受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

宅建試験を目指した理由・契機

定年後再任用になり仕事量も収入も激減した事をきっかけに、定年前は忙しくてできなかったテナーサックスの趣味の時間が充実したのは良かったのですが、逆に、定年後の仕事では、やりがいの上で違和感を感じる生活になってしまいました。
そこで、これまでの経験を活かし、関わる人を幸せにし社会に貢献でき、生活を充実させる事ができそうな業界をと考え、転職に向け不動産関係の資格取得を目指すことにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

昨年度初めての管理業務主任者資格取得の際は、WEBで工藤講師のテンポの良い講座を知り、アガルートの講座を受講したのですが、約半年間の長丁場にもかかわらず、終始、新しい知識が頭の中にすっと入りやすい内容だったと実感しています。
この経験から、今年で2回目となる宅建受験に向けては、失敗したくないとの思いから、工藤講師の講座に決めようと思い選択したのがきっかけです。
また、当講座は、冊子の配布とWEB聴講の両方で受講できるため、TPOにあわせ利用できるスタイルだった事が便利だと思った点です。
そのほか、通信講座という手軽さやコスパの良さ、合格お祝い金が有るのも魅力でした。

合格体験記・学習上の工夫

昨年度は、思い立って学習をスタートしたのが5月だったのですが、どうせ目指すなら宅建士、マンション管理士、管理業務主任者のトリプル受検をと思い学習を進めてみると、仕事をしながら時間を確保するのがなかなか難しく、あと少し詰めの時間が足らず、惜しいところで取りこぼしてしまいました。
結果的には管理業務主任者のみの合格となり、どっと落ち込んだのが昨年の初めての試験でした。
昨年度を思い返してみると、気合で何とかなると甘く見ていたのかな、と振り返っていますが、やはり、仕事に時間を取られる者にとっては、知識の現状レベルと習熟進捗度を冷静かつ客観的に見極めつつ、しっかりしたスケジュール計画と進捗管理をやらないと、全ての受験が共倒れになってしまう、と実感しています。
逆に、うまく進行管理できれば、詰めの時間を効率的に確保でき、トリプル合格も可能だった様に思い返しています。
今年は2回目の受験で確実に資格を取得するため、受験を宅建士のみに絞り、しっかり学習スケジュールを立て、冊子とWEBを使い分けて学習し、リベンジ受験に取り組んだことで、幸い2回目で合格することができました。
2回目の今年は、先ず、自分の得意分野と不得意分野を再確認し、一番苦手で時間が掛かる法令分野に時間を集中させ、ベースの知識アップに取り組んだ事で、少し曖昧だった点の知識を補強する事ができた様に思います。
また、近年の合格点は上昇傾向にあり、目標を8割以上にする必要があると考え、それは合格後の実務での必要な知識を10割にするためのプロセスだとも思い、目標得点に向けて、取りこぼしを最小限にする戦略を立てました。
配点、難易度、苦手分野を踏まえ学習戦略を自分なりに考え、通勤時にはWEBで講義を聞き、夜寝る前の1時間は過去問に特化するなど、受講ツールの利用の仕方と時間配分を考えて対策を取った事が、合格に辿り着いた大きな要因のひとつになったかな、と思います。

演習総合講義のご感想・ご利用方法

WEBでの総合講義は、仕事を持ちながら学習する人には好都合で、ひとつひとつのチャプターが短い時間でコンパクトにまとめられているため、手軽に隙間時間に学習できるので、使い勝手が良かった様に思います。
また、苦手な箇所を容易に検索し、再生スピードを理解度にあわせ速度調節できるので便利でした。

