技術士の建設部門について興味があっても、合格への難易度や試験内容まで詳しく知っている方は少ないはず。「建設部門の勉強のやり方は?」と勉強方法で悩んでいる方もいるでしょう。

本コラムでは、技術士建設部門の難易度について詳しく解説します。試験概要から勉強方法・学習スケジュールまで紹介するため、建設部門に興味がある方はぜひご覧ください。

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技術士建設部門の難易度

技術士建設部門は、難易度の高い資格です。

難易度が高いといわれる理由として、合格率の低さと必要な勉強時間の多さがあげられます。

それでは、技術士建設部門の合格率と必要な勉強時間から見た難易度をそれぞれ見ていきましょう。

合格率から見た難易度

技術士建設部門の合格率は、第一次試験が30〜40%、第二次試験が8〜10%です。

両試験とも合格率は低く、第一次試験でも受験者の約3人に1人しか合格できません。

なお、技術士建設部門の資格を取得するためには、第一次試験と第二次試験の両方の合格が必須です。

特に第二次試験は、受験資格に実務経験などの厳しい要件が設けられている中での合格率で、難易度は非常に高いといえます。

第一次試験の合格率の推移

令和6年度の技術士第一次試験 建設部門の合格率は35.8%でした。

過去5年間の合格率は下記のように推移しています。

年度受験者数合格者数合格率
令和6年度8,681名3,111名35.8%
令和5年度8,738名3,209名36.7%
令和4年度8,888名3,661名41.2%
令和3年度8,581名2,483名28.9%
令和2年度7,284名2,891名39.7%
出典:技術士第一次試験 統計情報

第二次試験の合格率の推移

令和6年度の技術士第二次試験 建設部門の合格率は8.7%でした。

過去5年間の合格率は下記のように推移しています。

年度受験者数合格者数合格率
令和6年度13,298名1,152名8.7%
令和5年度13,328名1,303名9.8%
令和4年度13,026名1,268名9.7%
令和3年度13,311名1,384名10.4%
令和2年度11,763名1,216名10.3%
出典:技術士第二次試験 統計情報

合格率を比較すればわかる通り、第二次試験の難易度は第一次試験よりも格段に上がります。

勉強時間から見た難易度

技術士建設部門の合格に必要な勉強時間は1,000〜1,400時間が目安です。

技術士とほかの難関資格の勉強時間の目安を比較してみました。

資格名勉強時間の目安
技術士1,000~1,400時間
社労士800~1,300時間
中小企業診断士1,000時間
司法書士3,000時間
弁理士3,000時間

司法書士や弁理士などの「最難関資格」と比較すると、技術士建設部門のほうが少ない勉強時間で合格を目指せるでしょう。

しかし、一般的に「難関資格」とされる社会保険労務士や中小企業診断士とは、同程度の難易度だと考えられます。

技術士建設部門の試験概要

技術士建設部門の第一次試験・第二次試験について解説します。

第一次試験の内容

受験資格

技術士第一次試験の受験資格は、特に設けられていません。

年齢、学歴、業務経歴などの制限はないため、申し込めば誰でも受けられます。

試験概要

技術士第一次試験は、筆記試験です。

試験科目は、全部門共通の基礎科目と適性科目、受験者が選択する1技術部門にかかわる専門科目の大きく3つにわかれています。

以下、試験科目の詳細です。

基礎科目科学技術全般にわたる基礎知識
適性科目技術士法第4章(技術士等の義務)の規定の遵守に関する適性
専門科目受験者が選択した技術部門にかかわる基礎知識および専門知識

建設部門を選択した場合の専門科目は「建設」となり、出題範囲は以下のとおりです。

  • 土質及び基礎
  • 鋼構造及びコンクリート
  • 都市及び地方計画
  • 河川、砂防及び海岸・海洋
  • 港湾及び空港
  • 電力土木
  • 道 路
  • 鉄 道
  • トンネル
  • 施工計画
  • 施工設備及び積算
  • 建設環境

