受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験｜【2026年合格目標】中上級総合講義／中上級カリキュラム

社労士試験を目指した理由・契機

体系的専門的な知識に裏付けされた仕事をしたい、それには資格取得は必須だと思ってきました。休日や平日夜間を勉強に費やす踏ん切りがなかなかつかず、気付けば50台後半。少子高齢化、働き方改革など時代の変化から、社労士の仕事は今後益々重要になると思い、チャレンジへの決意をしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

情報収集したり、市販の書籍をみるなかで、働きながら合格するには、独学ではやはり難しいだろうと思い、また友人からも初回は独学でチャレンジしたが不合格で、2回目は通信講座を利用し合格したと聞いていたこともあり、通信講座を利用することにしました。初回は他の通信講座を利用しましたが、不合格。不合格の原因を自分なりに分析すると、同じ通信講座では合格は難しいと判断し、再チャレンジに当たっては、カバー率の高さ、テキストの完成度、講師の先生の講義方法などから、アガルートを選択しました。

合格体験記・学習上の工夫

1回目不合格の原因は、条文の書きぶりをおろそかにし、内容を理解していればいいと誤認識していたため、内容の理解は勿論、条文独特の表現になっているものは条文を暗記するよう心がけました。また、雇用保険、社一、労一、白書対策等に手が回らずと、苦手科目を残してしまったことも原因であり、早い段階から、科目まんべんなく時間を使えるよう、計画を立て取り組みました。

平日は勉強時間の確保が難しいことから、早朝2時間と通勤時間をあて、満員電車となる通勤時間には苦手科目集中で、講義動画を音声で聞き、何度も何度も苦手な項目を動画聴取しました。休日は前半半年間は６〜７時間、後半半年間は８時間を目標にしました。苦手科目をなくすために、1週間のうち、半分の時間は社会保険科目、残りは労働科目として、これもスケジュール管理し好きな科目ばかりに時間を費やさないよう徹底しました。

勉強方法は基本的なものですが、講義動画を聞き、テキストを確認し、単元ごとに問題集をやっての繰り返してす。やっては忘れ、やっては忘れの繰り返しで、本当に覚えられるかのか、最後まで不安でしたが、ホームルームを聞くと、皆同じ悩みなんだと実感し、とにかく少しでも多く繰り返す、回転させることを心がけました。

配点の高い年金科目、労基、雇用保険、労災はテキスト、問題集は５回転以上出来たと思いますが、安衛、徴収、労一、社一は３回４回がやっとでした。その分、講義動画を通勤時間、勉強する気が起こらないときに聴取し、少しでもカバーするよう心がけました。

中上級総合講義のご感想・ご利用方法

特に印象深いのは、法律は独特の言い回しがあるので、条文に沿って暗記、理解する事の大切さを教えて頂いたこと、実務でのよもやま話をお教え頂いたことで、より興味がわいたこと、理屈や背景を説明頂いたことでより理解が深まったことです。

1回目のチャレンジて利用した通信講座では、ただテキストを丸読みするだけで、今思えば、テキストを読むだけなら講義などいらず、テキストのどこが重要か、なぜ重要か、頻出のところはどこか、そのようなコメントがとても重要であることに気づきました。講義は、いずれも最低３回は聴取しました。どうしてもわからない、なぜ、というところは質問制度を利用して確認させて頂きましたが、回答では、条文には立ち返ることが重要とコメントを頂き、まずは分からないときは、条文をより深く読み込むことを実践しました。条文を読み込まなかった、このことが1回目のチャレンジで失敗した主な原因であったと実感しました。学習上の工夫にも書きましたが、講義動画は往復の通勤時間に特に苦手科目を中心に聞き、また、やる気の起こらない時間には、講義動画を聞くようにして、目標とする勉強にこだわり取り組みました。講義の質の高さが、合格の主因であると感謝感謝です。

選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

1回目のチャレンジでも選択式は合格点をクリアでき、選択式は条文を読み込み、白書対策をしっかりすれば大丈夫だと感じていたので、選択式は講義は聞き流す程度で、問題を解くことを主に取り組みましたが、２回転するのがやっとでした。選択式の取り組みについては、自分に何が足りていないかを判断の上、自分あった取り組みが出来たと思っていますので、講座の利用は限定的でしたが、時間配分を考えた中、妥当であったと思っています。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

