受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社労士試験｜【2026年合格目標】中上級総合講義／中上級カリキュラム

社労士試験を目指した理由・契機

通信講座で簿記2級に合格し、学習習慣がついたので習慣を継続して他の資格にも挑戦したいと考え、せっかくなら難易度の高い資格を…という動機で社労士試験を選びました。労務や年金の知識はどんな場面でも役に立つので、資格を持つことは強みにもなる点でも社労士試験はぴったりでした。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

他予備校を利用していましたが本試験の得点が伸び悩んでおり、You Tubeの池田講師の投稿を目にして面白いと思い、テキストカバー率が高いと聞いたので、テキストをしっかり勉強できる予備校で頑張りたいと思いアガルートアカデミーを選択しました。

合格体験記・学習上の工夫

私は長時間の動画視聴やタブレットは目や耳が疲れてしまうので、紙の冊子ベースをメインで勉強しました。講義動画は基本的に1回しか視聴しておらず、自分で理解が浅い論点を部分的に見直すくらいでした。講義動画は「動画を見ただけで勉強したつもり」「ダラダラと見ておしまい」「途中でウトウトしてしまう」という罠もあります。自分はそれを避けるために、動画を見る時間は朝と職場の昼休憩、と決めていました。朝の視聴は踏み台昇降運動15分とセットにして見ていました。これだと絶対に寝ることはないし、朝の踏み台昇降は運動不足も解消できて、脳も活性化するのでいいことづくめです。 通勤電車ではひたすらテキストを広げ、満員電車で本が開けない時はスマホで「TOKERUKUN」の問題を解いていました。 外出するときも、テキストや問題集は必ずカバンに入れて、合間の空き時間があればカフェや個室のインターネットカフェを利用して「その時の自分ができる勉強」をしていました。他にも、主要な目的条文を自分で読み上げて録音し、朝の玄関掃除をする時間に再生して何度も聴いていました。 過去問は紙ベースで3周しまして、スマホのTOKERUKUNは詳細は覚えていませんが総問題数は5,000問は超えていました。テキストは何周したという記録はありませんが、模試や答練の解説を読む時にその都度開いて確認という作業を繰り返していました。

中上級総合講義のご感想・ご利用方法

講義の内容は大変わかりやすく、「なぜこうなったのか」という歴史的な背景についても説明があったので、理解や記憶の大きな助けになりました。過去受験経験者なので、何回も見返すということはせず、配信されたらどんどん視聴しておりました。講師の先生が時々挟んでくださる受験エピソードも授業で疲れそうな時の癒やしになりました。配信された講義に合わせて過去問を解き、テキストを見返していました。初学者ではないので「ああ、この話なら知っている」とついつい聞き流しそうな内容も、実は自分はよく理解していなかったという単元も多々あることに気付かされました。講義の動画視聴はあくまでも受動的なインプットなので、それを踏まえたアウトプット（問題演習）をしないと意味がないということを肝に銘じて学習に取り組みました。アガルートに申し込んだ最初のオリエンテーションで自分はテキストの読み込みが圧倒的に足りなかったということを痛感していたので、問題演習とテキストをしっかりやるという方針で学習計画を立てました。「次の科目のテキストが送られて来るまでに2回は回す」という目安は指標になりました。過去問は2回回せてもテキスト読み込みが追いつかず、5月のGW付近から模試の復習と合わせてテキストを満遍なくおさらいして、特に苦手な論点は何回もテキストを読み直し、書き込みをして理解と記憶の定着に努めました。

選択式集中特訓講座のご感想・ご利用方法

過去問に解き慣れていたタイミングの講座で、「自分はまだまだだ」と思い知る講座でした。◯と✕の判定をしていればよいという形式ではなく、「自分で考えて言葉を入れてみる」という演習ができたことは本当に良かったです。時間を空けてもう1回問題を解こうとするとやはり忘れていたりするので、自分を振り返る教材となりました。この講座で自分が知らなかった言葉も出てきたので、特に労一・社一の対策の力を付けられる貴重な講座でした。

