受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験｜【2026年合格目標】基礎講義＆総合講義／入門総合カリキュラム

社労士試験を目指した理由・契機

30歳という節目のような歳になり現在働く業界以外で働きたいと思い、なにか資格を取ろうと思い本屋に行ってどんな資格があるか参考書等を一通り見ました。社労士は、自分の中で一番身近に感じ楽しそうだと感じたのと、これから働く上で持ってて絶対に損のない知識だと思ったので受験しようと決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

試験まであまり時間が無かったので、独学や通学の選択肢はありませんでしたので、「社労士　予備校　合格率」で検索した覚えがあります。アガルートは合格率がトップクラスで、かつ、私はデジタルよりも紙のテキストや問題で勉強したいと思っていたのですぐ申し込みました。「2025/社労士試験/入門総合カリキュラム/フル」の一つで基本法令、法改正、白書が完結するというのも魅力でした。

合格体験記・学習上の工夫

法律に触れるのも初めてで、しかも私にはとにかく時間がありませんでしたので、戦略的に勉強しないといけないという意識で毎日過ごしました。社労士試験は基準点が存在する、かつ全員の平均で基準点が引き下がる可能性がある試験なので、裏を返せば全科目について受験生ができる問題を絶対に落としてはいけない。つまり、基礎は確実にする必要があるとわかりますので、それを念頭において勉強を進めました。

勉強はアガルートテキスト・過去問・スマホ単語帳を使い、テキスト過去問は数えてないですが5周以上、単語帳は各科目20周以上しました。過去問で出た問題かつ周辺論点は確実に落とせない知識なので、最終的に過去問正答率は100％まで仕上げました。

アガルートのテキストはボリュームがありますが、発展論点以外を最終的にすべて覚えることを最終目標にし、毎回これをすべて読むのではなく重要そうなところから段階的に覚えていくことにしました。過去問などを解きながら重要度を自分で考えながら進めたのが良かったと思っていて、絶対に落とせない知識とそうでない知識の区別が瞬時につくくらいにはなり、試験を解きながら捨て問なのかどうかなど見極めて体力温存したり色々役に立った気がします。アガルートのテキストは過去に本試験に出た知識がテキストに年数とともに掲載されているので重要度も直感的にわかりやすかったです。

過去問や模試で間違った箇所は、なぜ間違ったのか必ず考えました。理由によって対策が変わると思ったからです。そもそも覚えていないのか、他の知識と混ざったのか、科目横断できていなかったのか、何が論点かわからなかったのかなどがあると思います。これを丁寧に一個ずつ潰していくことが確実な知識を積み上げていくと思います。

単語帳について、二周目以降に覚えてなかった重要な論点を、スマホの単語帳に問題を作りました。この単語帳は絶対毎日1科目解くというのを試験日まで続けました。最初の方は明らかに重要な論点（過去に何度も出題されていて太字になっている）を抜粋して覚えていきました。重要なのは長期記憶にさせる知識の順番です。確実覚えたものが増えると、過去問も確実に解けるようになる実感がありやりがいがあり続けることができました。

判例について、アガルートのテキストにはかなりの量が掲載されているのでかなり読み込みました。最初は判例を理解するのは難しかったのですが、何周かするうちに法令も理解できるようになってきて何条が争点であるとか選択式で抜かれそうな単語などを意識して読みました。

基礎講義のご感想・ご利用方法

私は法律の勉強が初めてだったので、社労士試験の全体像や、池田先生のユニークな語呂合わせもあって総合講義受ける前に受けて良かったと思います。難しいところなどは総合講義でやるから省いてあったので。各科目ちょうど良い量と難易度で法律の勉強最初から挫折せずに済みました。進め方について、まずは基礎講義を受けながら、並行して過去問を読みました。解くのではなく問題と解説をざっと読むという感じです。これはあくまで科目ごとの試験の傾向を知ることが目的です。また、今後できるだけ講義を受ける時間を短縮したかったので倍速再生で1.8倍にあげても話してる内容がわかるくらいに耳が慣れるまで徐々に速くしていきました。ホームルームで時間なければ基礎講義飛ばしてとのことでしたが、時間無かったけど私は受けてよかったと思います。

