本記事では社会福祉士国家試験科目の19科目ある内の1つである「人体の構造と機能及び疾病」について紹介します。

試験において最初に出題されるこの科目は、試験の流れをつくる上でも重要な科目になります。

試験対策の参考にしていただき、効率的に学習を進めていただければ幸いです。

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「人体の構造と機能及び疾病」科目とは?

人体の構造と機能及び疾病の概要

人体の構造と機能及び疾病は、私達の身体に関する内容となっており、人体構造や疾病などの知識が問われます。

近年では医療ソーシャルワーカーとして医療機関などで活躍する社会福祉士が増えてきており、当科目の理解は相談者をサポートする上で欠かせない知識になります。

医療機関以外の場面、例えば高齢者の相談などにおいても、人体の知識を身につけておくことで、より質の高い解決に繫げることができるようになります。

問題数は7問と少なく、不合格になってしまう0点をとらないよう注意する必要があります。

人体の構造と機能及び疾病の重要度

知識を問われる問題が多く得点を重ねやすい当科目の重要度は高いといえます。

覚える内容は「身体機能、身体構造の概要」や「国際生活機能分類(ICF)」など幅広い知識が求められます。

近年、よく耳にする生活習慣病などの出題もあり、私たちの身体について基本的な理解が必要です。

人体の構造と機能及び疾病の難易度

比較的広範囲な科目ではあるものの、基本的には「知識」を問うものになり、難易度はやや低めです。

とはいえ、人体の名称などは似たような単語が多く、普段あまり馴染みのない場合は暗記にそれなりの時間を要します。

まずは試験で頻出している重要な用語から押さえ、少しずつ知識を深めていくことがポイントになってきます。

関連コラム:社会福祉士試験の19の試験科目(共通科目・専門科目)について解説

「人体の構造と機能及び疾病」の勉強法

続いて勉強法について詳しくみていきましょう。

十分理解していないと似たような選択肢に惑わされてしまい、不正解になってしまうケースもあります。

少しでも効率的に勉強を進めるためにポイントを2つに絞り紹介します。

1 重要な用語を暗記し得点力をあげる

先程も紹介した通り、傾向としては応用問題などではなく、基本的な知識を求められる出題が多いです。

過去問題で出題傾向を掴みながら、どのような問題が出ているのか確認しつつ学習を進めていきましょう。

重要な用語を暗記する上で、押さえておきたい点は以下のとおりです。

心身機能と人体構造の概要

人体を構成している器官名から構造、機能について問われる問題が頻出されてるため、理解しておく必要があります。

また、特定の疾病によってどの器官に影響を与えるのかという関係性も重要になってきます。

名称を単体で覚えるのではなく、繋がりを意識しながら学習を進めましょう。

疾病および障害

主となる疾病や障害の概要についても理解しておく必要があります。

特に加齢に伴う問題や、生活習慣についての疾病、障害は確実に押さえておきましょう。

障害の特徴や発達障害についても主な症状について答えられるようにしておくことで得点力がアップします。

また、近年精神疾患についての出題もあり、同じく関連知識を深めましょう。

2 国際生活機能分類(ICF)についての理解を深める

当科目は国際生活機能分類(ICF)についての理解も重要です。

概念・基本的な考え方

国際生活機能分類(ICF)についての概念から、基本的な考え方についての出題が多く押さえておく必要があります。

ICFの元となった国際障害分類(ICIDH)からICFに改訂された背景を踏まえながら、現在に至るまでの経緯を理解しておきましょう。

環境因子・個人因子の違い

ICF内の背景因子(環境因子、個人因子)に関連する内容も得点を重ねる上で重要です。

環境因子」は、その人を取り巻く人的・物的な環境すべてを指します。

人々が生活し、人生を送っている物的環境や人的環境、制度的な環境などのことをいい、家族・仲間・就労環境なども含まれます。

対する「個人因子」は、その人固有の特徴のことを指します。

個人の人生や生活の特別な背景、年齢や性別、ライフスタイルや価値観などが含まれます。

今回紹介したこと以外にも参考書や過去問題集を中心に必要な知識を身につけ、本試験のスタートダッシュを狙いましょう。

他科目の勉強法、過去問の活用法を知りたい方はこちら!

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