【社会福祉士試験】よく出る人物一覧!福祉の父と母&科目別重要人物を語呂合わせでやさしく解説
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社会福祉士試験には多くの人物の出題があります。人物名はしっかりと理解しておかないと選択肢の中に多くの名前が出てきて迷ってしまうことも少なくありません。
本記事では、社会福祉士試験でよく出る人物をまず最初に覚えたい人、科目別に押さえたい人物を紹介します。
目次
社会福祉士国家試験でよく出る人物一覧
社会福祉士国家試験でよく出る人物は、下記の21人です。
リンクをクリックすると、解説にジャンプできます。
- リッチモンド
- コイル
- ミケルセン
- 石井十次
- 石井亮一
- 糸賀一雄
- エリクソン
- フロイト
- ウェーバー
- ウェッブ夫妻
- べヴァリッジ
- 岡村重夫
- 留岡幸助
- アダムス
- 片山潜
- ラウントリー
- ジャーメイン
- バートレット
- パールマン
- ホリス
- シュワルツ
最初に覚えたい 福祉の父と母
さっそく社会福祉士試験を受ける際に覚えておきたい人物をみていきましょう。
本試験において覚えるべき人物名はとても多いです。
その中でもまず最初に覚えておきたい試験の基本となる人物を紹介します。
福祉には外国・国内それぞれに福祉の父・母と呼ばれる人物がいます。
福祉において重要な役割を果たしてた人物達で、試験にもよく出題されるので必ず押さえましょう。
外国の父と母たち
ケースワークの母 リッチモンド
M.リッチモンドは最頻出人物の一人です。
何らかの問題や課題を抱える人が、解決できるように支援するケースワークを科学的に分析したことからケースワークの母と呼ばれています。
試験には頻繁に出てくるので必ず押さえておきましょう。
グループワークの母 コイル
グループワークの母といわれるG.コイルも試験する上で必ず覚えておきましょう。
アメリカで初めての集団援助技術課程の教育者として知られ、グループワークを理論的に体系化した人物です。
ノーマライゼーションの父 バンク・ミケルセン
バンク・ミケルセンはノーマライゼーションの生みの親として知られてます。
デンマーク出身でノーマライゼーションを提唱し、知的障害者の福祉向上に尽力した人物です。
ノーマライゼーションについても試験でよく問われます。
ノーマライゼーションとは、弱者を社会的に保護する仕組みのことで、障害者が一般市民と同じように普通の生活を送り、同様の権利が保障される環境整備を目指す理念のことです。
【語呂合わせまとめ】外国の父と母
リッチモンド:リッチはケースの母
(ケースワークの母)
コイル:コイルは輪(グループ)の母
(グループワークの母)
バンク・ミケルセン:ミケルセンでノーマル
(ノーマライゼーションの父)
日本の父たち
児童福祉の父 石井十次
日本で初めての孤児院である岡山孤児院を設立したことで有名な人物で児童福祉の父と呼ばれています。
1,000人以上の孤児を収容し、児童福祉に尽力し貢献しています。
「無制限主義」としても知られてます。
知的障害者教育・福祉の父 石井亮一
日本の知的障害者教育・福祉の父といえばこの方になります。
日本で初めての障害者施設「滝乃川学園」を創設した人として知られてます。
先程の石井十次と名前が似てるので混同しないように注意しましょう。
知的障害者福祉 社会福祉の父 糸賀一雄
戦後すぐの安定しない時代に戦災孤児を収容し、知的障害児の教育を施した「近江学園」を創設した人です。
「この子らを世の光に」という言葉で知っている方も多いでしょう。
【語呂合わせまとめ】日本福祉の父たち
石井十次: 十(じゅう)で子ども(児童)救う
(児童福祉の父)
石井亮一: 亮(りょう)で知的教育
(知的障害者教育・福祉の父)
糸賀一雄:糸で光をつなぐ
(社会福祉の父/この子らを世の光に)
試験に頻出する人物
ここからは、試験に頻出する人物を紹介します。
よく出題されるのはそれだけ試験において重要視されているので、覚えるまで反復して覚えるようにしましょう。
エリクソン
ライフサイクルを8段階に分け、それぞれの段階で発達課題を設定した人物です。
発達課題をクリアできなかった時に訪れる危機を「心理社会的危機」と呼んでいます。
フロイト
人間心理の理論と治療技法を体系化した精神分析学の創始者として有名な人物です。
診断主義としてソーシャルワークにも大きな影響を与えています。
