受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験｜【2026年合格目標】中上級総合講義／中上級カリキュラム

社労士試験を目指した理由・契機

社労士試験を目指した動機は、下記２点です。1.老後の心配、不安解決に向けて→住宅ローンを数千万。。残り会社生活は一般的に約２０年。老後住宅ローンを抱えながら、返済がとても不安。そこで年金の勉強に加え、老後に資格を活かした収益源の可能性を探り、不安解消へ。2.労働法規の勉強仕事柄、正社員に加え、パートアルバイト、契約社員といった身分の異なる社員を雇用している。労基法だけでなく、働き方改革の影響により、労働法規の改正などが頻繁にされているため、労働法規を遵守することは責務。逆に把握していないとリスクにもなり得る。また、頻度は少ないが労災事故、入社や離退職もあるので、周辺知識を習得し円滑に進めることはある意味生産性向上に資すると考えたため。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

４回の受験不合格。自分ではある程度やったつもりでしたが、2024年度試験で選択22、択一35でした。自分はダメかもしれないと思いつつ、5回目の試験を受けるかどうか迷っていたところ、最短ルートはアガルートのYouTubeのCMをきっかけに他と比較したところ、出題率９０%以上であることを知り、最後の戦いと自分に言い聞かせ、アガルートさんに致しました。

合格体験記・学習上の工夫

今までの投資額は50万円以上。子育てに加え、仕事もしていることから、1日の勉強時間も通勤時間1.5時間＋αと限られていました。また、試験を受けるたびに成長の実感がなく、社労士の勉強を何度も諦めようと思い、日々の勉強がとても辛いと感じていました。2025年度の試験で5回目。妻からも「今年で最後、時間も金も無駄！！」の一声により背水の陣。今年こそ絶対合格。そのためには何かを変える必要があることから、2025年度合格に向け下記を必ず取り組むことにしました。

≪失敗の分析と学習の大方針を策定≫

上記のことは当たり前のことですが、性格的に苦手。過去2年は、ほぼ毎日取り組み、通算600時間超。すべての受験生が直面する忘却曲線との闘い。毎年うる覚えで試験日を迎えていました。つまり、スケジュール管理ができず、ただテキストと問題集をこなしていただけになっていたことが失敗の要因でした。

そこで、今回の学習方針は下記（１）～（６）と致しました。

（１）毎日何かをやる。（特に通勤時間を有効活用）
（２）各科目の全体像（大枠）を掴む。（細かい論点は不要）
（３）そのために目的条文を暗記する。（目的条文と各科目の内容がイメージできるまで）
（４）加えて、イラストや図を書いてイメージで記憶していく。(ノートは作らず、大枠図と自分の言葉で説明する。)
（５）次の教材が来るまでに１回転は完了させる。（テキスト＋問題集）
（６）上記（１）と（２）だけは、２週間に１回程度の復習時間を設ける。
→約１時間程度眺めるイメージ。

【ご参考】過去2年の成績は、以下の通り。

【１】2023年度：不合格
①選択26点→うち、基準点割れ2教科：労基・安衛、労一
②択一37点→うち、基準点割れ1教科：労一・社一

【２】2024年度：不合格
①選択22点→うち、基準点割れ4教科：労基・安衛、労一、健保、国年
②択一38点→うち、基準点割れ1教科：健保

中上級総合講義のご感想・ご利用方法

労基から社一に至るまで200時間超の受講時間。そして、過去他社のテキストと比較して1冊が重くて、分厚い。。。＋テキストも。。。学習時間は、往復通勤時間の約1.5時間程度。一方で5回目の受験であることから、「最短ルートはアガルート」のYouTubeのCMを信じて、限られた時間でまずテキストおよび講義とどのように向き合うかの指針を立てました。

（１）講義は2倍速で効率化を図る。
→竹田先生のマーカー部分と大事な部分は余白にメモをとる。
（２）１科目を平均３週間終わらせるスケジュールとし、１日のやるべき目標設定を行う。(テキスト＋問題集)
（３）問題集の解説部分にはテキストの該当ページを記入する。
→併せて、周辺論点のテキスト読みも行う。
（４）各科目ごとの全体像（大枠）を掴む。
→特に（４）を軸として、（１）のマーカー部分とメモを中心にテキスト読みを実施する。

