受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験｜【2026年合格目標】中上級総合講義／中上級カリキュラム

社労士試験を目指した理由・契機

小売業に勤めており、いくつかの店舗で働く中で、労働条件が異なる環境の中、「普通の働き方とは何だろう」と疑問に思ったことがきっかけでした。社会人サークルで様々な職業の人と触れ合ううちに、自分も専門的に働きたいと思い、社会保険労務士なら、自社の人事部の労務課で働くイメージが付きましたし昇給もあったので、チャレンジしてみようと決断しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

資格の勉強を始めたのが1月末だったため、試験日まで7カ月間ほどしかなく、1年目は他社の講座を受講していました。短期間で合格できるのをうたっている講座だったのですが、試験を受けてみるとテキストに載っていない問題だらけで、これで来年受験しても合格する自身がないと思い、テキストのカバー率が高く合格者数が多いアガルートに決めました。

合格体験記・学習上の工夫

勉強方法としましては、テキストを章ごとに読んだ後に講座の過去問テキストとオリジナル問題集を解いて、できなかったところはテキストに戻り書き込むということをひたすら繰り返しました。講義動画は最初の一回のみ視聴し、あとはテキストを読んでもわからなかった部分は再度動画を視聴しました。テキスト＋過去問で1周として、合格した年は合計で社会科目は10周、労働科目は9周回しました。6周目からは5回とも正解できて論点も100％覚えている問題は消していきスピードアップをして回していきました。

オリジナル問題集では、過去問の出題の穴をオリジナル問題集で穴埋めをする形で使い、各科目7周ほど回しました。 １,2周目は解答を読んでも理解できなかったことも多々ありましたが、まずは先へ先へと次の科目へ進めていきました。3,4周目になるとぼんやりと科目ごとの全体像が見えてきました。逆に5周目くらいに進むと、全科目の知識が混ざってしまい混乱してきたので、科目横断整理講座のテキストも活用しながら、横断的に学習することを意識して、テキストにも書き込んでいきました。該当する科目のページ数を書いておき、必ずそのページを確認するようにしていると、不合格だった年は知識が整理されていなかったことが明らかになったと思います。

新問への解答力を伸ばすことも課題だったので、模試はTACとLECの模試を合計7回受験しました。模試の問題を解答するときは、論点が100％わかったうえで正解した問題を〇と、論点があいまいだったけど正解した問題を△と、論点がわからなかった問題の×に分類しながら解いていき、復習するときは×と△のみの復習を3回行いました。アガルートの模試も受けたかったのですが、時間がなく復習までできないと思い断念しました。 模試では最高で択一式53点をとりましたが、本番では合格点ギリギリだったので、模試の点数が合格点だったとしても油断することなく最後まで走りぬくことが重要だと思います。

中上級総合講義のご感想・ご利用方法

アガルートはテキストのカバー率が高いので、本番や模試で問題を解いていても、全く知らない問題が出ることが他社よりも少なく、動揺を最小限に抑えて試験を受けられたと思います。 その他のテキストの良かった点としましては、解説が詳しく載っているため、読み物として理解がきちんとできるようになっているので記憶にも残りやすいこと、語句解説をしてくれるので、自分で調べる必要がなかったのは助かりました。また記憶のフックや重要ポイント、まとめの表がこまめにあり、知識を整理しながら勉強を進められましたし、自分でまとめを作る必要がなく、記憶も混同することなく進められました。アガルートはテキストのページ数が多いので受講前はページ数を聞いて躊躇しましたが、そういった理由でページ数が増えている部分もあるのかなと思います。

過去問テキストは一問一答の形式になっており、テキストの章ごとに区切られていて、テキスト通りの順番で一問一答が並んでいるので、解いていて全く知らない問題が出てくることがほとんどなく解きやすかったです。他社の問題集は五択だったのですが、そうなるとテキストでまだ進んでいないところから問題が出てきたりして、知識の整理がしづらいと感じていたので、アガルートの一問一答形式がよかったと感じました。 ただ5択の形式にも慣れておく必要があるので、それは模試や過去問マスター答練、実力確認答練で補強をしておく必要があると思います。

