受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

賃貸不動産経営管理士試験を目指した理由・契機

学生向けワンルームマンションを所有しており、2019年に地元の管理会社と管理委託契約を締結しました。
ところが、客付けや管理運営面で納得できない事案が次々発生し、Web上で様々な事例を読み進める内に、自ら賃貸経営について体系的な知識を習得して管理会社に屈しないオーナーになるべく、宅建と共に受験を決心しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

賃貸不動産経営管理士受験について書かれたブログを幾つか読んだところ、他社と比較して御社教材での合格率が群を抜いて高かった事。
また、サンプル教材を実際に取り寄せてみて、教材のコンテンツと価格設定のバランスが取れていると感じた事。

合格体験記・学習上の工夫

「合格体験記」については、冊子はもちろんWeb動画も含めて膨大な数の体験談に浸ることができ、昨年失敗した者として今年は「絶対合格する」という気持ちにさせられました。
特に、自身とよく似た境遇の合格者コメントには共感させられる事が多く、YouTubeを使った合格者インタビューは時間や場所・デバイスを問わず視聴できるので、合格者の肉声から勉強法を学んだりモチベーション維持に大変重宝しました。
多くの合格者が仰っているように「アガルートで合格」と決めたからには、「工藤先生の講義+テキストと過去問集で合格」と心に決めて進めていきました。
私の学習方法は、教材をPDF化しタブレットで他社アプリを使って教材を表示させてマーカーを引いたり、追記をして反芻しながら記憶に定着させていくものでした。
持ち運びに便利なタブレットは、外出時はもちろん自宅でも場所を選ばずに隙間時間にサッと取り出して学ぶ事ができるため気に入っています。
また、国土交通省の関係法令や解釈・運用の考え方を調べる際は、Webでサッと調べる事ができ、文言等の追記も欄外にサッとコピペできるため、効率よく学習を進めることができました。

総合講義のご感想・ご利用方法

学習のメインとなる「総合講義」は、工藤先生の講義動画をタブレットの左1/3で再生し、右2/3にテキストを1ページごと表示させて進めました。
また、講義動画のスピードは1.5倍速で再生しながら、工藤先生が画面上でテキストを色付けされた箇所を、同様にマーキングしていきます。
昨年、初回の受験は不合格でしたが、宅建後1か月間で詰め込んだ知識もあったので、それらを思い出しながらひたすら講義視聴とマーキングを進めていきました。
工藤先生謹製のテキストは、本屋などに並ぶイラストやカラーをふんだんに使った見応えがある厚い他社のテキストとは一線を画すもので、シンプル且つ分かり易い簡潔・明瞭なテキストでした。
サンプルを入手した時は、「これで大丈夫かな?」と心配した事もありましたが、講義動画とテキストのマーキングを進めていくと、この必要十分なテキストだからこそ、イタズラにページ数が膨大化せず、内容がスッキリとまとまっている事が身に沁みて分かってきました。
中でも、テキストの文面は「過去問」や国交省「解釈・運用の考え方」の記載を網羅したもので、出題年と問題番号がオレンジ色で併記されており、追込み時には出題範囲の把握にとても役立ちました。
また、チャプターの対照表は、勉強時間の計画作成と進捗把握に絶大な効果がありました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

「過去問解説講座」は、1ページ目に問題、2ページ目に正解と枝別の解説が詳細に記載されているオーソドックスな構成です。
目次欄には、問題ごとにA〜Cの「ランク」付がされていて、出題年や出題分野も明記されているので、「これが試験合格の本丸」と自身を鼓舞して弱点分析や復習に活用しました。

進め方は、最初に1時間で25問または2時間で50問を解く「ミニ模試」を実施して、スピード感と解答精度を鍛えるように努めました。
答え合わせと解説を読破した後に、工藤先生の講義を観るようにしました。
目次には、違えた問題がすぐ分かるようにピンクのマーカーを引き、正解したが正しく理解できていなかった問題は黄色のマーカーを引いて、2周目3周目に繋げるようにしました。
また、各問題の右肩には3つのチェックボックスがあるので、周回ごとにチェックを入れられ、モチベーションの維持に活用できました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

「総まとめ講座」は、重要項目ごと1ページに1問〜6問の過去問が一問一答式で掲載され、次頁は関連項目の要点をまとめたページ構成でした。
私は、11月に入り3日間かけて一気にやり遂げることができたので「直前ヤマ当て模試」を実施する前に知識の整理として大いに役立てる事ができました。
進め方は、各設問の点線下にある解説と「〇」「×」を隠し、タブレットを縦スクロールさせながらスピード感を持って解答していきました。
間違った設問は、キーワードとなる箇所と解説にピンクのマーカーを引いた後にテキストを反復し、不正確な知識で正解をした設問は解説に黄緑のマーカーを引いて、再チェック時に判別しやすいようにしました。
「総まとめ講座」は試験範囲が網羅されているのは勿論ですが、令和3年や令和4年の過去問が惜しげもなく採用されているので、直近の本試験を項目ごとに整理するのに大変役立ちました。
また、「テキスト対照表」も進捗管理や講義内容のチェックに大変役立ちました。

直前ヤマ当て模試のご感想・ご利用方法

11月に入った第1週目の週末、試験当日の時間帯に合わせて自宅にて実施しました。
結果は、1回目40点で自信を持つことができました。
過去問中心の素直な問題が多いようにも感じましたが、正解できなかった10問については、解説を熟読し、テキストに戻って間違えた背景を整理する作業を行いました。
翌日の2回目は34点で自信を失う結果となりました。
やや難しく感じる設問が散見されましたが、正確な理解ができていなかったことが失点の原因と腑に落ちたので、テキスト回帰で反復学習ができました。
また、間違えた問題で頭にすんなり入らなかった設問は、工藤先生の講義に戻って仕上げていきました。
こうした直前期に間違えた設問は、自身の理解が及んでいないものなので「間違った数が伸びしろ」と自ら鼓舞して自信を養っていきました。
11月第1週に「直前ヤマ当て模試」に取り組んだ事で、残り2週間はテキストを中心とした知識の整理を腰を据えて行う事ができました。

自由記載欄

余談となりますが、試験直前に不動産団体が主催するイベントで工藤先生が登壇されることを知り、工藤先生を間近に拝見する機会に恵まれました。
遠目に先生の生講義を拝聴しながら、これまで4か月間、講義動画で工藤先生と学んできたことへの気持ちが一気に込み上げてきて、「必ず合格して工藤先生にご恩返しするぞ」という強い気持ちに包まれて会場を後にした事が懐かしく思い出されました。