合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

司法書士試験を目指した理由・契機

30代を迎える目前、これまでのキャリアはこれといったものを築いてきておらず、人生の立て直しを図るために司法書士を目指しました。

司法書士は、地位のある資格であり、死ぬまで困らず働くことができるだろうと直感的に感じました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ  

インターネットで検索して一番上に出てきたこと、手の出しやすい価格帯であったこと、オール通信で時代にあった予備校だと感じたことです。

さらに、合格することで受講料が全て戻ってくると謳い文句があったので、「絶対に合格する」と決めていた私にはピッタリでした。

合格体験記・学習上の工夫

司法書士試験は一度目を通しただけで全て脳にコピーできる「天才」でない限り、「覚悟を決めて淡々と努力しなければ絶対に合格できない資格」だと私は実体験を元に感じました。

しかし、「正しい方向に、他のライバルより努力」すれば必ず短期で「合格」を掴むことのできる「資格」だとも思います。

私が司法書士試験に臨む上で大切にしていたことは3つあります。

①手を広げずに、決めたことを淡々と試験当日までやり続けること

②1日に、1日に前に進んだことをの振り返りと勉強時間の計測

③健康管理

です。

①色々な予備校が「これをやれば合格する」「この教材を重ねて購入しましょう」と宣伝文句を言いますが、正直なところ、基本のテキストを完璧にするだけでもかなりかなり大変です。やることを増やせば、知識がとっ散らかってしまい、試験当日に迷いが生じます。

しかし、やると決めた教材をとことん一途にやりつつければ、必ず知識が強固なものとなり本番当日に自分を助けてくれます。私は、正直救われたと思います。

②日々、勉強するときはストップウォッチのみ机に置いて勉強時間を計測してました!特にスマートフォンは気が散るのでなるべく目のつかないところにおくなど、工夫が必要です。

そして、1日の細かい小さなノルマを積み重ね、達成し、翌日も同じことをひたすら繰り返す、というのが大切です。小さな達成感を積み重ね、その積み重ねが最後の大きな達成感につながると思います。

③試験当日に高熱、寝不足、インフルエンザなどでは戦えません!この試験の12科目目は健康管理だと本気で思います!

入門総合講義のご感想・ご利用方法

私は、2023年合格目標の入門講座に2022年春頃に申し込んだのですが、心の中では、2022年7月に絶対合格するぞ!と意気込み勉強をはじめました。

最初に民法、会社法のテキストが送られてきたので、特にとっつきが難しい「会社法」の講座では大変お世話になりました。スケジュール的に2022年7月にアガルートの講座では間に合わないことが発覚したので、2022年ごろ、独学合格で有名な「オートマテキスト」を全巻購入し、アガルートの入門講座と「オートマテキスト」を併用して試験に臨みました。

入門講座の「会社法」に関しては、最初に「会社設立分野」から勉強しました。本当に無機質な「会社法」を理解し、最終的には大好きな科目になったのですが、そのレベルまでこれたのは「わかりやすい、易しい、丁寧、大事なことを強調して話してくれる浅野先生」の講義のおかげだと思います。

正直なところ、勉強を始めたばかりの時は「会社法」がわからなすぎで講座を20回ほど視聴したと思います。机に座りながら、移動しながら、ジムで筋トレしながら…様々なシーンで視聴を繰り返し、最終的には講義を聴きながら「テキストに描いてあった図」をイメージすることができました。

2022年の試験でも短期間の勉強で「会社法」は7/9、2023年合格年度では全問正解となりました。

そのほかに使用した科目は、「民法」「 憲法」「民事訴訟」「記述」などです。

記述式試験の「解き方」講座のご感想・ご利用方法

司法書士の「記述」は初めて問題を見た時は、書いてあることの意味がわからず、本当に自分はこのテストの「記述」を解けるようになるのだろうか…と感じていました。しかし、”記述の「解き方」講座”は、とても初心者向けで、手取り足取り…問われていること、膨大な情報から把握するべき事実、答えに書くことをシンプルに教えてくれます!

