最終面接を控えていると「最終面接って通りやすいのかな」「面接当日、気を付けるポイントを知りたい」と考える方もいるのではないでしょうか。

せっかく最終面接まで進めたのなら、確実に通過して内定獲得したいですよね。

そこでこの記事では、最終面接の状況別の合格率や、合格率を上げる方法、最終面接に受かる人のポイントなどを分かりやすく紹介します。

この記事を読むことで、最終面接の合格率・状況を把握できて、合格に近付く方法が分かります。

内定獲得まで油断せずに、現状と解決策を確認しておきましょう。

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最終面接の合格率は約50%

会社の規模や面接回数によって異なりますが、最終面接の合格率は一般的に50%と言われています。

面接通過率50%は他の面接と比べると高い数字ですが、それでも2人に1人しか受かりません。

最終面接は、入社の意思確認や社長との顔合わせの場だと思っている方がいるかもしれませんが、実際はしっかりと選考されることが分かります。

したがって、内定を獲得するためには最終面接の対策をして本番を迎えなければなりません。

最終面接まで進んでいる方は、実力や経験をすでに評価されています。

ここまで進んできた努力を無駄にしない様に、気を抜かず最終面接に挑みましょう。

状況別の合格率

最終面接の合格率の平均は約50%と言われていますが、細かく見ると状況によって数字が異なります。

ここでは以下の状況別に合格率の傾向を確認していきましょう。

  • 会社規模による合格率
  • 採用人数の違いによる合格率
  • 面接回数による合格率

合格率は企業によって異なるため、あくまで参考程度にご確認ください。

会社規模による合格率

最終面接の合格率は、大企業や中小企業などの会社の規模によって違いがあると言われています。

会社規模による最終面接の合格率の傾向は、次の通りです。

  • 大企業:約30~40%
  • 中小企業、ベンチャー企業:約60%

大企業での最終面接の合格率が低いのは、選考を受ける「人数の多さ」と「質の高さ」が理由と言われています。

大企業は最終面接でも、社長や役員にしっかりと選考されるといえるでしょう。

一方で中小企業やベンチャー企業は内定を辞退する人が多いため、人数に余裕を持って採用する傾向にあります。

最終面接では、企業とどれだけマッチしているかを見られるでしょう。

採用人数の違いによる合格率

最終面接の合格率は、企業が内定を出す「採用人数」によっても異なると言われています。

採用人数の違いによる合格率の傾向は、次の通りです。

  • 採用人数1~10名:約50~80%
  • 採用人数20~30名:約30~50%
  • 採用人数100名以上:約30%

人数と合格率を比較すると、採用人数が少ない程合格率が高くなっています。

採用人数の少ない中小企業は、内定辞退者が多いため欲しい人数よりもたくさんの人を採用する必要があるのでしょう。

一方で採用人数が多い大手企業は、内定辞退者が少ないため決められた人数のみ採用する傾向にあります。

面接回数による合格率

最終面接を含む面接の回数によっても、合格率が異なります。

面接回数による合格率の傾向は、以下の通りです。

  • 面接回数2回:約30~50%
  • 面接回数3回:約50~70%
  • 面接回数4回:約70%以上

面接回数が多い程合格率が高くなるのは、回数を重ねて学生を絞っているからです。

ゆえに最終面接の段階では、企業に適した優秀な人材が残っているといえるでしょう。

一方で面接回数が少ないと、企業が採用したい人材を絞り切れていない可能性があります。

最終面接でも、しっかりと振るいにかけられる確率が高まります。

最終面接の合格率を上げる方法

最終面接の合格に向けて、今から対策できることがたくさんあります。

ここでは最終面接の合格率を上げる方法として、以下の7つを紹介します。

  • 企業情報の再確認
  • 逆質問を考える
  • 企業に併せてキャリア計画を立てる
  • 志望動機と自己PRの強化
  • これまでの面接を振り返る
  • 社長や役員などの情報も確認
  • お礼メールを送る

