とにかく安く済ませたいと考えるならスタディング が良いと考えられるでしょう。

一方、ほとんどの人にとって予備校講座を受けるのはその資格に合格するため。

その観点では、安いか否かだけでなくその講座を受けることで試験に合格できるかどうかが一番重要であることを忘れてはいけません。

その点、上述の通りアガルートでは全国平均を大きく上回る合格率（80.7%）を誇っており、信頼性抜群。

そういった点も考えつつ自分にあった講座を選んでみてください。

賃貸不動産経営管理士講座10社を比較

	料金（税込）	合格実績	講義・特徴	教材	サポート体制
アガルート(総合講義)	43,780円	合格率80.7％（全国平均の3.4 倍）	不動産資格を知り尽くした講師がわかりやすく解説。フォロー制度も充実している。	総合講義、過去問、模試2回分と総まとめ講座からなる。	講師に直接聞ける「オンライン質問サービスKIKERUKUN」。合格特典として全額返金orお祝い金2万円がある。
スタディング	19,800円	2024年度試験合格者の声302件	近年の出題傾向から合格に必要な内容を凝縮。オンラインに特化。	WEBテキストのみで郵送される教材はない。	有料質問サービスあり。合格特典としてamazonギフト券2,000円分プレゼント。
TAC(入門総合本科生)	125,000円	合格率54.1％（全国平均の2.2倍）	合格に必要な分野を厳選している戦略的カリキュラム。	基本テキストは冊子に加えデジタル教材も。過去問トレーニングアプリあり。	メールで講師に質問ができ、よくある質問もデータベース化。
LEC(合格フルパック【Web通信】)	82,500円	2024年度試験合格体験記が4件あり	宅建士や不動産鑑定士などを手掛けたベテラン講師が中心。	市販もされている合格のトリセツシリーズを使用。	合格体験記執筆代5000円or3000円。
日建学院(短期集中Webコース)	88,000円	情報なし	映像授業に自信	WEB動画+市販の指定テキスト	FAX・メールによる質問制度あり
Kenビジネススクール(基本講座)	53,020円	情報なし	不動産系資格に特化	オリジナルアプリや市販もされているオリジナル書籍を使用。	質問制度の記載なし
キャリカレ（Cコース）	63,800円	情報なし	サポートが手厚い	オリジナルテキストのARアイコン読み込みで映像講義の視聴が可能。	不合格なら全額返金保証制度・質問無料・合格後は2講座目無料など
総合資格学院（本講座コース）	66,000円	情報なし	ポイントを押さえたわかりやすい講義	オリジナルの予想問題や、テキストと連動した過去問集	学習の進捗状況や不得意分野などを分析し、結果や具体的な対策をフィードバック
賃貸管理士塾（個別指導）	189,000円	情報なし	オンラインの個別指導を実施している	情報なし	回数無制限の質問対応や学習アドバイスなどのサポートが充実
伊藤塾（合格講座）	39,800円	情報なし	サポートが手厚い	オリジナルテキストのARアイコン読み込みで映像講義の視聴が可能。	講義は1コマ30分にまとまっているため、スキマ時間を使って学習しやすい

まとめ

今回紹介した予備校は以下の通り。

• アガルート
• スタディング
• TAC
• LEC（東京リーガルマインド）
• 日建学院
• Kenビジネススクール
• キャリカレ
• 総合資格学院
• 賃貸管理士塾（通信教育専門）
• 伊藤塾

賃貸不動産経営管理士の国家資格化以降、通信講座専門の企業や、受験予備校から通信・通学講座がリリースされています。

どの講座を選ぶかは、講座のわかりやすさに加え、テキストの内容、さらには各社が出している動画やWEBツールの使い勝手も大きなポイントになってきます。

講座の内容を総合的に確認することで、自分に合っているかどうか、しっかり検討することが重要です。

資料請求や、無料体験を通じて、サンプル教材を比較検討することが大事でしょう。

▼アガルートのサンプル講義

賃貸不動産経営管理士試験は、今後難化することも考えられ、合格するためには事前の対策が重要になってきます。

各講座の特徴を比較検討され、決めた講座で合格に向けて走って下さい。