受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験｜【2026年合格目標】中上級総合講義／中上級カリキュラム

社労士試験を目指した理由・契機

社労士試験を目指したきっかけは、FP2級の取得です。仕事でFP2級を志し、学習を進めるうちに、数十年ぶりの勉強がとても楽しくて、新しい知識が増える喜びを感じました。それまでは仕事、育児、家事で自分の時間を持つことがほとんどありませんでしたが、自分の時間で勉強ができることに大きな贅沢と充実感を覚えました。FPに合格した際には、もっと勉強したいという意欲が高まり、法律への関心が強いということに気が付きました。法律系で手が届く資格を探していたところ社労士試験の存在を知り、FPにもあった年金や、仕事で総務業務に従事し始めたこともあり、挑戦してみたいという思いが強くなりました。自分にはハードルが高すぎるのではという不安もありましたが、社労士試験を志すことを決意しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

社労士試験を志して、最初の2年間はフォーサイトの教材で学習していましたが、2年目にはほぼ同じ内容であるテキストや動画に飽きてしまい、直前問題集もほぼ内容でした。また、どうしても理解できない箇所は2年目も同じでした。そこで3年目は別の教材を探すことにし、情報収集している中でXを見ていたところ、受講相談に乗ってくださる方と出会い、アガルートを勧められました。理由はやはりテキストの分量で、かなりの過去問の内容を網羅していることが大きな理由でした。いろんな教材を比較している方だったので、アガルートにすれば間違いないと思い、受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

2年の学習を経て、自分に足りないものはテキスト読みだと痛感しました。これまではテキストを読むことがつまらなく、読むとすぐに眠くなったり飽きてしまったりするため、つい敬遠していました。しかしそれこそが2年間の不合格につながっていたのだろうと考え、3年目はとにかくテキストをしっかり読むことに注力しました。 先生方も推奨しているように、テキストを読む→問題集を1回解くという基本のサイクルを科目ごとに順番に繰り返しました。

アガルートのテキストは非常に分量が多く、果たして何周できるのだろうと不安を感じながらも、やるしかないと腹をくくり、できる限りの時間を費やして取り組みました。当初は5周するつもりでしたが、結果的には3周にとどまりました。それでも毎周繰り返す度に理解が深まっている実感がありました。特に、1周目では意味が分からなかった条文も、繰り返し読むことで新たな発見があったり、理解できる瞬間が増え、知識が定着していくのを感じました。また、過去問は問題の誤りの理由などを一つひとつ確認するように意識し、テキストの該当箇所に戻って確認するという学習方法を徹底しました。やはりこういった地道な取り組みが合格へとつながったのだと思います。

中上級総合講義のご感想・ご利用方法

中上級総合講義は一度だけ聞くと決め、全ての講義を1回のみ視聴する方針で臨みました。まず講義を通して全体像をつかみ、先生が話す中で記憶のフックになりそうな部分や、理解を助けると感じたポイントはその都度テキストに書き込みました。その後は書き込んだ箇所を中心に黙読し、講義内容とリンクさせながら知識を定着させるよう意識しました。フォーサイトの講義と比較すると1回あたりの時間は長く、正直この話は少し長いなと感じる場面もありましたが、倍速再生を活用することで時間的な負担はほぼありませんでした。また、一見すると無駄に思えるようなエピソードや先生の経験談が、記憶を呼び起こす手がかりになることも多く、結果的に役立つことも多かったように思います。テキストだけでは理解が難しいところや、制度の背景について、講義で丁寧に説明していただけたことで、知識が深まりました。内容が難しくて挫折しそうになりそうな部分も、可能な限り本質的な理解をしようと努め、その部分については講義を複数回視聴したこともありました。結果的には、全部とまではいきませんでしたが、大部分は理解できるようになっていたと思います。問題集もちょうど良いボリュームで活用しやすかったと思います。