内定まであと一歩のため、ひとつずつ実践してみてはいかがでしょうか。

企業情報の再確認

最終面接前に企業情報をしっかりと再確認しておきましょう。

最終面接では、入社後をイメージしてさまざまな質問をされる可能性があります。

自分自身の企業への知識が浅ければ、入社の本気度が感じられず不採用に繋がります。

企業情報の収集は企業の公式サイトやパンフレット、SNSなどありとあらゆる所を隅々まで確認し、自分なりに入社後のイメージを固めておくことが大切です。

逆質問を考える

逆質問は入社の意欲を示すひとつの要素となり、面接では質の高い質問をすることが重要です。

逆質問では企業への強い関心を示せたり、自分のアピールに繋がったりします。

実際に投げかける質問は、業界や企業のビジョンなどを聞くのが良いでしょう。

最終面接を行なう社長や役員は、現場の業務内容よりも企業の強みや求めている人材を把握しているからです。

相手がどのような立場の方なのかを見極めて、質問を変えることが大切です。

関連記事:就活の面接で「質問はありますか?」の逆質問に役立つ例文8選を紹介

企業に併せたキャリア計画を立てる

最終面接では、企業に併せたキャリア計画を伝えましょう。

企業で何がしたいのか、どんなビジョンを持ち応募しているのかなどを具体的に伝えると好印象です。

はっきりとビジョンを示せると企業で前向きに働いてくれる人材だと判断され、さらに自分が企業へ入社するイメージができます。

話に具体性があると入社後のミスマッチが少なくなり、長く働いてくれる人材だと見込まれます。

志望動機と自己PRの強化

最終面接で合格率を上げるためには、志望動機や自己PRの強化が重要です。

最終面接は今までと面接官が異なるため、再度志望動機と自己PRを聞かれる可能性が高いでしょう。

最終面接で具体性のある志望動機が伝えられないと、企業で活躍するイメージが湧きにくくなります。

志望動機や自己PRを深堀されても答えられる様に、あらゆる質問を想定しておきましょう。

これまでの面接を振り返る

これまでの面接を振り返り、最終面接に臨むことも大切です。

もし過去の面接と最終面接に食い違いがある場合、面接官に不信感を与えてしまい不採用に繋がる可能性があります。

一次面接や二次面接、履歴書の内容と一貫性のある受け答えができるように、面接を丁寧に振り返りましょう。

社長や役員などの情報も確認

最終面接は社長や役員が面接官を担うことが多いため、社長や役員の情報も確認しておきましょう。

面接での会話や逆質問に情報を取り入れれば、徹底したリサーチができていると判断されて、志望度の高さを評価されます。

企業の社長・役員の情報は、公式サイトやブログ、SNSなどすべての情報を網羅しておくと安心です。

お礼メールを送る

お礼メールは最終面接を終えたあとに、感謝の気持ちと丁寧な対応を伝えるチャンスです。

少しでも好印象につなげるために送ることをおすすめします。

メールの内容は、面接で話した時に気付いたこと、面接の機会をいただいた感謝の気持ち、また入社後の意気込みなどを記すと好印象です。

関連記事:面接のお礼メールはいらない?例文やメールを送るタイミング等をご紹介

最終面接に受かる人の特徴

最終面接に受かる人物像があれば、把握しておきたいですよね。

ここでは最終面接に受かる人の特徴として、次の3つを紹介します。

  • 入社意欲が高い人
  • 明確なビジョンや熱意を伝える人
  • 企業研究をしっかりしている人

ぜひ参考にして最終面接に挑んでください。

入社意欲が高い人

入社意欲の高い人は、最終面接に受かりやすいといえるでしょう。

当たり前の話ですが、企業が採用活動をするには新しい人材が必要だからです。

内定辞退しそうな人よりも、志望度や入社意欲が高いと採用されやすくなります

明確なビジョンや熱意を伝える人

明確なビジョンや熱意を伝えられる人は、内定獲得に繋げられます。

企業に入社してどのように活躍したいのかをはっきりと伝えられると、志望度の高さをアピールできるでしょう。

「どうしてもこの会社で働きたい」という気持ちが伝われば、長く働いてくれる可能性が高くなり採用に繋がります。

企業研究をしっかりしている人

企業研究を徹底して行なう人は、最終面接が通りやすくなります。

他の人が知らない情報まですべて調べ尽くしていれば、企業へ入社したい強い気持ちが伝えられるでしょう。

具体的に最終面接の社長・役員とのコミュニケーションや、企業に最適な志望動機を考えるために活かせます。

面接官が見ているポイント

最終面接で、面接官は学生のどんな所をチェックしているのでしょうか。

ここでは面接官が見ているポイントの、次の3点を紹介します。

  • 志望度の高さ
  • 人柄や性格
  • 一緒に働きたいと思えるか

なぜ見られるのか、詳しい内容を確認していきましょう。

志望度の高さ

最終面接で面接官は、志望度の高さを見ています。

志望度が高い学生は、企業への関心や仕事のやる気、成長意欲が高い傾向にあります。

元々優秀な人材を採用したいのと同時に、伸びしろのある人材も採用したいと思っているでしょう。

例え実力に自信がなくても熱意を伝えられれば、採用される可能性は十分にあります。

人柄や性格

最終面接において、人柄や性格のよさはとても重要です。

特に顧客とかかわる仕事に就く場合は、人柄のよさは企業のイメージに繋がるからです。

例えば、協調性や素直さを持っていたり丁寧な振る舞いができたりすると、面接官に好印象となります。

自分の魅力を伝えて、採用につなげていきましょう。

一緒に働きたいと思えるか

最終面接において、面接官は一緒に働きたい人材であるかを見ています。

最終面接に残っている場合、能力の高さやスキルのマッチ度はすでにクリアしているからです。

あとは最終確認の意味を込めて、一緒に働きたい人材なのかを見極められるでしょう。

例え能力や経験値が高くても、一緒に働きたくない人材だと不採用に繋がります。

社長や役員が一緒に働きたいかどうかはもちろん、社内メンバーに馴染めるかを見られるでしょう。

まとめ

最終面接の合格率は平均50%と言われているため、最後の面接でもしっかりと選考されるといえます。

内定獲得前の入社確認をする場ではないため、最終面接ならではの対策をして面接に臨む必要があります。

また、最終面接は今までの面接以上に志望動機や逆質問に具体性があることが重要です。

入社後に活躍できる人材だと、社長・役員にイメージさせることが大切でしょう。

さらに能力以外にも一緒に働きたいかどうかを見られるため、丁寧な対応や謙虚な姿勢を示すことが重要です。

最後まで気を抜くことなく、内定をつかみ取ってくださいね。

関連記事:面接の練習方法は?就活に役立つ面接練習のポイントや注意点を解説!

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