合格基準は、基礎科目・適性科目・専門科目それぞれで50%以上の得点が目安です。

参考:技術士第一次試験の科目|公益社団法人 日本技術士会

第二次試験の内容

受験資格

技術士第二次試験を受けるためには、まず技術士補となる資格(第一次試験の合格者あるいは同等と認められる者)をもっていなければなりません。

そのうえで、以下のいずれかの要件を満たせば受験できます。

  • 技術士補に登録後、技術士の指導のもと技術士補として通算4年を超える実務経験
  • 技術士補となる資格を有した日から、指導業務を行う監督者の指導のもと通算4年を超える実務経験
  • 指導者や監督者の有無・要件を問わず、通算7年を超える期間の実務経験(技術士補となる資格を有した日以前の従事期間も算入できる)

いずれにせよ、実務経験を数年積まなければ第二次試験を受験することはできません。

参考:令和7年度技術士第二次試験 実施案内|公益社団法人 日本技術士会
   技術士資格取得までの仕組み|公益社団法人 日本技術士会

試験概要

技術士第二次試験では、筆記試験と口頭試験が実施されます。

筆記試験→口頭試験の順で行われ、筆記試験の合格者のみが口頭試験を受験可能です。

筆記試験は論文形式で、必須科目と選択科目があり、必須科目からひとつ、選択科目から2つ問題が出題されます。

必須科目と選択科目の詳しい試験内容は、以下のとおり。

必須科目(問題Ⅰ)技術部門全般にわたる専門知識、応用能力、問題解決能力及び課題遂行能力に関するもの
選択科目(問題Ⅱ)建設部門についての専門知識及び応用能力に関するもの
選択科目(問題Ⅲ)建設部門についての問題解決能力及び課題遂行能力に関するもの

なお「建設部門」の選択科目の試験範囲は、第一次試験の専門科目と同様です。

合格基準点は、必須科目と選択科目ともに60%以上の得点が目安となります。

また口頭試験は、技術士としての実務能力と適格性を判断することを重視し、筆記試験の論文解答および業務経歴を踏まえた内容で実施されます。

以下、試問事項と合格基準点一覧です。

試問事項チェック項目合格基準
技術士としての実務能力コミュニケーション、リーダーシップ60%以上の得点
評価、マネジメント60%以上の得点
技術士としての適格性技術者倫理60%以上の得点
継続研さん60%以上の得点

筆記試験と口頭試験の両方に合格すると、第二次試験の合格が認められます。

出典:技術士第二次試験の科目|公益社団法人 日本技術士会
   令和6年度技術士試験合否決定基準

技術士建設部門の勉強方法

技術士建設部門の勉強方法について、第一次試験・第二次試験それぞれ解説します。

第一次試験の勉強方法

技術士建設部門の第一次試験では、マークシート方式で技術者として必要な基礎知識、専門知識、そして倫理観などが問われます。

合格基準が各科目で定められているため、バランスの取れた学習が不可欠です。 

過去問題の徹底活用と傾向分析

第一次試験の勉強方法は、過去5~10年分の過去問題を繰り返し解くのが最も効果的です。

間違えた問題、理解が曖昧な箇所は、参考書やテキストに戻って基礎から確認しましょう。

大切なのは、苦手科目を作らないこと。「基礎科目」「適性科目」「専門科目」それぞれの出題傾向を掴み、特に「基礎科目」と「専門科目」は頻出分野を中心に知識を深めてください。

必要な勉強時間は、一般的に100~300時間程度が目安と言われています。

基礎・専門科目の体系的理解

技術士建設部門の第一次試験では、大学レベルの工学基礎(数学、物理、化学など)の知識が求められます。

専門科目に関しては、専門分野の体系的に学べる参考書を1冊選び、繰り返し読み込みましょう。自身の業務経験に関連する分野だけでなく、技術士として求められる知識を幅広く学びます。

