【介護福祉士国家試験】「認知症の理解」の基本情報と勉強法
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「こころとからだのしくみ」領域のひとつ「認知症の理解」は、介護が必要な人を理解するための基礎知識のひとつであり、とても重要です。
出題は認知症高齢者に関する疾患の種類や介護方法まで様々な視点が必要になります。
本記事では、これから「認知症の理解」を勉強しようと思っている人に科目の特徴や難易度、学習ポイントを紹介していきます。
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認知症の理解という科目は、認知症という病気についての知識だけでなく、それに伴って起こる周辺症状や介護者のかかわり方といった範囲まで幅広く出題されます。
認知症といっても、アルツハイマー型認知症だけでなく脳血管性認知症やレビー小体型認知症など多様にありますので、それぞれ疾患の特徴もあわせて覚えておきましょう。
認知症の理解の重要度
認知症の理解の重要度は国家試験13科目の中でみると、「やや高い」分類にあたります。
認知症は令和2年度版の高齢社会白書によると、要介護になった人の原因第1位であり、要介護高齢者全体の18.7%を占めています。
また、認知症は治療とあわせて適切な介護が重要なので、介護者への助言を行う介護福祉職にとって、介護方法もおさえておかなければなりません。
認知症の理解の問題数と難易度
認知症の理解から出題される問題は10問で、うち数問が事例問題となっています。
基本的な病気の特徴やかかわり方などは毎年出題されており、難易度は普通レベルと言っていいでしょう。
関連コラム:【科目別】介護福祉士国家試験問題の出題傾向と勉強の優先度
「認知症の理解」の勉強法
まずは、「こころとからだのしくみ」領域の構成科目順で学習することことをおすすめします。
領域の最初に位置づけられている「発達と老化の理解」で、老年期の体と心の特徴を学習してから、「認知症の理解」に取り組むと、老化による心身の変化、疾患が関連づけられ覚えやすくなります。
関連コラム:【介護福祉士国家試験】「こころとからだのしくみ」の基本情報と勉強法
関連コラム:【介護福祉士国家試験】「発達と老化の理解」の基本情報と勉強法
認知症の理解は、大きく分けて次の3つのカテゴリで出題されます。
認知症の種類と特徴を押さえる
日本での認知症患者は、アルツハイマー型認知症が最も多く、ほかにも脳血管型認知症や前頭側頭型認知症など多岐にわたって増加傾向にあります。
試験対策としては認知症の種類と代表的な特徴を問われる問題がよく出るので、それぞれセットにして覚えることをおすすめします。
認知症の人への介護
認知症による周辺症状には、正しい知識と適切な対応がポイントです。
介護福祉職には家族などへ適切な介護方法を助言することが求められています。
とくに事例問題では設定されたケースについて、家族にどのようなアドバイスを行うか、といった問題が出されています。
試験対策としては、一人の人間として尊厳をもってかかわることが重要です。
認知症の種類や年齢、環境にかかわらず一人の人間としての対応を心がけましょう。
<最近の出題キーワード>BPSD、注意障害、せん妄、看取り介護
認知症にかかわる専門職
認知症の高齢者には介護者だけではなく、医療や福祉機関などの専門職もかかわります。
その中で注目されているのが「認知症初期集中支援チーム」です。
チームの目的は認知症の初期段階で対象者を医療機関につなぎ、その後服薬管理、介護サービスなど専門職が切れ目のない支援を行うことです。
ほかにも認知症サポーターや認知症かかりつけ医制度など、認知症高齢者のための多彩な取組が進んでいるので、調べてみましょう。
<最近の出題キーワード>認知症初期集中支援チーム、車の運転、家族への介護助言
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全くの異業種から介護の世界に飛び込み、訪問介護員として介護業界での勤務をスタート。住居環境・経済状況が様々なケースを担当。
現在は、医療ソーシャルワーカーとして、地域の在宅・施設の福祉職と協働しながら、数多くの高齢者・障害者とその家族への退院支援業務にあたる。