選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

選択式集中特訓講座は時間が足りなくて全部を繰り返し解くことはできず、最初のページの目的条文や苦手なところを繰り返し行い、それ以外は一周だけしました。本番ではどこが出題されるかわからないので、このテキストで選択式対策をするというよりかは、苦手だけど重要なところの知識を強化することに繋がったと思います。基礎ができていれば選択式は解答できると思っていたので、テキストを読み込んで過去問テキストを繰り返していれば足切りには合わないと思いますが、目的条文が出題されると覚えていなければ解答できないので、自分が苦手な箇所を重点的に行うのもいいと思います。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

よく出る重要なところがまとまっているので、科目横断整理講座のテキストは届いてからたくさん読んでテキストにも書き込みました。 書類の保存期間や何カ月以内に届け出を出すなどの数字の部分は、問題をいくら解いても10科目同時に受験する本番では数字が混ざってしまうので、横断的に意識して覚える必要があります。 また目的条文は選択式で必ず出るので、緑のマーカーで線を引いて赤シートで隠して夜寝る前にチェックすることを繰り返していました。案の定選択式問題で出てきたのでやっておいてよかったと思います。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

改正前の知識と混ざらないように、テキストに上書きする形で書き加えていったり、改正の該当ページが多い場合はコピーしてテキストに張り付けて勉強しました。星の数が多い箇所を重点的に学習し、動画で強調されていた箇所や太字のところは必ず覚えました。本番でもやはり出題されたので、重要度が高い改正は隅々までしっかりと読み込むことが必須です。 また労働一般常識は範囲が広くどこから出るのかわからないため、法改正対策講座のテキストを入念に勉強し、一般常識の足切りに備えました。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

白書対策は範囲が広いため対策が難しく勉強の効果が低いとよく聞きますが、土台となる基礎知識がないと、本番の一般常識の選択式という一番の足切りポイントは突破できないと思います。前年度もアガルートを受講していましたが、白書対策の動画で強調されていたところから一般常識の選択問題が出題されたので、白書対策の講座は侮れないと痛感し、動画を何回も視聴しました。 アガルートのテキストはページ数も多くなく、内容も10科目に比べて難しくはないので、10科目の勉強で疲れてきたら、頭を休める意味合いで白書を勉強していました。

過去問マスター答練のご感想・ご利用方法

実際の過去問全３回分の答練ということですが、過去問テキストと出てくる問題は同じだと思うので、こちらのテキストはやりませんでした。 私は3回目の受験で過去問はたくさん解いて覚えてしまっていた部分もあるので使うことはありませんでしたが、一問一答形式と5択の形式とでは、解き方に若干の違いがあると感じているので、初学者の方などは5択形式になれることと、本番レベルで問題を解くのに活用するといいのかなと思います。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

私は資格の受験回数が三回目だったので、過去問を何回も繰り返していると問題を覚えてしまい過去問が簡単に感じてしまうので、実力確認答練は新問の対策になりましたし、レベル感もちょうどよかったです。過去問を5周ほどやった後に実力確認答練に取り組んだので、知識が曖昧な箇所がわかりましたし、一般常識は過去問が少ないので、一般常識の知識の定着と曖昧な箇所のあぶり出しができました。解答するときは、模試を解答するときと同じで、論点が曖昧だったりわからなかった問題のみを復習しました。

模擬試験のご感想・ご利用方法

模試の勉強方法としましては、前述したとおり、論点が100％わかったうえで正解した問題を〇と、論点が曖昧だが正解した問題を△と、論点がわからなかった問題の×に分類しながら解いていき、復習するときは×と△のみの復習を3回以上行いました。模試を解くことで知識の抜け漏れがないかがわかり、弱点を強化することにもつながり、再度テキストを読むと、曖昧なところが減っていきテキストが鮮明になっていきました。 本番は合計で約5時間にも及ぶ長丁場の戦いなので、集中力をいかに切らせないで最後までやり抜くかが問われます。その体力をつけるためにも、模試は大事なトレーニングの機会だと感じましたし、どの科目から解いたら集中力を効率的に使えるのか、どこでトイレ休憩をはさむかなどの戦略を立てるのに役立ちました。

講師へのメッセージ

池田先生のマンツーマンの相談で、モチベーションをなんとか維持できたのと、資格を取った後のキャリア形成のお話を聞けたりと、とても有意義な時間を過ごせました。ありがとうございました。