「就活はいつから始めればいいの?何をすればいいのかわからない。」と初めてのことなので疑問ばかりですよね。

結論からいうと、大学3年の5月までに自己分析や業界研究などを経て就活準備をスタートさせて、翌年3月の就活の本格スタートに備えましょう。

就活は、政府と経団連が決定したスケジュールに応じて進めていくのが一般的です。

この記事では、就活のスケジュールややること、成功のポイントなどについてお伝えします。

これから就活を控えている方は、参考にしてください。

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2025年卒の就活スケジュール

2025年卒の就活スケジュールは、例年通りの2024年3月に採用情報が解禁されて、6月から選考活動が解禁される予定です。

2024年10月には正式な内定が出されます。

就活準備を始めてから内定が出るまでの大まかな流れを確認していきましょう。

2023年5月までに自己分析、ガクチ力、企業・業界研究などを行う

25年卒の方は2023年5月頃までに就活準備を始めて、自分への理解を深めておきます。

実際に採用情報が解禁されるのは2024年3月ですが、就活が本格的に始まってから自己分析やガクチカ、企業・業界研究を始めても間に合いません。

就活が始まったらしっかりと自分を売り込めるように、余裕を持って取り組みましょう。

まずは自己分析では自分の経験を振り返り、性格や強み・弱みを言語化します。

自己理解が深まると、面接で質問をされた際にスムーズに答えられるようになります。

また、ガクチカや自己PRは、どんな企業の面接でも質問されることがほとんどとなり、自己分析によってわかった強みや学生時代のエピソードをまとめ、何度も書いて読み直しましょう。

それぞれ300〜400字ほどの文字量が最適です。

業界研究では企業理念や業務内容を確認したり、OB・OG訪問をしてヒアリングしたりします。

2023年6月から夏期インターンシップに参加

夏休みに行われる夏期インターンシップは、自分の適性や業界をさらに理解できる貴重な機会。

実際のお客様のところに訪問する実践的なプログラムやプロジェクトを組んで新規事業を行うプログラムなど、内容はさまざまです。

実施期間は数日間のものから数週間、1ヶ月以上のインターンまでさまざまです。

いろいろな業界を体験したい方は短期間のインターンシップにいくつか参加し、じっくりと業界について知りたい方は長期のインターンシップがおすすめ。

インターンシップに参加することで、行きたい企業を具体的にイメージしやすくなります。

2023年9・10月から秋・冬インターンシップに参加とES・面接対策(企業によっては説明会開始)

9・10月頃からは、秋・冬期インターンシップも開催されます。

また、ESや面接の対策、企業によっては説明会がスタートするのも9〜10月頃。

ESは、採用担当が就活生の人柄を見極める重要な資料であり、企業にアピールする役割を担っています。

選考当日に緊張のあまり失敗しないように、長所や短所、自己PRなどの面接でよく聞かれる質問への回答は事前に準備しておくことが大切です。

2024年3・4月から企業エントリーや説明会を始める

2024年3月になると採用情報が解禁されて、企業エントリーや説明会が一斉に始まり就活が本格化します。

情報解禁されてすぐにプレエントリーできるように、事前に志望企業をリストアップしておくと当日になって慌てなくてすむでしょう。

3月以降は学業と並行して毎週のように何社もの説明会や書類選考があるため、スケジュール管理が重要。

アルバイト先や部活動、ゼミでは就活を優先してもらえるように周囲の理解を得つつ、内定をもらえるまで最後まで進み続けることが大切です。

2024年6月から選考面接や内々定が出始める

大学4年の6月になると選考が面接に進み、内々定が出始める時期。

内々定は、10月に内定通知を出すという学生と企業との約束であり、内々定=内定ではありません。

経団連に加盟している企業は、卒業・修了年度の10月1日以降に正式な内定が出ます。

企業が学生に渡した内定通知書に対して、学生が承諾書を提出すると、正式に内定が決定。

ただし、ベンチャー企業や外資企業など経団連に非加盟の企業は独自のスケジュールで採用活動をしており、もっと早く内定がもらえることもあります。

就活はいつから始めるべき?

就職活動の準備を始める時期は、大学3年の5月頃。

まずは自己分析やガクチカ、企業・業界研究など就活準備から始めます。

5〜6月になると夏期インターンシップの募集が始まるため、参加する方にとっては本格的な就活のスタート。

企業によっては、インターンシップ参加者だけの特別選考を受けられたり、優先的に採用されたりする場合もあるため、興味のある企業や業界はチェックしておきましょう。

新型コロナウイルスの影響は?