ウェーバー
社会的行為というものを目的合理的行為、価値合理的行為、感情的行為、伝統的行為の4つに分けたことで有名な人物です。
勉強する際は4つの行為とセットで覚えてしまいましょう。
ウェッブ夫妻
イギリスの社会運動家でナショナル・ミニマムを提唱した人物です。
ナショナル・ミニマムとは、すべての国民に最低限の生活水準を維持するための所得保障がなされなければならないことで、生産性や賃金を上げることを主張したことで知られます。
べヴァリッジ
第二次世界大戦中のイギリスで1942年に「ベヴァリッジ報告」を出版したことで有名な人物です。
社会保障として国家が国民に対して権利として与える制度とする社会保障を提唱しました。
岡村重夫
日本の地域福祉について、地域福祉は可能な限り地域で解決することを目指した人物です。
岡村重夫は地域福祉をコミュニティケア、一般的地域組織化と福祉組織化、予防的社会福祉の3つに構成したことでも有名です。
また、地域福祉論でも出題されることがあります。
留岡幸助
懲罰ではなく、教育に重点を置いた感化施設をつくることによる人の育成を考えた人物です。
児童感化施設である家庭学校を東京巣鴨に創設しました。
岡山四聖人といわれる1人で、他の3人も試験において重要なので覚えておきましょう。
アダムス
アメリカの社会福祉においてケースワークの母として紹介したリッチモンドと同時期に活躍した人物です。
アメリカでセツルメントハウスであるハルハウスを設立し社会改良に尽力しています。
リッチモンドとセットで覚えてしまいましょう。
片山潜
明治30年、東京の神田三崎町に日本におけるセツルメントの先駆けであるキングスレー館を開設した人物です。
そのほか、片山は労働組合運動にへの参加や、社会民主党を組織するなど、福祉に多大な影響を与えています。
ラウントリー
イギリスの社会調査家で、ヨークの貧困調査を計3回実施したことで有名です。
貧困は貧困者自身に責任があるという見解が一般的でしたが、ラウントリーは貧困は低い賃金に原因があると主張しました。
ジャーメイン
1980年に「生活モデル」という理論を提唱したことで知られる人物で、ソーシャルワークが主流になっています。
ソーシャルワークとは、困難を抱えている人に、どのようなサポートが必要かを考え、個々に合った福祉サービスを提案し、より生活しやすくなるための支援をすることを指します。
現在の福祉でも広く使われているので試験勉強を通して理解を深めましょう。
バートレット
医療ソーシャルワークの分野で発展に努めたアメリカの社会福祉学者です。
社会福祉援助に共通する構成要素として価値・知識・介入を挙げ、ソーシャルワーク実践を価値・知識・介入を提唱した人物で知られています。
パールマン
問題解決手法をケースワークに取り入れることを提唱した人物です。
問題解決アプローチといえばパールマンです。
「ケースワークは死んだ」という言葉もパールマンが残した言葉なので一緒に覚えましょう。
ホリス
アメリカのソーシャルワーク研究者で心理社会的アプローチを提唱した人物です。
「状況のなかの人」としてクライエントをとらえる視点が重要と強調しています。
◯◯アプローチは種類が多く混同しがちなので気をつけてください。
シュワルツ
「相互作用モデル」といえばシュワルツです。
ワーカーとメンバーの課題は異なり相互依存的であるが、明確に区別されるべきであると主張しています。
【語呂合わせまとめ】試験に頻出する人物
エリクソン:エリは8回成長
(ライフサイクル8段階)
フロイト:風呂で深層心理
(精神分析・診断主義)
ウェーバー:ウェーイ!4つの行為
(目的・価値・感情・伝統)
ウェッブ夫妻:ウェッブで最低ライン
(ナショナル・ミニマム)
べヴァリッジ:ベリッと社会保障
(ベヴァリッジ報告)
岡村重夫:岡で地域完結
(地域福祉・コミュニティケア)
留岡幸助:留めて教える感化
(感化教育・家庭学校)
アダムス:アダムとハルの家
(ハルハウス・セツルメント)
片山潜:片山でキング館
(キングスレー館)
ラウントリー:ラウで賃金貧困
(ヨーク貧困調査)
ジャーメイン:ジャーっと生活モデル
(生活モデル)
バートレット:バーで価値・知識・介入
(価値・知識・介入)
パールマン:パールで問題解決
(問題解決アプローチ)
ホリス:ホリっと心理社会
(心理社会的アプローチ)
シュワルツ:シュワっと相互作用
(相互作用モデル)
