受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験｜【2026年（令和8年度）合格目標】入門カリキュラム（フル・ライト）

宅建試験を目指した理由・契機

現在大家業を営んでおり、今後は法人化も目指しており、経営上の知識、知見を蓄える必要があったためです。

勤務先定年後の人生のために資格を複数持ちたいと思い、昨年の管理業務主任者、マンション管理士に続いて宅建士を活かしたいと考えたためです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

令和６年度マンション管理士試験のため、昨年アガルートの同講座を受講し、無事合格できたため、今回も躊躇わずにアガルート一択でした。

宅建のカリキュラムが充実し、テキストだけでなく、過去問集や模試、条文講座など多彩で、効率的に学習ができる点、通学ではなく、自分の時間を使えるところです。

合格体験記・学習上の工夫

昨年のマンション管理士講座同様、単元ごとにテキスト熟読と動画視聴を基本にして、一つの単元の後、すぐに過去問に取り組み、回答後に不明点や間違えた箇所はまたテキスト、動画に戻ることを丹念に繰り返しました。

一度だけでは問題を正解することもできないこともあり、解説、テキストを実直に繰り返すのみです。

テキストの保管として動画を視聴しますが、机に向かっている時だけではなく、移動中などのながら視聴や隙間時間でのアプリでの視聴などを習慣づけました。

小林先生の指導通り、1日5分でも勉強時間を確保することを意識していました。

宅建は暗記の量や範囲がマンション管理士試験とも比べて非常に多く、その点は苦労しましたが、過去問で次の単元に進む前に、前回解いて間違えた問題を翌日以降に再度見直すことで知識の定着に努めました。

小林先生がいつも端的にまとめてくれた表や重要な論点のスクショを印刷して机の前に貼って、常に目に入るようにするなど、学生の頃の受験勉強のようでしたが、これが記憶の助けになりました。

アプリのダウンロードなどはいつも学習できるので、本当に助かり、耳学問として役に立ったと思います。

杉田先生の条文解説も試験の論点を丸暗記するだけでなく、宅建業法の全体を理解することに役立ちました。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

テキストは無駄なことがなく、非常によくまとまっていると思います。一つの単元が当然ながら過去の試験範囲に特化した記載で、これだけ完璧に押さえれば合格できそうな気持ちになれます。

単元ごとのまとめの表や重要ポイントも適宜掲載されており、理解や暗記に役立ちます。

小林先生の講義は、とにかくメリハリがあり、時にはユーモアもあって、一人で視聴しながら笑いながら学習していたこともあります。

とはいえ、簡潔に大事な点を説明してくれるので、テキストと相まって、独学では決して理解できないと思います。

動画は10数分程度が多く、飽きずに効率よく学習ができると思います。と言っても簡潔すぎるのではなく、なぜそうなのか、と言った法律の理由や意味合いも講義してくれるので、丸暗記に頼らない、理解学習ができたと感じています。

上記の体験記に書いた通り、利用方法の基本は、テキストと動画視聴、過去問、解説と動画、テキストに戻る、という王道ですが、最も効果のあるやり方です。

動画の良いところはいつでもどこでも見たいところにアクセスできるということです。また時間のない時は倍速もして、要点だけ確認することもできます。通学やテキストだけの独学にはないメリットです。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

一つの単元終了後、すぐに過去問集に取り組みました。最初は正解することの方が少ないのですが、解答解説を読んでから林先生の動画を視聴し、記憶に叩き込みます。

林先生の講義は、単に答え合わせをするだけでなく、理由や周辺知識も教えてくださり、とても助かります。

民法など権利関係の問題では、林先生はまず問題文を図にすることの大切さを教えてくれました。これは非常に役に立ち、問題を理解する時間や解答するまでのプロセスの助けになりました。

過去問集は過去１０年分がカバーされているので、市販の過去問よりも充実していると思います。

最終的には各分野、過去問を6から8周したと思います。特に宅建業法は35条、37条書面関連や8種制限の分野は10周は繰り返したと思います。

択一解法テクニック講座のご感想・ご利用方法

工藤先生のテンポの良いお話が耳にスッと入ってきて、普段の学習とはまた違ったペースで良かったと思います。

理解学習や暗記ももちろん大事だと思いますが、なぜ間違うのか、なぜ得点できないのかなどに重点を置いた講座なので、試験ではこのようなアプローチも大事ですね。

独学だとなかなかこうした勉強もできないし、YouTubeなどの無料動画は講師やユーチューバーのキャラに偏った内容なので、アガルールのしっかりした構成に基づいたテクニックは、非常に目から鱗でした。