科目横断整理講座のご感想・ご利用方法

科目によって混乱しがちな条文や用語の定義、数字をまとめていただいているので講義・テキストとともに記憶の整理に重宝しました。その科目単独で勉強している時は迷わないのに、他の科目の勉強も進むと「あれ？どうだったっけ」はよく起こります。それをそのままにせず、横断整理でまとまった資料を見て迷いやすい両方のテキストに「追加で覚えておくと良い」メモとして書き足しました。手間はかかりますが、記憶の強化には有効でした。

法改正対策講座のご感想・ご利用方法

重要度がランク付けされており、特に重要な内容は講義でも解説があったので「どこを重点的に覚えたらよいか」を絞ることができました。法改正は「昨年の正解が今年の不正解」になるので、過去知識のアップデートは必須です。「どういう目的で法改正がされたのか」を自分なりの理由付けをして覚えるようにしました。こちらは1回講座を視聴して一通り目を通したあと、期間を空けてまた8月の直前に2回ほど目を通し、記憶の穴を補う形で活用しました。

白書対策講座のご感想・ご利用方法

登場する数字が多くて大変でしたが、膨大な厚生労働省の資料からコンパクトにまとめてあり、覚えるポイントを絞っていけたので助かりました。空欄演習もあるので、「自分ができていないところ」を確認でき「思い出し学習」で活用することができました。今の労働市場や社会保障がどうなっているのかは本当は毎日のニュース等から情報を集めないといけないのだろうな…というのが今更ながらの反省点です。こちらも法改正対策と同様、1回講義を視聴して一通り目を通したあと、時間を空けて時々見返すという活用方法をしました。

過去問マスター答練のご感想・ご利用方法

過去問題集だけだと、どうしても「問題慣れ」があり、分野もまとまっているので正答率も高く「自分はできている」という錯覚に陥りがちです。本試験過去問に触れることで、広い範囲のあちこちから肢の正誤を問われる「本試験の出題形式」に慣れておかないと本試験には太刀打ちできません。過去3年分あるので、科目別で3年分まとめて解いてみる、不正解だった問題を重点的に復習する、といった活用をしました。法改正によって影響を受ける問題もあるので、年度の新しいものから解いていきました。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

総合講義でやってきたことの総まとめと思って取り組みまして、自分の弱点を洗い出すことができました。科目内でも「自然に頭に入る内容」「何回やってもなかなか覚えられない内容（＝弱点）」が分かり、その弱点部分とどう向き合っていくかをこの答練をきっかけに知ることができました。「解いておしまい」にするのではなく、復習してこそ実力がつくものだと思うので、「間違えた、悔しい。次こそはできるようにしよう」と奮起するためにも、答練で「間違えた」経験のほうが最終的に自分の糧になったと思います。

模擬試験のご感想・ご利用方法

正直、模試は難しかったです（笑）。点数も散々で本試験じゃなくて良かったという出来でした。見慣れない問題もありましたが、それこそ「本試験でよくある」ことなので、知らない問題に直面して「捨て問と割り切ってさっさと諦めるか」「自分の持てる知識を総導入して回答を粘るか」を冷静に判断できるようなメンタルを培える模試だったかもしれません。大事なことは、正解肢を選べていたとしても、選択しなかった他の肢の正誤もちゃんと判断できていたか、です。全ての肢についてテキストに載っている部分はテキストに立ち返り、全体的な復習として活用しました。

講師へのメッセージ

講師の先生の言う事をそのとおりにやったら合格できた、という思いです。本当にありがとうございます。

竹田講師へ：受験生への温かい応援、励みになりました。先生のおっしゃっていた「試験会場の下見」は実践してよかったです。「私はここに一度、来たことがある」という心の余裕を持てたので、本試験当日も会場の雰囲気に呑まれることなく、自分の持てる実力を十分に発揮できました。私は女性なので「昼休憩のトイレ混雑」は毎年目の当たりにしていましたが、事前の会場下見をすることで「別の階の少し離れたトイレなら混雑していない」「外の空気を吸いたかったらここに行けば良い」とリサーチできたので、これだけで当日の自分の過ごし方・佇まいをイメージすることができました。

池田講師へ：いつもユーモアあふれる講義を楽しみにしていました。中上級コースなので講座での視聴本数は多くありませんが、You Tubeをよく見ていました。「模試はLECさんがおすすめ」という言葉通り、LECさんの模試を受けて来ました。利用した模試はアガルートとLECさんだけでしたが、それでも合格できました。