当コラムでは賃貸不動産経営管理士試験の難易度や合格率について、最新年度の数値や推移も含めてみていきます。

また、大学入試に置き換えて考えた際の偏差値についてもみていきます。

賃貸不動産管理士はどの程度難しいのか?など知りたい方はご覧ください。

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賃貸不動産経営管理士試験の合格率!過去10年間の推移も

最新2023年度(令和5年度)の賃貸不動産経営管理士試験の合格率は27.9%でした。ちなみに、過去10年間の合格率は76.86%~27.7%で推移しています。

下記は過去10年分の賃貸不動産経営管理士試験の合格点・合格率の推移です。

年度受験者数合格者数合格点合格率
令和5年度(2023年度)28,299名7,894名36点(50問中)27.9%
令和4年度(2022年度)31,687名8,774名34点(50問中)27.7%
令和3年度(2021年度)32,459名10,240名40点(50問中)31.5%
令和2年度(2020年度)27,338名8146名34点(50問中)29.8%
令和元年度(2019年度)23,605名8,698名29点(40問中)36.8%
平成30年度(2018年度)18,488名9,379名29点(40問中)50.7%
平成29年度(2017年度)16,624名8,033名27点 (40問中) 48.32%
平成28年度(2016年度)13,149名7,350名28点(40問中)55.89%
平成27年度(2015年度)4,908名2,679名25点(40問中)54.58%
平成26年度(2014年度)4,188名3,219名21点(40問中)76.86%

令和5年度の試験では合格率は27.9%と、令和4年度と同程度の合格率となっています。

令和2年度からの国家資格化に伴い、問題数は40問から50問に変更されました。また、賃貸不動産管理業法の範囲が追加されており、難易度も上がっています。

合格率の推移:受験者数増加などにより合格率は下落傾向

賃貸不動産経営管理士試験の受験者数は年々増えています。令和5年度の試験の受験者数は28,299名合格者数は7,894名です。

そうした中、賃貸不動産経営管理士試験の難易度は、昔より上がっているのが現状です。

問題数が40問であった令和元年度~平成26年度試験においては、合格率の平均が約53.9点であるのに対し、以降令和5年度~令和2年度試験においては約29.2点であるなど、難易度(合格率)の上昇はデータから見ても明らかです。

このように、近年の合格率の推移を見る限り賃貸不動産経営管理士試験の難易度は上がってきていると考えられます。

賃貸不動産経営管理士講習者(5問免除)合格率

賃貸不動産経営管理士試験には、事前に講習を受けることで試験科目が5問免除になる制度があります。
下記は、管理士講習の修了者の合格点・合格率の推移です。

年度受験者数合格者数合格点(45問中)合格率
令和5年度(2023年度)11,449名3,700名31点32.3%
令和4年度(2022年度)11,306名3,475名29点30.7%
令和3年度(2021年度)10,390名3,738名35点36.0%
令和2年度(2020年度)8,671名2,925名29点33.70%
令和元年度(2019年度)6,882名2,641名25点38.40%

賃貸不動産経営管理士試験の講習受講者の合格率をみると、免除がない場合に比べてやや高い傾向です。

講習を受けるにはお金も時間もかかりますが、試験に合格できる可能性が高くなります。

少しでも合格率を上げるなら、講習を受けた方が良いかもしれません。

関連コラム:賃貸不動産経営管理士講習を受けて5問免除は活用すべき?合格率への影響は?

賃貸不動産経営管理士の試験範囲と合格基準

賃貸不動産経営管理士試験では、賃貸不動産経営に関する幅広い知識が求められます。法律、経営学、マーケティング、建物のメンテナンス、賃貸契約、税務など、多岐にわたるトピックが出題される可能性があります。

基本的な知識だけでなく、実際の経営シーンでの応用も問われることがあります。したがって、実務経験や実例をもとにした学習が有利となる場面も多いでしょう。

賃貸不動産経営管理士試験は、合格点(合格基準点)を取れれば合格となります。

賃貸不動産経営管理士の合格点は、合格発表時に公開されます。

90点取れれば必ず合格できる運転免許の試験などと違い、賃貸不動産経営管理士試験の合格点は毎年異なります。合格点の決定は、試験結果をもとに一定の合格率や合格者数をキープするラインに基づくのが一般的です。

出題範囲について詳細は、下記記事をご覧ください。

関連コラム:賃貸不動産経営管理士試験とは?概要と出題の傾向

賃貸不動産経営管理士の難易度は?

