合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム・講座

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

【2025年合格目標】技術士試験｜第二次試験合格カリキュラム 20部門（フル・ライト）

技術士試験を目指した理由・契機

地方公共団体で働いていた際、受注者には資格要件を求めているにも関わらず、私自身が無資格であることに疑問を抱きました。様々な事業や業務に携わる中で、より高い技術力を身につける必要性を感じ、自己のスキルアップのために資格取得を目指すようになりました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

初めての技術士試験に臨むにあたり、何から手をつけてよいのか分からず、不安な気持ちでいっぱいでした。参考として様々な合格論文を読みましたが、自分にしっくりくるものがなく、悩みが深まるばかりでした。そんな中でアガルートアカデミーのサンプル資料に出会い、自分に必要な情報やノウハウが得られると感じ、受講を決意しました。

合格体験記・学習上の工夫

私は前年度の11月頃から二次試験の勉強を開始しました。最初の段階では、基礎知識の習得を最優先とし、各種ガイドラインや指針を読み込みながら、重要な情報を抽出して自分専用の技術ノートを作成しました。知識を効率的に整理・定着させるため、スマートフォンやタブレット端末を活用し、通勤中や移動時間といったスキマ時間にもノートを確認できるよう工夫しました。さらに、学習アプリの機能を使って単語帳を作成し、繰り返し見直すことで記憶の定着を図りました。

3月以降は、いよいよ記述式対策に取り組み始めました。私は初めての受験であり、論文を書く経験もほとんどなかったため、まずは見よう見まねでとにかくアウトプットする練習に専念しました。文章として形にすることで、自分の理解度を客観視できたのは大きな気づきでした。ある程度慣れてきた段階で、日比講師の添削指導を受け始め、アドバイスをもとに何度も書き直しながら、徐々に論理の展開や構成を洗練させていきました。

5月からは毎週末に本番同様の時間配分で論文を手書きし、平日はその復習や骨子のブラッシュアップに集中しました。こうした積み重ねにより、徐々に自信を持って答案を作成できるようになりました。

筆記試験対策講座のご感想・ご利用方法

私は今回が初めての受験であり、論文作成の経験もほとんどなかったため、自分の答案が客観的にどう見られるのかが全く分かりませんでした。自分では合格ラインに達していると思って提出した論文でも、多くの指摘を受けて修正を促されたときは、衝撃とともに強く印象に残っています。自分ひとりでは気づけなかった論理の甘さや表現の曖昧さを明確に指摘してもらえたことは、本当に貴重な経験でした。

今回、合計で5回の添削コースを受講し、4月からは1週間〜10日に1回のペースで添削をお願いしました。本当はもっと回数を増やして安心感を得たかったのですが、費用面の都合もあり、後半は独学で工夫しながら取り組みました。添削を通じて得た気づきや視点は、その後の自己学習の質を大きく高めてくれたと実感しています。

口頭試験対策講座のご感想・ご利用方法

こちらも筆記試験対策と同様に、第三者から客観的なご指摘を頂けたことは非常に貴重な経験でした。自分では気づけない視点からのアドバイスをいただけたことで、試験に対する理解が一層深まりました。また、試問の内容に関する対策だけでなく、当日の会場の雰囲気や流れについても詳しくご教示いただけたことが、特に大きな助けとなりました。緊張しやすい私にとって、事前に具体的なイメージを持てたことで精神的な準備ができ、本番でも落ち着いて臨むことができたと思います。

記述式・添削のご感想・ご利用方法

添削では、論文の悪いところばかりが指摘されるのではなく、良い点についても具体的にコメントを頂けたことが印象的でした。自分の書いた文章の中で、どの部分が評価されるのかを知ることで、自信にもつながりました。悪い部分は当然修正すべき点として受け止めましたが、良い部分についてはそれを一度きりにせず、他の論文にも応用・展開していくことを意識して取り組みました。特に構成や表現の工夫が評価された際には、その形をベースにしながら他の課題にも応用し、書き方の軸をつくることができたと思います。こうしたフィードバックの積み重ねが、自分なりの論文スタイルの確立につながったと感じています。

実務経験証明書・添削のご感想・ご利用方法

実務経歴証明書は、技術士試験において特に口頭試験の内容に直結する非常に重要な資料であると考えています。しかしながら、記載の形式や表現について明確な統一ルールがないため、どのように記述すれば自分の業務経験を効果的に伝えられるのか分からず、大きな悩みのひとつとなっていました。

今回、出願前の段階でこの重要書類について丁寧な添削指導を受けることができたことで、記載内容に対する自信が生まれ、口頭試験に対する不安も軽減されました。又、自身の業務経験をどのように言語化するかという視点を学ぶ良い機会となり、大変有意義だったと感じています。

模擬口頭試験のご感想・ご利用方法

前述と重なる部分もありますが、自分では気づくことのできない点について、客観的かつ的確なアドバイスを頂けたことは非常に貴重な経験となりました。模擬口頭試験の直後には、講師の方が取りまとめたフィードバック資料が送付され、当日のやり取りを改めて見直すことができたため、復習にも大いに役立ちました。また、Web方式での模擬試験であったことから、最初は少し不安もありましたが、通信環境ややり取りに問題はなく、スムーズに実施できた点も安心感につながりました。画面越しではありましたが、実際の試験を想定した雰囲気の中で練習できたことが、当日の落ち着いた対応につながったと感じています。