総合講義のご感想・ご利用方法

まずテキストが届いてその分厚さに驚きましたが、これを覚えれば立ち向かえるというモチベーションになりました。全部を一気に消化するのはとにかく大変なので、細かい行政通達や※などは後回しにして、まずは講師が線を引いたところや太字部分など重要そうなところを固めてから細かい知識に手を付けました。細かい知識は、過去問をやって間違えてテキストに戻ると書いてあるを繰り返してたら覚えたというものが多いです。

総合講義テキスト一周目は、正直ほとんど何も覚えてませんでした。講師が説明していた箇所や太字の部分を中心に、分からなくてもとにかく前に進むという意識で進めました。二周目から事前にテキストを読まないで過去問を解こうとしたのですが、思いのほか何も覚えていなかったのでテキストを見ながら過去問を解きました。三周目以降は過去問→テキストの順番で進め、気分転換にテキストを後ろから読んだり過去問を後ろから解いたり色々しました。三周目しても分からないことは分からないままだし、もちろんようやく理解できたことも多くありました。繰り返し質高く過去問テキストを周回することでどんどんわかるようになり、過去問も99％できるようになると自信につながりました。

竹田先生は社労士の実務経験もあるとのことで、たまに交える実務の話やたまに講義冒頭の雑談も本当にちょうど良いボリュームで良い息抜きになったりした覚えがあります。話し方も癖なく本当に分かりやすかったです。労働一般常識の科目はかなり法律が多いので、竹田先生が各科目ごとによく出るとか最近出ないとかコメントしてくださったのでそれをメモして、その通りの比重で勉強したりもできたのでそのあたりも要チェックだと思います。

選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

一通り択一式も完成してきたかなと思っていたころに受けたのですが、この講義を一周してみてまだまだ抜けている知識があり、選択式はより正確さが求められると実感することができました。後で見返したい問題に付箋を貼って定期的に見返したりして知識定着に活用できました。また、冒頭で選択式の解き方講座がありましたが、目から鱗のような内容で国語力の皆無な私にはかなり使えるテクニックだなと感じたので、選択式を解く際には前後の単語など意識するようになりました。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

目的条文の横断整理について、かなりクオリティ高く助かりました。自分で目的条文を毎日穴埋めでやっていたときに本当にこれで覚えているのか不安に思っていたので、混ざりやすい単語などで条文の意味を理解しながら教えていただけて長期記憶につながりました。講義自体そこまでボリュームがあるわけではなかったと思うので、直前期でも真っ先に受けたい講義かと思います。目的条文以外の科目横断は常に自分でやっていたので復習や辞書のように活用しました。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

前年度の改正前の法律を知らなかったので、改正点がどこなのかを把握することを重きに視聴しました。改正点を総合講義テキストに書き込もうとしましたが、ほとんど反映済でしたので、反映できていないものを書き込みました。2025年は雇用保険の改正が多かったので細かい行政通達も一通り読みましたが、重要そうなものだけ総合講義テキストに書き込むようにしました。

法改正は狙われやすいと言われていますので、どこが改正点かを知ることでテキスト読みの時に特に注意して読むようになったので、できるだけ早めに受けて良かったと思いました。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

はじめて厚生労働白書を検索してみたときに膨大な量に圧倒されたので、白書対策講座でかなりコンパクトにまとまっていたので助かりました。また、過去の選択式に統計名なども出ていたので、統計名と統計の内容なども重点的に覚えるようにしました。

テキストの最後に問題がついていたので、そこの余白に自作の問題も適当に作ってそれを何周もして大体の数字の感覚を覚えました。白書統計については、受験生が確実に解けるような問題以外は捨て問だと思っているので、勉強の最後にに息抜きで読んでました。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

はじめて過去問以外の問題を解く機会だったので、時間を計りながらやりました。

難易度はやさしめとのことでテキストに載っている知識で解ける問題だったので、その名の通りテキストをどれだけ正確に覚えているか実力を確認するのに最適だと思います。

問題と解答解説が小さい冊子になっているので復習もしやすく、見直したい問題に付箋をつけて最終チェックにも使えました。解説動画もあったので復習しやすいと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

本番を想定して、休日に本番と同じ時間通りに受けました。

アガルートの模擬試験はアガルートのテキストに載っている知識が中心だったと思うので比較的アガルート生は解きやすい内容だったと思いますが、社労士試験対策としては決めたテキストをいかにやり込めるかが大事だと思うのでその点で良かったと思います。

実力確認答練と同じく小さい冊子に問題と解説がまとまっているので解きなおしやすく、復習にも役立てました。