受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験｜【2026年合格目標】基礎講義＆総合講義／入門総合カリキュラム

社労士試験を目指した理由・契機

元々ファイナンシャルプランナーの資格取得の勉強をしており、CFP試験の科目の1つである「ライフプランニングとリタイアメントプランニング」で社会保険制度について触れる機会がありました。生きていくうえで関わりを避けて通れない社会保険ですが、普通に暮らしていたら中身を詳しく知る機会が意外とないものだと実感し、より深く勉強してみたいと思ったことがきっかけでした。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

受験を決めてから、社労士試験についてネットでひたすら情報収集する中で、どれを見ても範囲が膨大であることが共通していました。暗記にはある程度自信があったので、テキストのカバー率が非常に高いアガルートの講義で一発合格を目指そうと思い選びました。

合格体験記・学習上の工夫

前年のFP1級実技の試験が一段落した10月から学習を開始しました。本試験までの期間が1年に満たないということで不安もありましたが、アガルートの合格体験記には自分よりも短い期間で一発合格された方がたくさんいらっしゃったので、私にも出来るはずと信じていました。 働きながらの勉強はFPの資格取得時から慣れていましたが、社労士試験の勉強はFPの何倍も奥深く、過去問を解いて慣らしていくという勉強方法は私には通用しませんでした。学習を始めた10月には既に総合講義が開始して1月くらい経過していましたが、遅れをとったら後からさらに焦ると思い、まずは総合講義のペースに追いつくことを目指していました。追いついてからはどんなに仕事が忙しい時期があったとしても、次の科目のテキストが揃うまでには講義の視聴と過去問2周はできるように調整していました。総合講義が良いペースメーカーになっていたと思います。

これまでの合格者の方の体験記では、「一般常識」、「判例」「選択式」に苦戦したという情報が多いと感じていました。選択式の1点に泣いたという情報もよく目にしたため、穴埋め式の問題が解けるスマホアプリを総合講義と並行して活用していました。一般常識は範囲が膨大だったため、白書講座が始まる前から、統計を取り扱ったXのスペースに参加していました。白書対策講座でより押さえるべきポイントが明確になり、早めに取り組んだ効果を実感できました。また、判例については選択式、択一式ともに近年出題が増えてきていたので、総合講義テキストに掲載のある判例は徹底的に読み込みました。重要な語句が分かりやすくなっているので、何度も読み込むことである程度のパターンを掴むことができました。今年の本試験の選択式でも判例はたくさん出題があり、テキストに掲載がないものもありましたが、パターンを掴んだことで苦手意識なく解くことができました。 本試験は本当に難しく、午前の選択式が終わった時点で放心状態でしたが、絶対に答え合わせをしてはいけないという先人の教えを守り、午後の択一式に集中して取り組むことができました。択一式もさらにまた難しかったですが、結果的には何とか一発合格することができました。

基礎講義のご感想・ご利用方法

勉強を開始したのが前年の10月だったため、既に総合講義が始まっている期間でした。それでも基礎講義を1周は聴講しようと思い取り組んでいましたが、総合講義がその間にもどんどん進んでいくためかなり焦っていました。毎月のホームルームの際に、講師の先生から「最近受講を開始した方は基礎講義を飛ばして今すぐ総合講義に取り掛かってください」との明確な指示があったため、思い切って基礎講義を飛ばすことができました。

ただ、基礎講義の中で紹介されていた池田先生の「語呂合わせビジュアル」は、その後の学習の中でも非常に重宝していました。暗記にはある程度自信がありましたが、社労士試験の範囲は想定よりも膨大だったため、記憶に残りやすい暗記方法には助けられました。

総合講義のご感想・ご利用方法

アガルートの総合講義テキストは非常に厚く、とても情報量が多いです。最初はボリュームに圧倒されて消化できるか不安でしたが、竹田先生の分かりやすい講義のおかげでサクサクと進めることができました。

