労務管理に関するエキスパートの資格である社労士。

独立するのは難しいのか」「未経験でも開業できるのか
社労士の資格を目指している方にとって気になるところではないでしょうか。

そこで、社労士の独立によるメリットやデメリット、未経験でもいきなり開業できるのか、独立開業に必要な費用はいくらかといった点について解説していきます。

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社労士として独立開業する3つのメリット

➀努力が収入に直結する

開業社労士の年収は400万円以上、500万円未満が中央値であり、サラリーマンの平均年収441万円とほぼ同水準となっています

その一方、個人収入が1,000万円以上の開業社労士が13.5%存在するなど、努力次第では高収入を得ることも可能です。
※参考:大阪大学「専門士業の『専門性』形成のモデル構築:社会保険労務士を手がかりとして」

開業すれば利益がそのまま自分のものとなるため、一生懸命努力して収入アップを目指そうという方に開業はうってつけだと言えるでしょう。

※詳しい社労士の年収については、社労士の平均年収・給料はどのくらい?をご覧下さい

②自分のペースで仕事ができる

開業をすれば、誰にも命令されず自分の裁量の下で仕事を行うこととなるため、自分に合ったペースで仕事を行うことが可能です。

仕事と生活の両立を目指すワーク・ライフ・バランスを実現しやすいのもメリットの1つと言えます。

③仕事にやりがいを感じやすくなる

勤務する場合に比べ、開業すれば顧客とより身近に接することが多くなる傾向にあります。

その分、顧客から感謝される機会も増え、仕事にやりがいを感じやすくなるでしょう。

※社労士の仕事について、詳しくはこちらのコラム「社労士とは?仕事内容をわかりやすく解説!気になる将来性や需要はどう?」をご覧下さい

社労士として独立開業する2つのデメリット

➀収入が不安定になる

前述したように、高収入を得ている開業社労士は多く存在します。
しかしその一方で、年収300万円未満の社労士も20%以上存在しているわけです。

開業社労士の年収差は勤務社労士より大きく、収入が不安定となるリスクは受け入れなくてはなりません。

②営業努力が必要になる

社労士の仕事は、事務所に座って待っているだけでは舞い込みません。

紹介、営業、Web集客(ホームページやSNS)、社労士マッチングサービスなどの営業努力が不可欠です。

いくら社労士資格があるとは言え、開業したら営業努力を欠かさないようにする必要があるでしょう。

未経験でもいきなり社労士として独立開業できる?

未経験であっても社労士としていきなり独立開業することは可能です。

社労士として資格を活かして仕事をするためには、以下の2つを満たす必要があります。

  1. 社労士試験に合格していること
  2. 2年以上の労働社会保険諸法令に関する実務経験又は事務指定講習の履修

つまり、実務経験がなくとも、社労士試験に合格して事務指定講習を履修すれば独立開業を行うことが可能なのです。

しかし、勤務経験を経ずにいきなり独立すると、ノウハウ不足から新規顧客の開拓に苦労する可能性は高いでしょう。

また、実務の面においても「健康保険・厚生年金保険等の加入・給付の手続き」や「雇用保険・労災保険の加入・給付の手続き」といった開業社労士の中心業務は実務経験がないと難しく、未経験での開業は簡単ではありません。

未経験での開業に不安を抱いているなら、社労士事務所などに勤めて実務経験を積んだ後に独立開業をした方が良いでしょう。

労士は独立開業する際に必要な費用はいくら?

独立開業に必要な費用として、100万円前後は見込んでおいた方が無難です。

最低限必要となるのが登録料。
社労士登録時に、登録免許税30,000円と登録手数料30,000円が必要となります。

これらに加え、全国にある各地の社労士会に入会費と年会費を払います。
(例)東京都社労士会:入会金50,000円、年会費96,000円

つまり、東京都で開業するなら、登録料だけで合計206,000円が必要となるわけです。
※詳しくは社労士の登録料はいくら?合格後の登録方法や更新について解説をご覧下さい

登録料だけでなく、活動費や広告費に数十万円は確保しておかなくてはなりません。
事務所も借りるとなればさらに多額に費用が必要です。

やはり100万円程度の費用は見込んでおいた方が良いでしょう。

開業は簡単ではないが社労士には選択肢が多い

以上、社労士の独立開業について解説していきました。

現在多くの社労士が開業しており、未経験でも開業はできますが、軌道に乗せるのは簡単ではありません。

しかし、社労士資格を取得して勤務社労士になる道や勤務社労士としてノウハウを蓄積し、その経験を身につけてから独立する道など、選択肢は多くあります。
選択肢が多いというのも社労士の魅力の1つでしょう。

労務管理のエキスパートであり、独立開業から勤務まで幅広い選択肢を持つ社労士。
資格取得を目指してみてはいかがでしょうか?

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