新型コロナウイルス感染拡大の影響による、就活スケジュールの変更はありません。

現在は、WEBやオンラインでのインターンシップや説明会、面接などが増加。

従来のような会場への移動時間や交通費の負担が減ったことで、就活生はより多くの企業の選考に参加できるようになりました。

企業によっては職場見学をオンライン形式で開催するところもあり、学生に興味を持ってもらえるように工夫しています。

また、学生は面接のオンライン化が進んだことで対面だけでなく、オンラインでの面接対策も必要になりました。

25年卒の就活生も、企業によってオンラインと対面のどちらの面接も実施されるため、両方の準備をしておかなければなりません。

就活のためにやること

学生が就活に向けてやることを順番に説明します。

  • 自己分析
  • 業界研究
  • 企業研究
  • 職種研究
  • エントリーシート作成
  • 面接対策
  • OB・OG訪問
  • インターンシップ
  • 説明会

それぞれ詳しく見ていきましょう。

自己分析

自己分析は、自分の長所や短所、価値観を把握・分析して就活における強みを見つけ出すことです。

自分の興味があることや譲れないポイント、将来やりたいことなどについて、具体的なエピソードと共に紙に書き出してみましょう。

できるだけ客観的に分析して、ときには家族や友達に他己分析をお願いするとより効果的に進められます。

業界研究

業界研究は、志望業界を定めるために業界の種類や特徴について調べることです。

業界研究を始めるきっかけは、親が働いている業界やテレビで知った業界など身近なことからでも構いません。

まずは知っている業界から調べて、そのあとは世の中にあるさまざまな業界を比較検討してみましょう。

業界についてまとめられた本やサイトを参考にすることも、ひとつの方法です。

企業研究

企業研究は、興味のある企業と自分の相性を見極めるために企業への理解を深めることです。

行きたい企業が決まったら業界内のトップ企業やライバル企業と比較すると、その企業の魅力や本質が見出せるようになります。

企業のホームページや企業情報が掲載された書籍、会社説明会などで情報収集して、企業研究を進めましょう。

職種研究

職種研究とは営業や事務、開発など各職種の業務内容の理解を深めて、働き方や採用情報について調べることです。

各職種で求められる素質やスキルを正確に把握し、自分が当てはまるかどうかを確かめましょう。

職種研究でわかったことを自己分析や自己PRなどにつなげて見直したり、希望職種の将来性を調べたりすることも大切です。

エントリーシート作成

エントリーシートとは、採用にあたって企業が用意する応募用紙です。

名前や住所、学歴などの基本情報以外に、長所や短所、自己PR、志望動機などを記入する欄があり、採用担当者が自身がどのような人物なのかを見極めるための大切な資料。

初めて読む人にきちんと伝わるように、質問にはわかりやすく的確に回答することを意識しましょう。

自己PR

自己PRは、自身の強みや長所を最大限にアピールして、企業が求める人材であると判断してもらうための資料です。

自身の強みを簡潔に紹介し、その理由をエピソード付きで具体的に説明しましょう。

強みや長所は、仕事に直結するような内容を選ぶことがポイント。

作成した自己PR文は先輩や大学のキャリアセンターの方に添削してもらうと、より良いものに仕上がります。

面接対策

面接は、就活で最も大切な選考過程です。

学歴や学生時代の経験に関係なく、苦手な方は苦戦するポイントなため、事前の対策が重要です。

本やサイトを見て事前に面接でよく聞かれる質問を確認し、回答を用意しておきましょう。

就活対策講座などを利用して模擬面接で練習しておくと、本番でも自分を最大限にアピールできるようになります。

関連記事:面接の練習方法は?就活に役立つ面接練習のポイントや注意点を解説!

OB・OG訪問

OB・OG訪問は、興味のある業界や企業で働いている先輩を訪ねて実際の仕事内容や職場の雰囲気を聞き、就活に役立てることです。

実際に働いている人から話を聞くことで、本やサイトなどではわからないリアルな経験談を聞けます。

また、社会人として、その業界や企業で働く自分をイメージしやすくなるでしょう。

インターンシップ

インターンシップは、大学3年の6月頃から大学4年生の3月頃に実施されるのが一般的です。

申込時期は企業によってさまざまですが、多くは大学3年の6月頃から募集が開始され、参加人数には制限があり、選考や面接も行われるケースもあるため、必要に応じて準備しておきましょう。

