受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験｜【2026年合格目標】中上級総合講義／中上級カリキュラム

社労士試験を目指した理由・契機

夫が経営する税理士事務所で働いています。事務所のお客様から経営や税務の相談と併せて社会保険､労働保険の手続きや給付、労務管理について相談されることがあるのですが、専門的な知識と資格がないためにこれまでは知り合いの社労士さんにお願いしていました。お客様からすると経営、税務と人事、社会保険、労働保険､補助金の手続き等は境界が曖昧なので、会社の経営状態のみならず日常的にいろいろなことを相談していただいている立場でもっとお客様の力になれればと思い社労士資格を目指しました。自分が仕事をする上で専門的な知識や強みがあったほうが楽しく仕事ができると感じたことも大きかったです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

アガルートの講座を受ける前は別の通信講座を1年間受けていました。そちらの講座はテキストが法令メインで図解も少なく、テキストと併せて動画の解説をしっかり聞かないと理解が難しかったです。仕事、家事、育児と両立しながら確実に合格に近づくためにはもう少し効率的に勉強をする必要があると感じていました。アガルートの講座はサンプルテキストが分かりやすく、テキストだけで理解できる部分も多そうだったので受講を決めました。ホームルームと定期カウンセリングがあったのも魅力でした。

合格体験記・学習上の工夫

令和６年度の受験ではどの科目でも、覚えたはずのことなのに違う科目を学習して戻ってくると忘れている、ということを繰り返しました。自分の記憶力の悪さ、効率の悪さに絶望していましたが、人間の脳は７回で記憶が定着すると聞いたので、テキストと中上級カリキュラムについてくる過去問＋オリジナル問題集を最低でも７周しようと決めて取り組みました。何度も覚えて何度も忘れることを繰り返しましたが、試験の直前期に入るとこれまで何度も忘れたことがなぜか一度見ただけでスッと頭に入り定着した感覚がありました。講師の先生が他予備校の模試を複数回受けることをすすめておられたので、他予備校の模試は令和６年度も令和７年度も５回ずつ受けました。他校の模試はそれぞれ出題の切り口が異なっているように感じ始めのうちは戸惑いましたが、自分の信じるアガルートのテキストに戻り、間違えた個所を確認することでテキストの理解が深まったように思います。８月はじめの最後の模試を受けた時点で一度もA判定はつかなかったので､お盆から試験本番までの２週間は仕事を休んで１５０時間勉強しようと決めました。この直前期の２週間の勉強で合格にたどり着けたと思います。最後の最後､試験の直前まであきらめずに取り組むことで結果は変わってくると思います。他予備校の模試を受けることで出題予想もカバーできるので本試験の対策にとても役立ちました。長丁場の試験に慣れておくためにも模試は複数回受けておくといいと思います。

中上級総合講義のご感想・ご利用方法

令和６年度に入門総合フルを受講していましたので、令和７年度の中上級カリキュラムの動画はかなり駆け足で視聴しました。重複する部分はとばしたり、仕事の繁忙期で勉強に時間を割けない時期はそもそも動画視聴はあきらめテキストと過去問だけに絞って勉強するなど自分なりの利用をさせていただきました。令和６年度の不合格体験でテキストの精読が足りていないことを痛感していましたので、動画視聴よりテキストの精読に重点的に取り組みました。令和６年度に一通りの勉強をしていたためになんとなくの全体像やボリューム感は把握できていたので、細部は直前期に横断的に押さえることにし、４月ごろまでは全体の回転数を上げることを優先しました。前年に勉強したはずなのに理解できていなかった、あるいは勘違いしていた個所、そもそも記憶にも引っかかっていなかった部分を埋められたのも中上級カリキュラムのテキストのおかげだと思います。

私にとって中上級カリキュラムの最大の魅力は過去問１０年分に加えてオリジナル問題集がついてくることでした。過去問＋オリジナル問題集（１０年以上前の過去問から抜粋された問題集）をこなしたことで、令和６年度より模試での得点が全体的に高くなりました。