進め方としては講義章ごとに1回視聴した後、該当する範囲の過去問テキストで問題演習、分からない問題や間違えた問題のポイントを総合講義テキストで再確認するという方法をとりました。1つの科目のボリュームが多いので、科目ごとに講義視聴が終わってから過去問を解いていると、最初の方の記憶が抜け落ちていきます。ある程度まとめて講義を視聴したらすぐに過去問を解いてみることをオススメします。 総合講義を一通り終えたのがゴールデンウィーク手前でした。その間もどんどん以前にやったことを忘れるので、記憶を保持することが課題となっていました。その際に重宝したのが、総合講義テキストに掲載されている図表です。総合講義テキストは文字だけでなく、図表で簡潔にまとめられている部分があります。その図表をカラーコピーしたものをファイルにまとめ、会社の昼休みに毎日見るようにしていました。本当はテキスト精読を何度もすることで記憶を定着できれば良かったのですが、働きながらの勉強ということもあり、なかなかその時間を取ることができませんでした。暗記は見る回数をできる限り増やすことが重要だと考えていたので、図表には大変助けられました。

選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

選択式集中特訓講座では、特に目的条文の対策をしていました。目的条文は試験対策上欠かせないという認識はありましたが、結局6月頃まで手付かずの状態となってしまっていました。時間がなかったので就寝前にアガルートYoutubeチャンネルで公開されている松尾先生の「目的条文聞き流し動画」と一緒に音読し、ある程度定着してから選択式集中特訓講座の問題集に着手しました。講義では「ただ単に暗記」ではなく理由づけを説明されていたので定着を深めることができました。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

「横断学習すると模試で良い点数を取れるようになった」という合格者の方の情報も見ていたので、ゴールデンウィーク明けから5月いっぱいの間は科目横断整理講座に取り組んでいました。新しいことを吸収するわけではないですが、10科目の総合講義を終えた直後でかなり頭の中が混乱している時期でした。科目ごとに似ているようで細かい部分が違う箇所がたくさんありますが、科目横断整理講座のテキストはコンパクトにまとまっているので記憶が曖昧な箇所もすぐに確認することができました。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

法改正については、総合講義の中でもほとんど網羅されていたのでそれほど焦ってはいませんでした。ただ、法改正部分は試験でも狙われやすいと聞いていたのと、法改正部分はあまり過去問がないため、自分でどこまで対策するべきか迷っていました。法改正の講義やテキストはコンパクトにまとまっているので、直全期の時間のない中でも余裕を持って1周することができました。また、特に狙われやすい部分などが★マークでレベル分けしてあったため、メリハリをつけて学習できたのが良かったです。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

白書や統計は労一・社一対策の中でもかなり後回しになっていました。最新の情報がどんどん変わるため、過去問でも対策しづらい部分でした。自分で手をつけようにも何からしてよいか分からなかったため、まずは素直に白書対策講座の講義とテキストに取り組みました。講義では数字を予想してみる時間が多くとられており、白書対策の基本が分かったような気がしました。この講座ですべてが網羅できるわけではないと思いましたが、基本がわかったことで、白書・統計の暗記すべき部分と考えて取り組むべき部分が把握できたような気がします。

過去問マスター答練のご感想・ご利用方法

過去問は過去問テキストで何度も解きましたが、実際の試験形式になっているのが良かったです。過去問テキストは1肢ごとに正誤判断する形式ですが、本番では5肢の中から1つ◯か✕を選ぶものが多いです。どの肢から読んでいくべきか、◯✕記入の残し方など、本番どう解いていくかの予行演習に利用しました。また、一通り本番形式で解くことで、時間の感覚を身につけることもできました。特に択一式は350肢を3時間半で解かなければならないので、通しで解く練習をしていないと集中力が持ちません。慣らしという意味でとても役立ちました。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

本試験より少し難易度は低めに設定されているということだったので、総合講義が一通り終わったゴールデンウィーク明けに解いてみました。結果は半分くらいの正答率だったため、まだまだ学習が足りていないことを実感できました。また、解説講義の中で、択一式の5肢形式の解き方について池田先生から説明がありました。それまで1肢ごとに解いていたので、5肢形式ならではの解き方や本試験での時間節約方法は大変参考になりました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

他社の模試もいくつか受けましたが、やはり受講しているアガルートの模試がどのくらい解けるのか気になっていました。横断学習も終わった7月中旬頃に取り組みましたが、私が受験した他社の模試より難易度は高かったです。本試験並みかなとその時は思っていましたが、実際の本試験はさらに難しく感じました。本試験は近年では難化傾向と言われているので、解いたことのない難しめの問題に触れておく機会があって良かったと思います。

講師へのメッセージ

約1年間本当のお世話になりました。 直接お会いしてお礼を言える機会があれば嬉しかったですが・・・。 ありがとうございました。