夏期インターン

夏期インターンは、大学の夏休みにあたる7〜9月頃に実施されるインターンシップです。

ほとんどのインターンは無給ですが、中には報酬が支払われるインターンも存在。

実施期間は1日で完結するものや数日〜数週間、1ヶ月以上のものまでさまざまです。

1日限りのインターンは説明会や座学で終わってしまうケースもあるため、第一志望の企業や業界の場合は中長期インターンへの参加がおすすめ。

秋・冬インターン

秋・冬インターンは、大学3年の9月〜2月頃に実施されます。

夏期インターンと比較すると応募者が少なくて競争倍率が低いため、志望企業が実施している場合は狙い目。

特に金融大手や製薬会社、外資系企業などは秋・冬インターンを実施しており、中には本選考優遇型のインターンを行っている企業もあります。

インターンへの参加が選考で有利に働くこともあるため、少しでも興味のある方は積極的に応募しましょう。

説明会

説明会は企業の概要や経営者の熱意、社内の雰囲気などのホームページやパンフレットではわからないリアルな情報が得られる場です。

説明会は企業単位で行われる会社説明会と、複数社が一堂に会する合同説明会の2種類です。

合同説明会はたくさんの企業を一度に広く知ることができる一方で、会社説明会は企業で働く先輩から実際に話を聞けて、理解を深められるメリットがあります。

企業の選考スタートのタイミング

就活スケジュールは経団連が定めた通り、大学3年の3月に情報が解禁されてから6月から選考開始です。

ただし、経団連に加盟していない日経企業や外資系企業は、経団連のスケジュールに縛られずに選考を行っています。

それぞれの選考スケジュールを見ていきましょう。

経団連に加盟している企業

経団連に加盟している大手日系企業の選考スケジュールは、大学3年3月に情報が解禁されて、大学4年の6月から選考開始です。

経団連に加盟している企業の例は、以下の通りです。

  • 三菱商事
  • 伊藤忠商事
  • 京セラ
  • KDDI
  • キリンホールディングス など

ただし、WEBテストやエントリーシートの提出日程は決められていないため、早い段階で実施している企業もあります。

経団連に非加盟の企業

経団連に非加盟の日系企業は、大学3年の2月頃から選考が始まります。

経団連のようにルールが決められていないため、早めに選考をスタートさせて優秀な学生を早く獲得したい狙いがあります。

経団連に非加盟の日系企業の例は、以下の通りです。

  • 楽天
  • サイバーエージェント
  • LINE など

早い企業だと、経団連加盟の企業が説明会を始める段階で、次々と内定者を出していきます。

外資系企業

外資系企業が選考をスタートさせる時期は、大学3年の10月頃。

外資系企業はかなり早い段階で選考が始まり、早いと年内に内定者を出しています。

なぜなら、経団連非加盟の日系企業と同じように早くから優秀な学生を確保したいからです。

例えば、外資系企業には以下のような世界的に有名な企業があります。

  • P&G
  • アクセンチュア
  • J.P.モルガン
  • ゴールドマン・サックス など

外資系企業への就職を目指す場合は、早めに就活の準備を始めましょう。

就活を成功させるポイント

就活の準備は早ければ早いほど、万全の体制で選考に挑めます。

早い段階で準備を始めて面接練習や選考などに参加するたびに振り返り、次に活かしていきましょう。

課題が見つかるたびに改善していれば、第一志望の面接ではより良い結果を残せる可能性が高くなります。

なるべく採用情報が解禁される前に就活をスタートさせることが、就活成功の秘訣です。

幅広い企業に対してエントリー数を増加

幅広い企業にエントリーをして、選考過程の場数を増やすことが就活成功に繋がります。

例えば、本命企業1本に絞っていきなり面接に挑んでも、緊張のあまり本来の自分の良さを十分に発揮できないかもしれません。

「ここだけは譲れない」というポイントを明確にして、条件を満たす企業に絞って何度もエントリーしていきましょう。

イベントに参加

就活系のイベントに積極的に参加することも、成功への近道。

参加するイベントを選ぶポイントは、選考直結型のイベントであることです。

選考直結型のイベントは一度に複数社の説明会と選考を受けられて、効率よく就活を進められます。

いろんな業界から幅広く情報収集して、内定に少しでも近づきたい方におすすめ。

まとめ

就活を始めるタイミングやスケジュールについてお伝えしました。

  • 就活準備を始めるのは大学3年の5月頃
  • 情報解禁されて本格的に就活スタートするのは大学3年の3月
  • 企業によってもっと早くに選考が始まる
  • 自己分析や業界研究をしてしっかりと自分の強みや志望企業を見極める
  • 就活を成功させるにはできるだけ早く動き出すことが大切

就活が本格的に始まるのは大学3年の3月ですが、企業によってはもっと早い時期にスタートします。

自分が行きたい業界や企業の選考開始時期をチェックして、乗り遅れないようになるべく早く就活を始めましょう。

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