選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

選択式集中特訓講座は令和６年度は完璧にこなせず、覚えきれない個所を多く残したまま本試験に臨み、準備不足を思い知らされていました。令和７年度は選択式集中講座のテキストの穴埋めになっている個所をすべて覚えるようにしました。本試験までにはほぼ完璧にマスターして受けられたのでやるべきことはすべてやった、という気持ちで本試験を迎えることが出来ました。選択式の勉強をするほど択一式の点数にもつながると思います。令和６年度の試験勉強は択一の勉強で精いっぱいになり選択式の勉強に手が回らなかった感がありましたが、選択式と択一式で全く違った勉強をするわけではないので、選択式集中特訓講座のテキストをおろそかにすべきではなかったと思います。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

科目横断整理のテキストはすべての勉強が終わってから、総仕上げの時期に過去問やオリジナル問題集を解きながら、他予備校の模試の間違えた個所の確認などで何度もテキストに戻って確認しながら覚えました。社労士試験は科目数が多く、テキストもその分沢山手元に持つことになりますが、科目横断整理のテキスト１冊で各科目の共通点、相違点が確認できるので便利でした。テキストも重くないので持ち歩いて隙間時間や就寝前に眺めるのにも最適でした。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

社労士試験での１点の差は非常に大きく､合否を分けるものでもあるため、改正点を無視することはできません。本試験直前だけでなく他校の模試を受ける前のタイミングで必ず復習のために見返していたことで記憶に残り､得点力アップに大きく役立ってくれました。テキストでは重要度を★の数であらわしてあり､解説も重要な改正点に重点を置かれていたので、十分には時間がない中でも効率的に取りこぼしなく勉強することが出来ました。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

白書対策は独学では何をどこまで勉強すればいいか全く判断がつかなかったと思います。白書対策講座のテキストを何度も読みましたが、なかなか細かい統計の数字などが頭に入ってこず苦戦しました。唯一白書対策講座だけは講義を何度か繰返し視聴し、社会的背景などを理解することで数字や統計結果などを頭に刷り込み、最後は直前期に丸暗記でなんとか足切りに合わずに逃げ切りました。本試験で、講義で話されていた社会的背景から憶測で選んだ選択肢が正解肢だったので講義を繰り返し視聴していてよかったと思います。

過去問マスター答練のご感想・ご利用方法

実は２０年ほど前にも一度受験経験があり、令和４年、５年、６年も本試験を受験しています。本試験の受験経験があり、総合講義で過去問１０年分とオリジナル問題集を７～８週こなしていたため過去問マスター答練はスルーしてしまいました。もちろん最初は取り組むつもりでいたのですが、他の学習でどうしても割愛できない部分の方が多く、結果的に時間が取れず過去問マスター答練までは手が回らなかったというのが実情です。初めて社労士試験に挑まれる方は絶対に取り組まれることをおすすめします。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

実力確認答練に取り組んだ時点で、テキストと過去問は４～５週学習をしていました。社労士試験は２０年ほど前にも１度受験経験があり、令和４，５，６年も受験をしていましたのである程度のラインは得点できると思っていたのですが、実際取り組んでみるとなかなかに難しく、合格までの道のりは険しいと感じました。テキストや過去問で押さえきれていなかった部分もバランスよく出題されていて､テキストの精読の際に過去問では問われていない個所のどのあたりの出題可能性が高いか予想を立てながら読めるようになりました。実力確認答練のおかげで全体の点数アップにつながったと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

アガルートの模試は解説冊子が便利で使いやすかったです。問題の次のページに解答､解説が載っているので、答え合わせの際には解説冊子とテキストをならべて間違えた個所を確認する作業を行いました。コンパクトな冊子１つで問題と解答、解説が確認できるので異動の際の持ち歩きにも重宝しました。問題の難易度としてはクセも少なく、難しすぎない内容で時間をかけすぎずに全体の復習と到達度の確認ができたので良かったです。

講師へのメッセージ

令和６年度に定期カウンセリングを受けていました。毎月定期カウンセリングの後はモチベーションが上がり､なんとかやりきることが出来ました。お世話になりありがとうございました。無駄のない講義でしたが、たまに話して下さる受験生時代のお話しや趣味のお話しなどを聞いて、自分も頑張ろうという気持ちになれました。先生方の生徒として合格出来て良かったです。