科目横断整理は、暗記してもすぐ忘れてしまう事項の集まったもので、しかも頻出事項も多く、最後の２ヶ月は、毎日朝夜各15分繰り返し繰り返し暗記しました。講義は２回転あとは、朝夕テキストの暗記を徹底しました。強制適用事業か否か、適用除外、給付制限、不服申立て、時効などは、各テキスト毎に覚えても、実際には頭が混乱してしまうため、科目横断整理での暗記は不可欠ではないかと思いました。また、科目横断整理テキストは、市販の横断整理と違い、特に重要なテーマに絞られており、テキストも薄く、徹底して覚えるには容量として最適のように思います。これ以上の容量だとなかなか消化出来ないのではないか、そんな最適な厚さだと思いました。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

法改正講座は、多くの項目はすでにテキストに反映されていることもあり、講座動画は1回見て、あとは法改正テキストを読み、各テキストに反映されていないところを中心に、３回程度読み込み、確認をしました。数字の改正などは、各テキストに書き込み、法改正テキストをなるべく確認しなくてもわかるよう、なるべく各テキストに書き写すようにしました。一度覚えた数字を、改めて暗記し直すのは、なかなかしんどいものですが、皆同じことをしてる、そんな感じて、暗記に努めました。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

1回目のチャレンジでの敗因の一つが、白書対策がほとんど出来なかったことだったこともあり、白書対策には比較的時間を割きました。とは言えなかなか、テキストを見ても興味がわかなかったため、講義動画を通勤時間に繰り返し繰り返し見ることを中心にしました。先生の言葉が頭に残るまで講義動画を見て、最後の一、二週間でテキストを暗記していくようにしました。白書対策にある程度時間を割いたのは、今回合格出来た要因の一つと思います。

過去問マスター答練のご感想・ご利用方法

1回目のチャレンジでの敗因の一つが、通して過去問をやる時間的余裕がなく、特に択一式について、一問一答だけの取り組みではわかならい個数問題の難しさなどを理解していなかったことがありました。そのため、過去問を試験当日と同じようにすることは、必須と思っていましたが、結局、なかなか時間的余裕がなく、過去問は1年分を一回解いてという程度しかできませんでした。いま思うと、過去問の取り組みはとても大切なことで、何が自分に足りないかを確認把握する大切な機会であったと反省せています。やはりスケジュールを立て、計画に取り組まないと、テキストの読み込み、問題集を解くだけで精一杯になってしまうので、暗記が七合目でも、過去問をやる時間を確保する必要があったと思っています。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

実力答練も過去問マスター答練に記載したこととほぼ同様で、ほとんど手をつける時間的余裕はありませんでした。しかし、昨年、今年の試験の傾向や難問化度合いを考えると、テキストに載っていない、いままての傾向と異なる問題も出始めており、実力答練、予想問題などを解いて、試験本番への耐性を鍛えていくことも大切だと、試験後に実感しました。やはり、暗記６合目七合目であっても、実力答練２取り組む時間を作って、自分に足りないものを確認することが大切であったと反省しました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模擬試験は、全く手つかずで、時間的余裕なく、暗記七合目でやっても無駄だろうと、勝手な思い込みで、一度もやらずに本試験を迎えました。試験後の７年度試験講評の中でしたでしょうか、先生が択一式最初の労災の問題は、意地悪な問題である傾向もあり、いきなりガックリすることもある、とおっしゃっていました。今年の試験でもその通りで、覚えているようで、曖昧であった箇所を突かれていて、試験冒頭から気分がダウンしました。やはりこの辺のことを考えると、本番に慣れておく、自分なりに解く順番を考えておく、そんな試験テクニック的なことが、最後の一点二点に大きく関わってくるんだと、実感しました。そういう意味で、模擬試験に取り組むことて、試験で難し問題が出て、冷静さを失なわない術を持っておくために、大変重要なことであったと、反省することろです。

講師へのメッセージ

先生の熱意ある、実務を交えた講義、ときに励まし、ときに厳しい言葉は、1年間の取り組みの支えとなりました。他の通信講座では、２回目のチャレンジで合格出来なかったと確信しております。本当ありがとうございました。今後も社労士試験は難問化の流れなのでしょうか。そうであれば、益々先生のアドバイスは受験生のエネルギー、支えになると思います。