近年の賃貸不動産経営管理士試験は合格率30%前後です。

賃貸不動産経営管理士試験は合格率15~17%の宅建試験、8~10%のマンション管理士試験など、他の不動産関連資格と比べると、「難易度は高くない」といえるかもしれません。

しかし、合格率30%ということは、受験者10人のうち7人は不合格になっているということ。十分に対策しないと合格できない可能性が高いです。また、専門知識と実務経験を要します。

難易度は近年上昇している

前の章でも述べましたが、賃貸不動産経営管理士試験の難易度は上昇傾向にあるとされています。

実際、合格率の数値は近年低下傾向にあります。

これは一般に2つの理由があるとされています。一つは問題すが40問から50問に増えたこと。もう一つは国家資格化されたこと。

こうした変化がある中、賃貸不動産経営管理士試験の難易度は近年上昇してきています。

賃貸不動産経営管理士の勉強時間

賃貸不動産経営管理士試験合格に必要な勉強時間は、100~200時間と言われています。

賃貸不動産経営の実務経験を持つ人や、関連知識がある人、学んできた人は、勉強時間は短く済むでしょう。

関連コラム:賃貸不動産経営管理士の勉強時間は?独学の場合・勉強法も解説

他の資格と勉強時間や合格率を比較した場合

合格に必要な勉強時間と、合格率を比較することで、試験の難易度をイメージしてみましょう。

勉強時間を見ると、文系三大難関資格で不動産資格の最高峰である不動産鑑定士の合格に必要とされる勉強時間3000時間というのは、やはり際立っています。

よく比較される宅建の強時間は300時間です。

関連コラム:賃貸不動産経営管理士は宅建を持っていると有利?宅建士とのダブルライセンスについて解説

一方賃貸不動産経営管理士の勉強時間を100時間とすると、1日1時間勉強して3か月強必要ということになります。

賃貸不動産経営管理士は最短3か月から8か月ほどの計画を立て、無理のない勉強時間を確保すれば合格できる、他と比べて取得に取り組みやすい資格といえるでしょう。

また、合格率を比べても、賃貸不動産経営管理士試験はまだまだ合格しやすい資格といえます。

もちろん、試験に向けてしっかりとした準備や対策をしていく必要があることは間違いありません。

初学者の場合は100時間以上必要になる場合が多いですし、関連資格をすでに持っている場合は100時間より少なく済む可能性が高いです。

賃貸不動産経営管理士試験の偏差値は54以下

資格試験の難易度を大学入試の偏差値を元に分類したところ、賃貸不動産経営管理士試験の偏差値は54以下となりました。

まず大前提として、賃貸不動産経営管理士試験の「偏差値」を他の資格試験などと比較して算出することは難しいです。

しかし、難易度を比較する物差しの一つとして、資格試験の難易度を大学入試の偏差値を元に分類してみると、以下の表のようになります。

大学 偏差値 試験
東大、京大 68~ 司法試験・予備試験
早慶上智 65~67 不動産鑑定士・司法書士・弁理士
MARCH 60~64 土地家屋調査士・中小企業診断士・社労士・行政書士
技術士二次試験・通関士・マンション管理士・ケアマネジャー
日東駒専 55~56 技術士一次試験・宅建・測量士・管理業務主任者・社会福祉士・インテリアコーディネーター

※上記の偏差値は、資格試験の合格に必要な勉強時間と、大学受験での偏差値の数値を照らし合わせて作成しています。賃貸不動産経営管理士試験の難易度をわかりやすく知っていただくためのイメージとして参考にしていただけましたら幸いです。

この表は勉強時間を元に弊社が独自に偏差値を振り分けたものですが、ランク外ということで賃貸不動産経営管理士の偏差値は54以下という結果になりました。

偏差値54は、一般的に上位約35%程度に入る難しさとされます。

他の国家資格と比べると数字上は低く見えますが、一定程度の難しさは備わっていると考えられるでしょう。

賃貸不動産経営管理士試験は簡単すぎ?

賃貸不動産経営管理士試験は簡単すぎという声があるようです。

結論としては、賃貸不動産経営管理士試験は、比較的簡単ではあるが油断は禁物ということになります。
まず、資格試験の難易度を測る指標の一つとして「合格までに必要な勉強時間」があげられます。
例えば高難易度で知られる司法試験の予備試験(弁護士などになるための試験)に合格した人の勉強時間は3000~5000時間が多いとされています。

では賃貸不動産経営管理士試験の勉強時間はどの程度でしょうか?
賃貸不動産経営管理士試験に関しては、合格に必要な勉強時間は100〜250時間とされています。

予備試験と比べると10倍以上の勉強時間の差があるのがわかります。では、予備試験ほどではないにせよ一定の難易度を誇る資格と比較するとどうでしょうか?

賃貸不動産経営管理士試験は、よく比較される不動産系国家資格4種、通称四冠(宅建・マンション管理士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士)の中でも特に必要な勉強時間が少ないとされています。
宅建は300~400時間、マンション管理士は500時間、管理業務主任者は300時間とされており、いずれの資格も賃貸不動産経営管理士よりも合格に必要とされる勉強時間は多いです。

以上の通り、賃貸不動産経営管理士試験は、一般には合格は比較的簡単であるとされています。しかし、それでも最低100時間は勉強が必要とされており、いわゆる「一切勉強せずとも合格できる」類の試験ではないと言えるでしょう。

その意味でも、決して油断することなく勉強する必要はあると言えるでしょう。

まとめ

賃貸不動産経営管理士試験の難易度や合格点などについて解説しました。

試験は対策が必要ですが、現時点ではそこまで難しいものではありません。

今後さらに難易度が上がっていく可能性もあります。

興味があれば、早めに取得しておくことをおすすめします。

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