範囲が広いため、完璧を目指さず、過去問の出題傾向を参考に優先順位をつけて学習を進めましょう。

基礎科目は広範囲から出題されるため、基本的な概念や公式を確実に押さえること。適性科目(技術者倫理、関連法規など)は、確実に得点できるように繰り返し学ぶことが大切です。

学習計画とモチベーション維持

試験日から逆算して「いつまでに、どの科目を、どこまで進めるか」を具体的に設定しましょう。

必要な勉強時間は事前に立てた計画に基づき、週単位、月単位での目標時間を3ヶ月〜半年単位で設定します。長期間の学習になるため、モチベーション維持が鍵となります。

また学習仲間を見つけ、定期的に休息日を設けるなど、学習のモチベーションを保てるような工夫をして学習を続けましょう。体調管理も重要です。

第二次試験の勉強方法

技術士建設部門の第二次試験は、筆記試験と口頭試験で構成され、専門知識の応用力、課題解決能力、技術者倫理、そしてリーダーシップなどが総合的に評価されます。

実務経験に基づいた深い洞察と論理的な説明能力が必要です。

社会課題の把握(筆記・口頭対策)

第二次試験では、最新の技術動向や環境問題、防災、インフラ老朽化などの社会課題と自身の業務を結びつけ、実現可能かつ効果的な解決策を具体的に示す能力が必要です。

社会課題について客観的視点と技術者倫理に基づいた記述をできる力や、手書きで制限時間内に構成を考えて記述する力を養いましょう。

論文作成能力の徹底強化(筆記試験対策)

過去問題や想定されるテーマについて、実際に論文作成する練習(手書き)を繰り返しましょう。

社会課題を的確に把握にすることに加え、現状分析や問題点の抽出、解決策の提案、波及効果・リスク評価などについて論理的に記述する能力を身につけます。

通信講座などを活用し、信頼できる指導者や合格者から添削指導を受けるのがおすすめです。

専門知識の深化と業務経験の棚卸し(口頭試験対策)

専門分野の学会誌、技術論文、専門書などで知識を整理します。

特に最新の技術動向や関連法規、基準類の変更点は確実に押さえましょう。

業務経験を振り返り、「どのような課題に対し、どのような技術的アプローチで、どのような成果を上げたのか」「その際の自身の役割や判断は何か」を具体的に整理し、技術士として説明できるように準備してください。

自身の業務経験(出願した業務経歴票)の整理(総合)

技術士としてアピールできる事例を複数抽出し、深掘りしておきましょう。

第二次試験では技術的な内容だけでなく、技術者倫理やリーダーシップ、コミュニケーション能力、継続研鑽(CPD)の取り組みなどについても問われます。

対策をするときは、経験豊富な技術士のフィードバックを受けることが極めて重要です。知識のインプットだけでなく、それを自身の経験と結びつけてアウトプットする学習時間を確保しましょう。

技術士建設部門に合格できない勉強方法

続いて、技術士建設部門に合格できない勉強方法を紹介します。

  • 過去問解答事例集を暗記する
  • 論文数を量産する
  • 対策講座をはしごする

過去問解答事例集を暗記する

先達技術士が後輩指導のために提供した「論文例」や受験対策予備校が販売する「合格答案事例」を活かし、一から暗記、また一部を写し取って勉強するのはおすすめしません。

技術士試験答案は、あなたの技術解決プロセスに沿った思考を解答しないと評価されないからです。

記述した論文内容は、あなたのオリジナルであり、今まで培った技術課題解決の成果物であることを忘れないようにしてください。

論文数を量産する

技術士試験の解答論文を量産する意味はありません。

出題された題意(問題で要求している項目と内容のこと)に対して、正確に解答しない限り、論文を量産しても評価に値されないからです。

「要求していることは何か」について、適切かつ評価者たる試験委員各位に誤解なく伝えるために、どのように目次を構成し、的確なキーワードを配置して、文章化するかが重要となります。

