受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験｜【2026年合格目標】中上級総合講義／中上級カリキュラム

社労士試験を目指した理由・契機

出産や育児、転職をした経験から、何か資格があれば今後の人生で想定していないことがあっても柔軟に対応できるのではないかと考えていました。大学生の頃労働法を勉強しており、また、現在の職業が社会保険に関わる仕事であったため、自分の知識や経験を活かすことができるのは社労士の資格であると考え、受験することにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

令和7年度試験で3度目の受験でしたが、1回目と2回目は同じ他社の通信講座を受講していました。他社の講座は習熟度別のカリキュラムではなく、同じ講師により同じ内容の講義で同じように受講してしまったため、マンネリ化し、結果2度目の受験も失敗してしまいました。アガルートは習熟度別のカリキュラムが用意されていて、テキストの網羅性の高さや、メリハリのある講義内容に惹かれてアガルートで受講することを決めました。

合格体験記・学習上の工夫

過去2回の受験の際はどちらも択一で40点を超えるがあと数点届かずという結果でした。問題の正誤の判断がある程度できていましたが、2択まで絞って間違えることが多く、演習が足りないのはもちろんのことなのですが、演習で誤った箇所を理解した気になっていたこと、演習の正誤を気にしすぎて問題の本質を捉えられていなかったことが大きな要因でした。 そのため、アガルートの網羅性の高いテキストを軸に、誤ったところを可視化することができる自分だけのテキストを作って、それを読み込むことに注力しました。そして、演習の正誤だけではなく、「なぜその肢が正しいのか（誤っているのか）」に重きを置いて、択一であれば70肢全てを復習の対象として、70肢についてテキストの該当ページを探し、周辺知識を確認していました。1回の模試の復習だけで1日以上費やすほど時間がかかりましたが、問題の本質を捉え、同じ誤りをしないために、丁寧に取り組んできました。 また、過去問やオリジナル問題集を解く際は、正誤ではなく、正誤の理由が正しいか、誤っているかを重視してきました。 その結果、補正の多かった令和7年度試験においても補正による救済を受けることなく、択一も7割近い点数で合格することができました。

中上級総合講義のご感想・ご利用方法

過去に受講していた他社の通信講座では、初学者と同じ内容で受講する必要があったため、理解していることを長々と説明され、育児をしながらフルタイムで働いている私には向いていませんでした。しかし竹田講師の講義は、重要でないことや、基本論点は「各自でご確認いただいて」と進み、重要論点はしっかりわかりやすく説明をされていて、そのメリハリのある講義スタイルは、私にはとても向いていました。チャプターが細切れの講義となっていたため、合間合間で講義を受けることができて、とてもよかったです。 また、評判の良い網羅性の高いテキストは、最初はその分厚さ・分量に圧倒されましたし、テキスト読みを軸としていたため、テキスト読みをする日はかなり億劫になることも多かったです。テキスト読みの精読は科目によっては10時間近くかかるものもありました。しかしテキスト読みを進めていくと、自分の理解していた気になっていたところが明確となり、時間をかけるほど確固たる知識へ変化していくことを実感していきました。 基本的に講義動画は1回視聴すれば充分なほど、テキストの内容が充実していました。他社の模試を受験したりしてきましたが、載っていないのは直近に発出された通達くらいであり、テキストの網羅性を実感しながら勉強を進めることができました。

選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

選択式集中特訓講座は、なかなか時間が取れなく、合間合間に利用していました。 また、「グルーピング」の手段は、今まで学習してきた中でその手段を把握していなく目から鱗で、受講以降の模試や本試験では明らかにわかる肢以外はグルーピングをした上で、回答を検討するようにしてきました。本試験でもグルーピングを行なった成果があり、割れが起こりやすい労一・社一でも基準点割れを起こさずに結果を出すことができるようになりました。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

