不動産業務の専門資格として知られる賃貸不動産経営管理士。国家資格化したことからもわかるように年々ニーズが高まっている資格のひとつです。

本コラムでは、賃貸不動産経営管理士の仕事内容や役割に触れながら、やりがいについて解説します。

これから賃貸不動産経営管理士資格の取得を目指す方は、本コラムを参考にしてみてください。

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賃貸不動産経営管理士の役割

賃貸不動産経営管理士の行う業務は、大きく以下の3項目にわけられます。

(1)賃貸物件
(2)サブリース物件
(3)民泊物件

これらの業務を行う管理業者は、条件に応じて業務管理者を置く必要があります。業務管理者の要件のひとつとなっているのが、賃貸不動産経営管理士です。

現在、実務経験のある宅建士が一定の講習を受講することで、業務管理者となることもできます。賃貸住宅管理では、管理戸数200戸以上の場合に業務管理者をおくことが義務付けされています。

これまで賃貸物件の管理業務については、法的に整備されていない部分や曖昧な点が多く、さまざまなトラブルが発生しています。

トラブルの多くは、管理業務を請ける際に「しっかりと契約を交わす」「業務上のルール・取り決めを事前に説明する」ということを徹底すれば未然に防ぐことができるものがほとんどです。

こういった賃貸物件に関わる問題を未然に防ぎ解決へ導くことが、賃貸不動産経営管理士の役割だといえます。

賃貸不動産経営管理士のやりがい

①賃貸物件(収益物件)の管理

不動産に関わる業務のうち、賃貸物件の取り扱いは大きなウエイトを占めています。

賃貸不動産経営管理士の実務としては、まずオーナーから賃貸物件の管理の委託を請ける際に管理受託契約書を取り交わします。

管理受託契約書は、不動産会社によってはそもそもしっかりとした書面がなかったり、簡易な書面になっていたりするケースもあるのが現状です。しっかり契約を結ぶことで、物件所有者の信頼を得ることにつながります。

また、収益物件(賃貸物件)を管理することで、物件の売買仲介や自身で収益物件を運用する場合において実務経験が役に立ちます。

②賃貸物件の契約

賃貸物件の借り手がきまった際に、重要事項説明書と賃貸契約書の交付を行います。

重要事項説明書の説明は、賃貸不動産経営管理士や宅建士といった資格保有者が行い、書面に署名捺印。資格保有者以外は説明をすることができません。

つまり、資格がないと自分で新規顧客を獲得できたとしても、肝心の契約時の書面の説明を別の人に依頼することになります。

逆説的にいえば、資格を持っていることで物件の案内から契約の取り交わしまで一気通貫で対応することが可能です。

お客さんから感謝されたり、信頼関係を気づけたり、仕事のやりがいを感じられる瞬間も多くなります。

③賃貸住宅の維持保全・金銭の管理

収益物件の管理は、継続的な仕事になります。しっかり管理を行うことで物件の収益性はもちろん資産価値も高まるのです。

また、将来、自身で収益物件を保有する場合でも、物件の維持管理や金銭面の管理の実務経験を積むことでトラブル防止にもなります。

④サブリース(家賃保証システム)物件の管理

サブリース物件の管理業務は、「サブリース物件を扱う会社」に限られます。

土地所有者に賃貸アパートなど、収益物件を提案して建築する会社の系列会社がサブリース管理を行うのが一般的です。

地方の建設会社でもサブリースでのアパート経営を提案している会社が複数あります。

ただし、サブリース物件を扱う会社のなかには、物件所有者との間でトラブルになるケースがあり社会問題にもなっています。

サブリース物件をスムーズに運用することも、賃貸不動産経営管理士に求められている重要な役割のひとつです。

まとめ

賃貸不動産経営管理士資格は、物件オーナーと信頼関係を築くうえでも大きなメリットになるといえます。

また、収益物件の売買仲介する際、購入検討者に対して説得力のある説明ができるようになります。

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