宅建業法逐条ローラーインプット講座のご感想・ご利用方法

マンション管理士試験の講座でも工藤先生の条文講座にはとてもお世話になったので、今回もこの講座があることが大変勉強になったと思います。

どうしても過去問を回すだけとか、テキストの暗記だけに陥りがちですが、やはり法律に基づく試験なので条文に立ち返ることは必要だと思います。

杉田先生は滑舌や話し方がとてもわかりやすく、頭に入ってきました。

ホワイトボードで図を書いて説明する場面もあり、理解が進みました。

ご自分の体験などのエピソードも交えて説明してくれるので、無味乾燥な条文が活き活きと感じられ、テキスト学習と相乗効果があったと思います。

時にはテキストなどでわからない箇所も、条文に立ち返ると理解できることもあり、この講座を用意してくれて本当にありがたい感じおります。

杉田先生は、３５条書面の雛形を実際に見たり、申請書に自分で書き込んだ方が良い、というご指導をしていただいたことが、私にはとても役立ちました。重説の記載事項は実際の書面サンプルを見て、記憶されたこともあり、皆さんにも本当におすすめです。

過去問答練のご感想・ご利用方法

過去問答練は6月末から7月にかけて取り組みました。それまでの全体の学習は一通り終わっていたため、分野別の過去問集とは別に、知識の定着の確認と、本試験スタイルでどこまで解答できるか試す効果もあると思います。

過去問集を何回もやってしまうと、正解を覚えてしまうこともありますが、過去問答練は順番がランダムで、かつ本試験同様のスタイルなので、初見問題としてもやる意義があると思います。

私は模試のつもりで解いたので、本番同様に時間を測ってやりました。

過去問集では解けた問題も間違っていたり、理解しきれていない問題もあり、勉強になりました。

動画の解説も理由や解き方を丁寧に解説してくれるので理解しやすかったです。

民法判例問題攻略講座のご感想・ご利用方法

私は判例問題は、それほど苦手ではなかったのですが、判例問題に特化した講座は他社や独学ではなかなかお目に描かれないので、全般的、体系的に解くこと、解説を聞くことが役に立ちました。

問題自体は過去問集とは違って、２回くらいしか回さなかったのですが、解法を小林先生はわかりやすく説明してくれるので、考え方やテクニックに至るまで、身につけることができたと思います。

できれば印刷されたテキストがあれば良かったと思います。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

去年のマンション管理士講座でもあったこのまとめ講座は、私にとって最後の集約のようなもので、この講座があって助かりました。

利用したタイミングは10月に入ってからの集大成として活用しました。

まず一問一答で知識の確認を必ず行ってから、動画を視聴しました。

動画を見ながら、林先生が強調する重要な点や、過去問で間違えた箇所、自分で覚えられないようなものを自分で書き込み、自分だけのまとめ集を作るつもりで進めました。

また付箋やマーカーなども活用し、辞書代わりとしても使えるように常に手元に置いて参照していました。

ページ数も薄いので、持ち歩きにも適しており、本試験の時はこの一冊だけが自分のバイブルのようなもので、よくできたテキストだったと感謝しています。

直前答練のご感想・ご利用方法

直前答練は9月頃に一気に通して５回分をやりました。この頃は実は分野別の過去問集もすでに何回も回していて、勉強のペースが少しだらけていた時期ですが、答練という形が５回もあるので、新鮮味があり、メリハリある勉強ができたと思います。

本試験同様の問題冊子なので、本番の感覚が身に付きますし、回答する順番はどうすれば解きやすいかも実証してみて、また時間も計測するなど、シミュレーションに徹しました。

先生の解説もよくわかりやすく、横田先生は絵がお上手なので、権利関係の問題の図解がわかりやすく、見やすかったです。

間違えた問題や理解できてなさそうな問題はテキストや通常の過去問集、まとめ集に書き込んで、リンクを貼れるように自分で工夫してみました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は10月上旬に行いました。実際の試験同様の時間の13時から時間を計り、マークシートの塗りつぶしの練習もかねて、取り組みました。問48の統計問題を真っ先に解き、それから法令上にうつるなど、本番想定することで、本試験でもペースがある程度できたこと、マークシートの塗り方や見直しの仕方が身についたと思います。

解く時間も結果をメモしたので、シミュレーション通りにできない場合の対応の仕方や、今年の本試験での時間配分の一助になりました。

復習はしっかり行い、本試験直前にも二、三回は見直しをして、不得意分野をなくすよう、努力したつもりです。

講師へのメッセージ

宅建講座は小林先生はじめ、アガルート精鋭の先生方がたくさんラインナップされており、非常に手厚くまた、飽きずに視聴することができます。各先生方は個性が豊かで、教え方やお話の仕方もわかりやすく、またおもしろいのでどの講座も飽きることなく、続けることができました。テキストも簡潔で試験に特化した作りなので無駄がありません。特にホームルームには、本当に勇気づけられたり、モチベーション維持に役立ちました。他の受講生の質問に気付かされたり、勉強にもなりました。質問も気軽にできますし、丁寧にすぐ回答していただけるため、助かりました。本当にありがとうございました。