合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム・講座

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

技術士試験を目指した理由・契機

公共インフラ(上下水道・橋梁等)の設計業務委託において受注業者に対して「技術士の配置」を条件付けすることが一般的であるが、発注者側も技術士を取得する必要があると思ったためです。
発注者側も技術士を取得すること、受注業者と対等な立場で業務を進めることができると考えました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

受講料と添削の回数及び試験申込書の詳細業務欄の添削も含まれていたことから当講座を受講しました。また、合格特典による受講料の全額返金も受講を選択した理由の一つです。
受講料は安くはないため、モチベーションの継続につながりました。

合格体験記・学習上の工夫

月単位で学習する問題(選択Ⅰ~Ⅲ)を決め、試験当日までのスケジュール管理

例:2月 選択Ⅰ 必須科目

  3月 選択Ⅱ-1

  4月 選択Ⅱ-2

  5月 選択Ⅲ

  6月第1~2週 選択Ⅰ 

仕事の昼休みに業界紙や専門誌で情報収集

上下水道部門では、問題の内容はパターン化しているため、パターンに合った回答を作成

選択Ⅱ-1の場合では、「○○の概要や特徴、留意点」を問われるため、過去の問題から出題されていない工法等を絞り込んで回答を作成しました。

また、下水道では、計画・管きょ・水処理・汚泥から出題されることが多いため、得意とする管渠と汚泥に絞り込んで勉強を行いました。

選択Ⅱ-2では、国交省が作成する下水道の様々なガイドラインから出題されることが多いため、まだ出題されていないガイドラインを読み込み、出題内容を想定した回答を作成しました。

選択Ⅲでは、テーマを設定(例えば、下水道事業における地球温暖化対策)し、課題・解決策・解決策のリスクを整理した。コピー用紙等の白紙に課題・解決策等を箇条書きにして整理し、まずはパソコンで回答を作成。できるだけ多くのテーマで回答を作成しました。回答の記述練習は5月以降に追い込みで行いました。実際に時間を計測しながら記述練習をしたが、予定時間通りにかけたことはありませんでした。記述時間の感覚をつかむ程度の意識で行いました。

筆記試験対策講座のご感想・ご利用方法

動画配信であり空き時間に見ることができたのは良かったです。昼休みに見たこともありました。

内容については、技術者倫理に関する講座は参考になりました。個人的に、必須科目の問4(技術者倫理と社会への持続性に関する回答)は、どう回答を作成したらよいのかわかっていませんでした。

また、文章構成の内容や課題・観点・問題の違い、解決策やリスク、波及効果等の説明も参考になりました。さらに気になったことをいつでも聞けたことは良かったです。
添削だと受講料が必要となりますが、受講料が発生しない程度の内容で質問することで回答の作成において有効利用できました。

なお、講座自体は難しい内容ではなく、技術士試験のことを詳しく説明しており、大変参考になりました。

口頭試験対策講座のご感想・ご利用方法

筆記試験対策講座同様、動画配信であり、いつでもどこでも見ることができたのは良かったです。気になった時に見返すことができました。また、口頭試験のイメージ動画は大変参考になりました。当日のイメージができました。

講座において「口頭試験用のレジメを作る」というのがあり、試験本番でも助けられました。また、想定問答例がありましたが、想定問題数が多く、全ての答を作成することはできませんでした。個人的に重要だと思った問題(コンピテンシーをストレートに確認する問)の答えは確実に用意し、つまることなく答えられように練習しました。

実務経験証書・添削のご感想・ご利用方法

3回の添削があったため、かなりブラッシュアップされたのではないかと思います。

1回目は、これまで提出していた内容のまま添削を受けました。2回目以降は、添削による指摘内容を整理し、提出をしました。

指摘内容も、技術的な記述に関することや口頭試験を意識した内容でした。

実務経験証書の添削を受けていたためか、口頭試験本番では、実務経験証書に関する質問は全くありませんでした。記述内容が試験官に伝わり、質問することもなかったのかもしれません。

記述式・添削のご感想・ご利用方法

添削が5回あったことから、必須科目:3回・選択Ⅱ-2:1回・選択Ⅲ:1回に分けました。必須科目でA判定を取れていなかったため、必須科目の添削回数を最も多くしました。選択Ⅱ-1はA判定を取れていることから添削は受けませんでした。

添削におけるアドバイスにおいて、「具体的な根拠(数値や出典先)を載せる」というアドバイスは、回答に説得力がついたと思います。今年度の試験においても、具体的な数値や出典先を記述することができました。

自分では、納得のいく回答でも、他者から評価してもらえると改良箇所や不明確な箇所が見つかります。

オリジナル問題も有効利用できました。出題されそうなテーマだと思った問題は回答を作成し、試験本番に備えました。

模擬口頭試験のご感想・ご利用方法

口頭試験の準備に大変有効だったと思います。想定問答を作成し、答えられる準備をしていましたが、模擬口頭試験では、準備した答えを言おうとして、答えに詰まったり、変な空き時間ができてしまいました。

想定問答はあくまで、回答の準備でしかなく、答えをそのままいう必要はないというのに気づくことができました。
キーワード程度で回答を整理し、60%の回答ができるよう、模擬口頭試験後は想定問答の答えを整理しました。

模擬口頭試験を経験していたためか試験当日は全く緊張しませんでした。