選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

選択式集中特訓講座も講義は1回のみの視聴と決めて取り組みました。まず1度視聴して全体像をつかんだ後は、徹底的に問題演習に時間を割きました。2年目の試験では労一の選択式でわずか1点足りずに不合格となり、選択式対策が最も大きな課題であったため、この講座は大変ありがたかったです。最初は分厚い問題集を見て、かなりの条文が選択肢もないまま抜かれていることに驚愕し、軽く流す程度でよいかと考えていましたが、択一式は得点できる自信があったため、選択式対策こそ力を入れるべきと考え直しました。そこからはこの問題集をすべて解けるようになれば合格する！と信じることにし、試験1か月前から毎日1時間取り組みました。結果として本試験前にはほとんどの問題を解けるようになり、特に労一で点数を確保できたのは、この講座のおかげだと確信しています。ありがとうございました。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

科目横断整理講座は、正直なところあまり活用しませんでした。講義はすべて一通り1回視聴し、その後にテキストを1度読んだ程度です。そのあとは過去問や問題集を解く中で気になった箇所を確認したり、必要に応じて書き込みをするという使い方をしました。当初は試験当日に持参することも考えていましたが、最終的には他の教材を持っていくことにしました。それでも、横断的な知識整理では役に立ちましたので、納得のいく使い方だったと思っています。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

法改正対策講座も、正直なところあまり活用しませんでした。2年間の学習経験から、法改正部分はほとんどテキストに反映されていることが分かっていたため、特別な対策は必要ないと判断しました。また、法改正はその年に大きく狙われる可能性が低いことも理解していたので、講義は1回だけ視聴し、テキストも1度読み込む程度にとどめました。そのうえで、テキストに反映されていない箇所だけを自分で書き込む形で整理しました。それだけで十分な対応ができたと思います。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

白書対策講座は、選択式対策と並んで直前期に最も力を入れて取り組んだ講座です。特に労一の選択式で出題される可能性が高いことや、択一式で基準点割れするリスクを避けたいという思いが強く、掲載されている内容はすべて覚えるつもりで学習しました。他社の模試で出題された知識も随時書き込んでいって整理し、試験1か月前からは毎日30分ほどテキストを読み込み、統計の数字を繰り返し覚えることに努めました。最終的にはほとんどの数字を覚えることができました。また、試験当日にも持っていき、開始直前まで読みました。

過去問マスター答練のご感想・ご利用方法

過去問マスター答練は、今回は全く利用しませんでした。過去2年間の学習の中で過去問はすでに10回以上繰り返し解いており、過去2回の本試験も受験していたため、掲載されている問題については十分に対応できていると判断しました。また、過去問問題集にも同様の内容が網羅されていたことも大きな理由です。そして直前期は時間が限られていたこともあり、どうしても時間を割くことできなかったため、他の学習に時間を充てることにしました。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

実力確認答練は、最低でも3周はやり切ると決めて計画的に取り組みました。問題を解いた後は理解が不十分な箇所をそのままにせず、必ずテキストに戻って知識の定着を図るよう意識しました。3回解いても正解できなかった問題や、正誤の判断は合っていても理由が間違っていた問題はすべて付箋を貼り、正確に判断できるまで繰り返し解き直しました。目にしたことがある問題は本試験では必ず全て正確に解けることを目標に取り組みました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は、本試験と同様の時間に日曜日に解きました。その後、その日のうちに解答だけ確認し、数日かけて復習しました。復習は最低でも3回はしたかったため、繰り返し解き直し、実力確認答練と同様に、3回解いても理解が不十分な箇所には付箋を貼り、正確に判断できるまで繰り返し解きました。模試には特に法改正部分や一般常識対策で期待を寄せていたため、十分に活用できたと思います。難易度もちょうど良かったと思います。

講師へのメッセージ

ほとんどの講義をご担当いただいた竹田先生、一つひとつを丁寧に説明してくださり、大変理解が深まりました。 池田先生は条文のYouTube聞き流しを日課としていたため、そちらでとてもなじみがありました。あの講義は本当に良かったです。かなり条文を覚えられました。 松尾先生のホームルームは、さすがアナウンサーですので話し方や言葉の選び方がとても素敵で、聞くたびに励まされ、前向きな気持ちになれました。 そして、直前講座の平野先生は、私が特に苦手としていた選択式と白書対策で大きな支えとなりました。先生が6回目で合格したとお話しされていたのを聞き、私も6回までは頑張ろう！と励まされました。講師の皆さまのおかげでここまで続けることができました。心から感謝しております。ありがとうございました。