論文練習は、量ではなく、質が重要だと忘れないようにしましょう。

対策講座をはしごする

複数の対策講座を把握すると、学習効果が薄れてしまいます。

いくつか講座の梯子をすると、わずかな個所の不一致に意識が向かい、いつのまにか本論から外れてしまうからです。

各講座の講師はプロフェッショナルなので、これと決めた講座を深掘りしましょう。

合格するための学習スケジュール

技術士建設部門に合格するための学習スケジュールの作り方や具体例を紹介します。

学習スケジュールの作り方

技術士建設部門に合格するための学習スケジュールを作るときは、まず最終目標である「合格」を明確に意識することが重要です。

試験日から逆算し(バックキャストスケジューリング)、勉強に利用可能な総学習時間(平日、休日それぞれどの程度時間を確保できるか)を把握しましょう。

次に学習すべき項目(必須科目・選択科目の過去問分析、論文作成練習、専門知識・キーワード学習、業務経験の棚卸し、口頭試験対策など)をリストアップし、各項目に必要な学習時間を見積もります。

そして、事前に割り出した総学習時間を各項目に配分し、月次・週次・日次の具体的な計画に落とし込みます。特に論文作成は時間を要するため、早期から計画に組み込んでください。

学習の進捗状況は定期的に確認し、遅れがあれば計画を修正する柔軟性も持たせましょう。予定通りに進めることは困難なため、予備日を設けて余裕のあるスケジュールにすることも重要です。

技術士建設部門の合格に向けたスケジュール例

実際に、技術士建設部門の合格に向けたスケジュール例を作成してみました。

4〜6ヶ月前

週あたり10~15時間を目標に、試験の全体像を掴み、基礎を固めましょう。

出題形式、頻出テーマを把握し、専門分野や関連分野の知識を体系的に整理します。論文作成の業務経験を整理し、どのような課題解決がアピールできるかを検討してください。

具体的な学習内容は過去問分析(必須・選択/ 5年分程度)、専門分野の基礎知識・キーワード整理(4時間)、業務経験の棚卸しと論文テーマの整理(2時間)、情報収集(関連学会、国交省等の動向 / 1時間)を目安にします。

1〜3ヶ月前

週あたり10~15時間を目標に、知識のアウトプット(論文作成)を本格化します。

具体的には選択科目の論文作成(週1本目標、骨子作成含む)、必須科目の論文骨子作成練習(2時間)、キーワード暗記(4時間)、専門知識の応用(4時間)、添削練習(2時間)を目安に学習を進めます。

選択科目は、記述時間を計測し、論文練習を繰り返します。必須科目は、様々なテーマの論文骨子作成の訓練をしましょう。

2週間前

試験直前の2週間は、今までの復習・確認が中心になります。

作成済み論文・骨子の見直し、重要キーワード・頻出テーマの最終チェック、体調管理とメンタル調整(睡眠、リラックス)に気を配ってください。

十分な睡眠をとり、万全の状態で本番を迎えられるよう心身のコンディションを整えましょう。

余裕があれば、筆記試験合格後の口頭試験対策をここで本格化します。想定質問に対する回答を声に出して練習し、スムーズに説明できるようにすることが大切です。

技術士建設部門の勉強のポイント

以下に勉強法の重要ポイントを書きました。

  • 技術キーワード集を作る
  • パラグラフライティング手法を習得する
  • 記述練習に力をいれる

技術キーワード集を作る

記述試験の答案を記述する材料が、技術キーワードです。

過去問題(必須科目と選択科目)から知らないキーワードを抽出し、参考書で意味を調べて200字程度の解説を書き留めてください。

論文作法を知っていても、材料であるキーワードの理解がないと解答論文は書けません。

パラグラフライティング手法を習得する

パラグラフライティング手法とは、解答をつらつらと記述せず、設問に従い解答目次を作り、各目次に対して見出しと内容で構成する段落(パラグラフ)形式で記述する方法論のことです。

