「難易度の高い技術士試験は、自分の偏差値で合格できるのだろうか。」

技術士試験を検討している人は、そんな不安を持つことがあるかもしれません。

今回は、技術士試験の難しさを偏差値に例え、合格率や必要な勉強時間を他資格と比較し解説します。勉強計画を立てる際などに、参考にしてみてください。

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技術士試験の難易度を大学の偏差値で例えると?

試験の難易度をイメージしやすいように、ここでは技術士試験ほか資格試験の難易度を、大学の偏差値で例えてみました。

大学偏差値試験
東京大学・京都大学68~司法試験・予備試験
慶應大学・早稲田大学・上智大学65~67不動産鑑定士・司法書士・弁理士
明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学60~64土地家屋調査士・中小企業診断士・社労士・行政書士
技術士二次試験・通関士・マンション管理士・ケアマネジャー
日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学55~56技術士一次試験・宅建・測量士・管理業務主任者・社会福祉士・インテリアコーディネーター

※ここでいう偏差値は、あくまでも弊社で算出した数値です。

大学受験に例えると、技術士二次試験の何度はMARCHと同じくらい、一次試験は例えば日本大学や近畿大学といった中堅大学及び地方国立大学と同じくらいの難易度であると考えられます。

もちろん資格試験の難易度は大学入試と比べられるものではありませんが、特に二次試験はしっかりとした対策が必要であることがわかります。

技術士試験の合格率を他資格と比較

技術士一次試験の合格率は例年30~50%、二次試験の合格率は例年10%前後です。他の国家資格と合格率を比べてみると、下記のようになります。

資格名合格率(例年)
司法書士3~4%
社会保険労務士4~6%
弁理士6~10%
土地家屋調査士7~9%
技術士二次試験10〜12%
行政書士8~15%
税理士12~15%
弁護士22~39%
技術士一次試験30~50%
海事代理士48%~54%

勉強時間で見る技術士の難易度ランキング

技術士試験の合格に必要な勉強時間の目安は、一次試験最低300時間~、二次試験最低1000時間~です。少なくとも合計1,300時間必要ということになります。

他の国家資格合格に必要な勉強時間と比べると、下記のようになります。

資格名勉強時間(目安)
弁護士3,000~8,000時間
弁理士3,000時間
司法書士3,000時間
税理士2,000~2,500時間
技術士1,300時間
土地家屋調査士1,000時間
行政書士800~1,000時間
社会保険労務士800時間
海事代理士500時間

技術士試験に合格するための勉強方法

難関とされる技術士試験に合格するためには、本番で力を十分に発揮できる状態を作っておくことが大切です。

「制限時間を解いて時間配分を考える」「論文は第三者に添削してもらう」といった試験対策を行い、万全な状態で本番に挑みましょう。

過去問を解く

過去問を繰り返し解いて、時間配分を把握しましょう。「どの問題から取り掛かるか」「じっくり時間をかけるか」など、自分のなかで基準を作っておけば、本番も着いて問題を解けるようになるのではないでしょうか。

論文を第三者に添削してもらう

技術士試験における最大の難関は、技術士第二次試験で実施される論文試験です。技術士としての知識だけでなく、分かりやすく論理的に書かれているかどうが重要となります。

時代の流れやニーズによって技術士としての考え方・答案も変化するため、第三者に添削してもうと良いかもしれません。

まとめ

部門にもよりますが、自分に合った勉強方法を見つけることが技術士試験合格への近道です。

「過去問を繰り返し解く」「単語帳を作って外出先でも暗記できるようにする」といった対策を行い、技術士資格の取得を目指しましょう。

関連コラム:技術士試験の難易度は?一次・二次試験の合格率全部門総合&部門別にまとめ

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