司法書士試験の会場はどのような場所が多いのでしょうか?また、選ぶことはできるのでしょうか?

司法書士試験を受験しようと考えている方にとって、このような情報は気になるのではないかと思います。

当コラムでは、司法書士試験の試験会場や選択できるかといった点について解説します。

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司法書士試験の会場はどこ?

司法書士試験は法務局または地方法務局が指定した場所で行われ、受験表に記載されます。

筆記試験では全国15ヶ所、口述試験では全国8ヶ所の法務局又は地方法務局の管轄区域内の会場です。

筆記試験を実施する法務局または地方法務局

東京、横浜、さいたま、千葉、静岡、大阪、京都、神戸、名古屋、広島、福岡、那覇、仙台、札幌、高松

口述試験を実施する法務局または地方法務局

東京(※1)、大阪(※2)、名古屋、広島、福岡(※3)、仙台、札幌、高松

※1筆記試験を横浜、さいたま、千葉または静岡で受験した場合の口述試験は東京で実施されます。
※2筆記試験を京都または神戸で受験した場合の口述試験は大阪で実施されます。
※3筆記試験を那覇で受験した場合の口述試験は福岡で実施されます。

口述試験の受験地は筆記試験の受験地から半減しており、筆記試験と口述試験の受験地や試験会場が異なる場合があります。

出典:法務省:令和7年度司法書士試験受験案内書

試験会場から離れた場所に居住している方は、試験会場近くに前泊し、交通機関に左右されることなく万全の状態で試験に臨むなどの戦略も検討すべきでしょう。

【令和7年度】司法書士筆記試験会場一覧

令和7年度の司法書士試験の会場は以下のとおりです。

場所会場名住所
東京早稲田大学早稲田キャンパス東京都新宿区西早稲田1-6-1
横浜慶應義塾大学日吉キャンパス神奈川県横浜市港北区日吉 4丁目1-1
さいたま獨協大学(東棟)埼玉県草加市学園町1-1
千葉千葉工業大学津田沼キャンパス千葉県習志野市津田沼2-17-1
静岡常葉大学 静岡草薙キャンパス静岡県静岡市駿河区弥生町6-1
大阪関西大学千里山キャンパス大阪府吹田市山手町3丁目3-35
京都同志社大学 新町キャンパス京都市上京区新町通今出川上ル近衛殿表町159-1
神戸甲南大学(学校法人甲南学園)神戸市東灘区岡本8丁目9-1
名古屋愛知大学名古屋キャンパス名古屋市中村区平池町4-60-6
広島広島工業大学専門学校広島市西区福島町2丁目1-1
福岡九州産業大学福岡市東区松香台2-3-1
那覇沖縄県青年会館那覇市久米2-15-23
仙台仙台第3法務総合庁舎仙台市青葉区春日町7-25
札幌TKP札幌駅カンファレンスセンター札幌市北区北7条西2-9
高松香川大学幸町南キャンパス香川県高松市幸町2-1
※「場所」をクリックすると、公式の試験案内を確認できます。

過去の試験会場をみると、主に学校や会議室といった場所が試験会場となっています。

司法書士試験の会場は選べる?

結論からいうと、司法書士試験の筆記試験・口述試験ともに試験会場を選ぶことはできません。

まず東京や大阪などの受験地につきましては、受験生の都合の良い場所を選択することができます。受験申込書に受験地を記載でき、この点については受験生が自由に選べます。

しかし、各都市に複数の試験会場がある場合、希望などは提出できず試験会場の選択は各法務局や地方法務局が指定を行います。

そのため試験会場の選択は法務局などに一任されており試験会場を受験生が選択することはできません。

自宅の近くなどに試験会場があっても、他の試験会場を法務局等から指定された場合には指定された試験会場で受験しなければなりません。

試験会場は、いつ決まる?

筆記試験の場合

筆記試験では例年5月頃に受験票が到着することで受験生に通知されます。

出願後法務局や地方法務局が試験会場の指定を行い、筆記試験の受験票に試験会場が記載されます。

願書の出願後1週間以内に受験票が届くこともあり、受験生は受験申込から短期間で試験会場を知ることができます。

口述試験の場合

口述試験では、例年10月頃に受験票が受験生のもとに到着することで、通知されます。

筆記試験合格発表後、口述試験の対象者に対し法務局や地方法務局が試験会場の指定を行い、受験票に試験会場が記載されます。

口述試験では受験票の到着から試験日まで時間がありません。

受験票が届いたらなるべく早く試験会場を受験するようにしましょう。

試験会場は変更できる?

自宅の都合の良い受験地や試験会場がある場合、変更を行いたいと思うこともあるかもしれません。

しかし、受験願書の申し込みを行った後は受験地の変更ができず、また試験会場の変更は一切認められていません

引っ越し等の事情であっても試験地の変更ができないので、遠隔地への移転が考えられる場合には、試験地の選択は慎重に検討していきましょう。

まとめ

以上で司法書士試験の試験会場についての解説を終わります。

  • 司法書士試験の受験地は、筆記試験の場合全国15ヶ所、口述試験の場合全国8ヶ所
  • 試験会場は筆記試験・口述試験ともに選択できず、近くに都合の良い受験会場があっても指定されら試験会場に行き試験に臨まなければならない
  • 筆記試験は例年5月、口述試験は例年10月頃に受験票にて試験会場が通知される
  • 受験申込後は受験地は変更できず、試験会場については一切変更が認められていない


司法書士試験について理解が深まったのではないでしょうか。

ぜひ参考にしてみてください。

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