さらに、浅野先生が、手元を写してくれるので、どのように解放を使って記述を崩し答えに導いていくのかスタートからゴールまでわかりやすくイメージすることができます。

こちらは、特に司法書士の勉強初学者で、手も足もでない方におすすめの講座です。

難しいことを簡単にわかりやすく解説してくれます!

記述過去問の「歩き方」講座のご感想・ご利用方法

私は、記述の過去問の分析は新しく出される本試験の未知の問題を解く上で必須だと感じております!記述の分析になしに、本試験の記述に自信を持って臨むことは不可能なのではないか、と考えております。

こちらの講座では記述の解き方の基本の解放をベースに、実際の「過去問」を同じように解いていくのですが、本試験独特の問われ方、表記、気をつけるべきことを解説してくれます。

先生が解説してくれてることを素直に吸収し、その通りに解くスキルを身につければ、本試験レベルの問題も解けるようになると思います。正直、せっかちな私には丁寧すぎる講義だなぁと感じましたが、基本をしっかり身につけていきたい方にはおすすめです。「記述」に対するなんとなくモヤっとした恐怖がなくなると思います。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

司法書士試験の記述過去問講座は、正直過去問数が少ないと感じました。私は、アガルートの記述過去問数だけでは足りないと思い、パーフェクト過去問を中心に演習を行いました。

不動産登記、商業登記共に司法書士試験ではやはり過去問の焼き回しが多かったり、数年に一回でる論点(ex. 支店の設置、共同抵当権設定、新株予約権の発行など)がどのくらいのペースで出ているのか…分析し、約25年分ほどの記述過去問を解きました

私は、専業受験生だったこともあり、時間があったので解きまくることができましたが、働きながら兼業受験生で試験に向かう方は、アガルートの厳選した過去問量でも問題ないのかなぁ、とも感じます。いづれにせよ、記述の過去問を分析することは合格への近道です。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

私は、アガルートの答練では苦手な科目(私の場合、民法に苦手意識を持っていました)と、過去問の焼き回しが少なく、改正論点を問われそうな民事訴訟法、そして何が出るのか全く読めない憲法の答練を活用しました。

答練自体にあまり重きを置いていなかったので、全ての科目は実施しなかったのですが、やはり時間を計測して問題を解くと良い緊張感を感じることもできますし、ケアレスミスを防ぐ練習、5つのアシの中から正解へたどり着く練習にもなりました

一方で、答練の記述は本試験レベルではなく、また初心者向けでもなく微妙な問題だと直感で感じたためあまり解きませんでした。

私の記述対策は、オートマテキストの記述問題のやり込みと、パーフェクト過去問でした。

模擬試験のご感想・ご利用方法     

アガルートの模試は1回分だけ届いたのですが、その他の予備校の模試(会場受験を絶対にしたかったため、伊藤塾とTACの模試にお世話になりました)を受けました。

住んでいる環境や時間の縛りがある方にとっては、自宅模試は一つの選択肢かもしれませんが…やはり一年に一度、そして人生を左右する試験の対策、練習に自宅模試で対策は全くできないように感じます。

アガルートの模試は、択一で問われている改正論点のチェックと、記述で問題と答えをみて、論点を把握することのみにし、時間ももったいなかったため問題をガッツリ解くということはしませんでした。

また、その他の予備校は模試を受けると他のライバルの状況を把握できたと思うのですが、アガルートの場合そういったサービスがなかったので少し残念に思います。

司法書士試験合格を目指す方へのメッセージ               

司法書士試験は「絶対に合格する」と覚悟を持って臨み、「正しい方向に努力」すれば合格を掴める資格だと思います!!

もし、ふと「司法書士になりたい」と思い「司法書士になる」と覚悟を決めて日々過ごしていれば「合格」は向こうからやってくると思います。

どのテキストを使うか、やり込むかは相性もありますが、手を広げずに目の前の先生が言っていることを信じて自分を信じて進むことも大切です