上記（１）～（４）の指針に基づき、講義に望んだ結果、竹田先生の「ここが大事、ここは不要」といったバッサリ切り捨てる講義内容やなぜそうなるのか等の背景の説明があったりして、思いのほか各科目の講義時間も短く楽しく視聴することができ、復習の際に講義時の記憶の呼び戻しに非常に活用することができました。

選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

社労士試験は、選択式と択一式で構成されていますが、個人的には（１）テキスト振り返り×（２）択一問題集の繰り返しが最も大事だと思います。科目数10科目。いろいろな論点や数字を暗記も必要と量は膨大です。一方で、自分の学習時間は有限であることから、選択式の対策はただ闇雲に問題解くことよりも、テキストに記載されている内容の穴埋め問題として位置づけました。（テキスト読みの復習）

特に意識したことは下記３点になります。

（１）選択式は過去にどのような問題が出題されたかの把握
（２）問題を解くよりも、答えを確認しながら時間効率を図った。
（３）目的条文はほぼ完ぺきにした。
→特に試験日前2週間は極度のやる気低下になり、ほぼ目的条文のみになってしまいましたが、実際の試験では役に立ちました。（雇用保険）やってて助かりました。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

社労士試験の王道は、テキスト＋問題集を軸とした中上級総合講義の復習が主だと思います。一方、科目数が10科目と多く、同じような用語、要件などがあり、試験本番ではあまり時間がないことから、焦らず瞬時に正誤の判断が求められます。よって、科目横断整理は、今まで復習した内容を改めて知識の整理をする講座でした。特に試験本番に向けて意識したことは、各種要件はもちろんのこと、（１）文の主語は何？（２）文の述語は何？択一のひっかけポイントになることから、上記２点はぜひ押さえておくべきものと感じました。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

社労士試験は毎年何かしらの法改正があり、今回で5度目の試験で過去覚えた内容が今年は異なることが多々あります。法改正講座に取り組み始めたのは、5月後半。各学習が2回転は終わった頃でした。特に2025年度試験に向けて、雇用保険の改正が多く、中上級総合講義で学習した内容と重複することが多かったですが、改めて何がどのように変わったのかを知識の整理をすることができました。ポイントは、各科目の復習に加えて、法改正の知識整理を5月後半に改めて行ったことにより、8月に再度復習をスムーズにできました。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

白書対策は試験直前の7月末から実施。テキスト＋問題集はやるだけやった。一方で、これから厚生労働白書、労働経済白書を読み込むことは、「砂の中から針を探す」ことと同じ。あとは「最短ルートはアガルート」を信じて、白書対策講座に挑みました。講義の中で以下４点のポイント説明があったことから、意識して取組みました。（１）つめこまない（２）記憶に残るように印象づける。（３）特に、図表の意味を理解する。（４）そのうえで、語句解説と重要ポイントを理解読み込んでいく。

過去問マスター答練・実力確認答練・模擬試験のご感想・ご利用方法

社労士試験は、最初は科目数が少なく、毎月新しい科目が上乗せされ、下記（１）と（２）の繰り返しと致しました。（１）過去実施済科目の復習（２）新しい科目の講義受講＋復習＋問題集実施そして、5月ＧＷ明けの頃には10科目終了し、それ以降は忘却曲線との闘いになります。今回5回目の試験かつ最後の挑戦としたことから、５月ＧＷ明け以降は、中上級総合講義(問題集含む)を８割、選択式集中特訓講座を１割、他3講座(科目横断・法改正・白書対策)を１割の時間配分とし、過去問マスター答練、実力確認答練、模擬試験はまったく手が付けれませんでした。

講師へのメッセージ

選択式の労一、社一の救済にてやっと合格しましたが、「最短ルートはアガルート」を信じて、竹田先生の「覚える、捨てる」を信じて何とか5年目の合格切符を得ることができました。アガルートでは初年度で、ある意味最短ルートになりました。本当にありがとうございました。今改めて労基法のテキストを見返してみると、マーカーや判例の背景説明など当時の記憶が蘇ってきました。自分は一般的な会社員で、実務で常に学んだことを使うことはありませんが、知識は時には武器になることから、これから、社労士学習をさらに磨くべきか、また、診断士などのほか資格の学習に振り向けるべきか、これから考えていきたいと思います。とりあえず、事務指定講習の受講はしようと思います。社労士試験には合格しましたが、これからがスタートだと思います。5年間相当つらいと思いつつ、学習に挑戦したことは今後の自分の励みになると思います。本当にありがとうございました。