社会福祉士試験の合格率は他の福祉系資格と比べて低く、福祉資格の中では難しい部類に入ります。

次こそは合格したい!と思っても、どう対策したらいいかいまいち分からない方も多いのではないでしょうか。

そこで今記事では、試験に落ちてしまう理由や合格するためにはどうすればよいかを紹介します。

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社会福祉士試験は合格率が低い試験

社会福祉士試験の合格率は、他の福祉系資格と比べて低いのが特徴です。

中には働いていたり子育てをしながらと、試験対策に十分な時間をとれないという方も多く、日常生活を送りながら勉強することは一筋縄ではありません。

残念ながら落ちた経験がある方も、気を落とすこと無く次の試験に向け動き出しましょう。

社会福祉士試験に落ちてしまう4つの理由

社会福祉士試験に落ちてしまう主な理由として次の4点が挙げられます。

1 そもそも、勉強量が足りていない

落ちてしまう人の大部分は、十分な勉強時間を確保できてないことです。

社会福祉士試験は一定の勉強量が求められる試験です。

必要な勉強時間は人によって異なりますが、いわゆる「一夜漬け」といったような勉強の仕方では合格は困難といえます。

少なくとも数ヶ月前からコツコツと勉強し知識を深めていく必要があり、十分でないと落ちる原因になってしまいます。

2 得意な科目・不得意な科目の差が広がりやすい

社会福祉士試験は非常に広い出題範囲があり、その中で得意なものとそうでない科目の差が生まれやすいです。

第37回(2024年度)の試験からは新カリキュラムが採用され、出題範囲も19科目から23科目へとさらに広がりました。

試験の特徴として、1つでも0点の科目が発生してしまうとその時点で不合格が確定してしまいます。

したがって、「得意な科目で得点を稼ぎ、不得意科目は0点でもいい」という方法はできません。

得意科目と不得意科目の差が広がりすぎてしまい、苦手科目で点数がとれず0点をとってしまい、結果的に落ちてしまうというケースもあります。

3 現職だし直前の勉強でもなんとかなる、と思っている

現役で福祉に携わっているから、直前の勉強だけすれば良いと考えるのも落ちてしまう原因の1つです。

社会福祉士という資格は、福祉の中とはいえ幅広い分野の相談業務に対応した資格です。

高齢・障害・児童・生活困窮など、福祉の世界は広く自分の分野だけでは太刀打ちできません。

合格するには、携わっている分野以外の学習をする必要があり、ごく短期間の勉強でカバーすることは不可能といってよいでしょう。

福祉業界に現役で働いているから大丈夫と気を抜かず、計画的に学習を進めていかなければ落ちてしまう試験といえます。

4 用語・制度をなんとなく覚えていて、思うように正解にならない

試験では数え切れないくらい用語や制度が出てくるため、十分に理解していないと問題に惑わされてしまい、落ちてしまうケースもあります。

五択問題で出題されるため、「用語などはなんとなく覚えておけばいい」と甘く見てしまい結果的に似た選択肢に迷ってしまうということはよくあります。

引っ掛けの選択肢に気づくことができるよう、用語や制度を深く理解していないと、こちらも落ちる原因になってしまいます。

次の社会福祉士試験で合格するために

それでは、社会福祉士の試験に合格するためにはどのような取り組みが有効でしょうか。

合格に近づくためのポイントを紹介します。

1 基本的な内容をまんべんなくマスターする

まずは基本に立ち返り、偏りなく基本をマスターすることから初めましょう。

基本知識を深め、勉強の土台をつくることで事例問題といった応用的な問題にも迷わずに対処できるようになります。

たとえ苦手な科目てあっても、基礎から少しずつ学ぶことで次第に苦手意識が無くなり得点につながりやすくなります。

科目ごとにも重複する用語や制度もあり「この用語はほかの科目でも見たな」という気づきを発見できるようになれば、より記憶が定着します。

何からすればいいか分からず迷ったとき、まずは基本に立ち返るようにしましょう。

2 すきま時間を活用して勉強時間を増やす

すきま時間の活用も合格へ近づく重要なポイントです。

社会人など、仕事や家事などで時間に追われていると、十分な勉強時間を確保するのは至難の業です。

そこで活用したいのがすきま時間です。

  • 通勤、通学の時間
  • 昼の休憩時間
  • スマートフォンを見る時間

など、活用できる時間は意外とあります。

ちょっとした時間でも勉強時間に当てる習慣を身につけることで、知識量は大きいものになります。

勉強の時間がなかなかとれない方はすきま時間を積極的に活用しましょう。

3 プロが作った講座を利用する

効率よく学習するうえで活用したいのが、プロが作った講座を利用することです。

社会福祉士の試験には「出題傾向」があり、傾向を掴むことで勉強効率は大幅に高くなります。

試験対策講座など、プロがつくった講座は出題傾向を把握しながら、より点数を伸ばす方法や間違いやすい問題のフォローなどを分かりやすく解説しています。

少しでも効率よく勉強したい、という方はプロが作った講座の活用し時間を有効に使いましょう。

次こそは合格を!

難関といわれる社会福祉士試験ですが、毎年1万人以上の方が合格しており、しっかりと対策することで十分合格を狙える試験です。

これまで残念な結果だった方は、今記事を参考に自分なりの対策や勉強方法を見つけてみてください。

合格発表を笑顔で迎えられることを祈っています!

関連コラム:社会福祉士の勉強法!勉強時間や独学についても詳しく解説

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この記事の監修者 遠藤 愛 講師

遠藤 愛 講師

全くの異業種から介護の世界に飛び込み、訪問介護員として介護業界での勤務をスタート。住居環境・経済状況が様々なケースを担当。

現在は、医療ソーシャルワーカーとして、地域の在宅・施設の福祉職と協働しながら、数多くの高齢者・障害者とその家族への退院支援業務にあたる。

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