一方冊子の方は、重要な箇所を朱書きにしてあるので、再確認時のチェックがしやすく、また、各チャプターの最後にはチェックポイントがまとめられてあるので、再度読み返した時に見やすい構成になっていたのが良かった点です。
特に、工藤講師が、とりわけ重要なポイントを指摘してくれるので、追記したり、マーキングをする事で、更に知識の定着につながった様に思います。
このチャプター毎のチェックポイントは、試験が近くなった時期に、総まとめ講座と合わせ、この頁に絞って利用しましたが、知識の確認にすごく役立ちました。
そのほか、学習の工夫としては、工藤講師もお勧めしている事ですが、試験直前1週間前に見返すポイント、1日前に見返すポイント、試験日に見返すポイントを、それぞれ冊子の対象頁に、色別の付箋を付けて準備したことで、試験直前期に効率的に確認ができた様に思います。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

総まとめ講座は、WEBでは林講師の巧みな説明と印象に残る話しぶりが特徴で、記憶に残り知識の定着が促進された様な気がします。
また、冊子の構成は、項目毎に見開き頁の右半分に総合講義をコンパクトに凝縮し、まとめてあるので、視覚的に一瞬で知識の確認ができ、総合講義学習後の振り返りに、もってこいの内容となっていて、試験直前期に大いに活用した教材です。

見開き頁の左半分には、5問から10問程度、短い文章の過去問が掲載されており、知識の定着や再チェックの際、使いやすい構成となっていて便利でした。
試験直前期、特に試験1週間前には、右の頁のまとめの内容をパラパラと見直すことで、忘れかけていた知識を再確認できたので重宝しました。

直前答練のご感想・ご利用方法

受講が進み試験が近くなった時期に直前答練に臨みましたが、取り組む前は、かなりできるんじゃないか、と思っていましたが、問のレベルは模擬試験より更にギアが上がった様に感じ、高をくくってはいけないな、と気持ちを再度引き締めてくれる良い機会になった様に思います。
また、過去問に出ていない様な問い掛け方をされると迷ってしまい、自分の知識に不安を感じ、つい間違いの選択肢を選んでしまう事や、知識としては解っているのに、問の文章の思わぬひっかけを読み飛ばしてしまい間違って回答しまうなど、ケアレスミスに注意しなければいけない、と改めて思う機会になった様に思います。
迷うことが多くなると、全問回答する時間が足らなくなってしまうので、自分の知識を信じて回答して行く決断も必要かな、と改めて認識できる機会になりました。
担当の横田講師の解説で、1問1問、間違いやすいポイントや回答のコツを教えて頂いた事で、受講終盤期における学習の補強になったと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

受講終盤に模擬試験をやってみると、選択肢のかなりの部分が解る様になり、そこそこ得点できているんじゃないか、とつい安心してしまいそうになりますが、目標とする8割には微妙に足りない事に驚かされます。
選択肢を2択までに絞れても、問がうまく作ってあり、長い文章の設問の正誤を精査するには、つい長考してしまいますが、短い試験時間の中では命取りになるので、長考となった分野は、知識の正確さを再度確かめなければ、と気付かされる良い機会になりました。
マークシートへの転記や回答漏れの確認時間を控除すると、1問当たりの平均回答時間は約2分の計算になりますが、これが結構短くて、1問1問に、あまり悩んでいては途中で時間切れになるので、本番に備え、50問2時間という感覚を体感する良いタイミングになっていると思います。
担当の林講師もアドバイスしてくれていますが、設問の並びは例年同じなので、自分の得意分野からはじめ、時間を稼いで、苦手分野に時間を配分する方が良いな、と実感しました。
私の場合、本番は、最後に時間の掛かる民法を残して、ここで時間を目いっぱい使って回答したことで、うまく行った様に思います。

自由記載欄

アガルートの講座は、他の会社の講座に比べ、安価で使い勝手が良いだけでなく、講師陣全ての説明が、テンポ良く丁寧で分かりやすくなっているので、お得な講座でした。
また、毎月のオリエンテーションでは、学習の進捗にあわせ、工藤講師がモチベーションの保ち方や、試験までの取組方、法改正のポイントなど、受講の進捗にあわせ、円滑な進行管理をして頂いたので、心強いサポートとなって支えられました。
お世話になり、ありがとうございました。