科目横断整理講座は、講義動画を6月末に受講し終えてからは、時間を割いてまでは触れていませんでした。模試の復習や本試験直前に、気になったところのみを把握するために辞書代わりに使うくらいでした。総合講義のテキストに書かれていることが全てであるため、そちらを軸にしていましたが、各科目で微妙に異なる規定を比較・整理をするためにはとても重要であると考えます。その点がわかりやすくまとまっていて、テキストもコンパクトだったので、本試験の日も会場に持参して読んでいました。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

過去の他社の通信講座受講や受験経験から、最も重要視していた直前対策講座でした。複数年続けて受験をすると、1年前の内容と変わることころが多く、法改正があるとその内容から出題されやすいので、法改正の内容や出題パターンを予測しながら勉強をしてきました。 基本的には全て総合講義のテキストに法改正事項も転記していましたが、本試験直前には改めて法改正事項は確認して、何を出題されても怖くない状態まで持っていきました。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

個人的に社労士試験の中で最も鬼門なのが白書統計だと考えています。勉強時間をかけても出題されないことが多く、どう勉強すればいいのかわからないところです。 以前受講した他社の白書統計対策では、五肢択一の問題を実際に解いて、解説を受けるというスタイルでしたが、アガルートの白書統計対策は、実際にグラフを見て、自分で理解して感じたことを記入し、解説を受けるという違ったスタイルでした。重要性の高い統計をピックアップされていて、自分で実際にグラフを見て考えるという自分が抱いていた印象との違いを押さえながら講義を受けるのは、他社の白書統計対策よりも身につけやすいと感じました。

過去問マスター答練のご感想・ご利用方法

私は初学ではなく、発送された過去問マスター答練の本試験を実際に試験会場で受験したものが多かったため、実際に時間を測りながら利用はしていないのですが、初学の方なら、時間を測りながら実際に解くのが良いと思いました。 私は科目ごとにスポットで解いて、知識もれやあやふやなところを洗い出すために利用しました。そしてテキストに戻り、問われかたや実際の条文がどうなっているかを確認して、知識の更なる定着を図るようにしてきました。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

実力確認答練は直前期に知識を改めて確認するために利用しました。演習形式でありながらも、基本論点を押さえている答練だったため、解説を確認しながら、テキストに戻り丁寧に復習をしてきました。模擬試験のように自分の実力を科目ごとにはかることができるので、答練後のテキスト読みの比重を考える良いきっかけになりました。 講義動画は少し長めで、時間があまりなかったため、仕事の昼休みに倍速で視聴していました。講義動画は解答テクニックも披露されていたので、時間がない中でも確認してよかったと思っています。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は、当日の時間スケジュールに沿って実施しました。 条文どおりに出題されているが、内容だけを理解し、条文の文言そのものを押さえておらず、誤ってしまった問題がありました。改めて条文の重要性に気付かされる、良い出題であったと考えており、その後のテキスト読みのやり方を見直す良いきっかけとなりました。 実力をはかるのはもちろんのこと、時間配分を重視して解くことで、どんな問題が出題されても最後まで解き切ることを演習できたと考えています。

定期カウンセリングのご感想・ご利用方法

毎月電話によるカウンセリングがあり、池田講師には毎回励ましていただきました。自分のたてたスケジュール感がおかしくないかや、勉強の進め方、5月以降は実際に受けた他社の模試の点数を伝え、今後の勉強について相談しました。最後の8月のカウンセリングでは、「定期カウンセリングを受講している方のなかで、齋藤さんは合格できるラインにいる」と言っていただけたのがとても嬉しく、自信にもなりました。 安くないオプションですが、自分のスケジュール管理や自信、勉強を進める中でのペースメーカーだったと感じています。

講師へのメッセージ

アガルートの講師の皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。 今回ダメだったら撤退と決めていたため、背水の陣で臨んでおり、無事に合格することができてホッとしています。 本来であれば直接御礼をしたいところ、なかなかそういった機会がなく、残念ではありますが、いつか御礼をいうことができる機会があると信じて、頑張っていきたいと思います。 本当にありがとうございました。