技術士試験答案を含む技術文書(論文)を書くときにおすすめの方法となります。

記述練習に力をいれる

過去問題を中心に、習得したパラグラフライティング手法で解答練習をします。

解答した答案は、技術士登録者などの識者に校閲してもらうのがおすすめです。

通信講座などを活かし、現役の技術士に解答を見てもらえる環境を作りましょう。

技術士建設部門の勉強の便利アイテム

技術士建設部門の勉強の便利アイテムは、以下のとおりです。

  • 試験関連資料
  • 建設部門過去問5年分
  • 選択科目で選択した技術専門書

試験関連資料

国土交通白書・観光白書・第5次社会資本整備計画・地方財政白書の4資料は常備しましょう。

ほとんどはインターネットで閲覧できるため、ダウンロードしてPDF化するのがおすすめです。

すべて読み込むのではなく、概要を目次⇒白書(資料)概要の順で把握し、重要箇所を確認します。

ただしダウンロード後の著作権には、十分注意と配慮をしてください。

建設部門過去問5年分

公益社団法人日本技術士会のホームページに過去問題のデータベースがあります。

建設部門必須科目と選択科目の最低3年分(新制度の過去問)をダウンロードし、出題傾向を分析して、自作のキーワード集を作ります。

キーワード集は、自身が解説できないものに絞り、整理することが重要です。

建設部門は令和元年度の新制度においても、選択科目の変更はなかったため、余裕があれば過去5年間に遡り過去問題を収集してください。

特に、Ⅱー1はキーワード整理におすすめな問題群です。

選択科目で選択した技術専門書

選択科目で選んだ科目専門書は手元に一冊おきましょう。

技術内容の確認整理にも使えますが、重要なのは専門書の目次とそれぞれの内容です。

たとえば「土質工学」と題する専門書の目次がどのような項目から構成されているかを把握すれば、答案の目次を作りやすくなります。

関連白書の目次、説明図表の挿入とその体裁を確認することも同時に進めましょう。

専門書籍と関連白書の目次は、必要事項を規定スペース内で編纂しなければならず、見やすさに加え記述項目の配置も参考になります。

技術士建設部門は独学で合格できる?

技術士試験は、独学でも正しく対策をすれば合格できます。

ただし効率面の課題は多く、無限に時間があるならともかく仕事をしながら家族サービスをし、加えて難関国家資格に臨むのは並大抵のことではありません。

「今年は絶対に合格する」と強い決意があっても、ペースメーカーがないからです。

また記述答案の作成時、自分では完璧なつもりでも試験評価者から異なる評価をされる可能性も。明確な「正解」がない分野は、第三者による添削が最大の対策となります。

技術士試験の制度主旨を熟知した「通信講座」の活用も効果的な受験対策のひとつ。先達の助言で技術士試験の対策をすれば、時間を無駄にせず最短で合格を目指せます。

まとめ

本コラムでは、技術士建設部門の難易度や試験概要について詳しく解説しました。

技術士建設部門は、第一次試験・第二次試験の両方に合格しなければならない難易度の高い資格です。

合格率は第一次試験が30〜40%、第二次試験が8〜10%と低く、合格するためには1,000〜1,400時間の勉強が必要になります。

合格に繋げるためには、自分専用のキーワード集の作成や記述練習などで対策しましょう。パラグラフライティング手法の習得もおすすめです。

コラムで紹介した勉強法や便利アイテムなどを参考にしながら、技術士試験合格を目指しましょう。

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この記事の著者

日比 幸人 講師

北海道大学卒業後,工業用界面活性剤と食品油脂を製造する会社のプラントマネジャーを経て,大手製薬会社系列食品会社で食品素材の研究・開発ならびにテクニカルサービス業務を経験。


1994年に独立し,技術コンサルタント会社を創業,現在に至る。


平成28年,技術士(経営工学部門と総合技術監理部門を併願)試験を受験し,合格。

平成29年3月2部門同時登録。同年から技術士試験受験指導にも携わり,先達の導きもあり,4年間で数十名の受験生を支援する。

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