合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム・講座

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

技術士試験を目指した理由・契機

外資系企業への転職を機に、万が一リストラされた場合へのリスクヘッジとして受験を決意した。また、今後も技術系の仕事で食べていくつもりであり、自らの技術力を証明する資格が欲しかった。
Twitterで知り合った金属系技術者の方が技術士資格を宣伝しており、興味を持った。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

Youtubeでサンプル動画を見て、指導が丁寧そうだと思った。また、講師の日比様の指導も丁寧そうであり、好感が持てた。

他の講座として新技術開発センターの講座を考えていたが、参加したセミナーで非常に嫌な思いをした。また、同時に購入した模範回答集も間違いが多く、日本語文もひどかった。
このような講座では合格できないと思い、アガルートを選んだ。

合格体験記・学習上の工夫

1.キーワード学習

キーワード毎にまとめるのではなく、それぞれの技術同士の繋がりや、技術の体系的理解に努めた。結果的にこの学習法は自分に合っており、技術内容、キーワード含めスムーズに学習できた。

2.論文

論文に記載する内容と、読みやすく書くことの2つを意識して学習を続けた。読みやすく書くことについては、アガルートの添削が非常に役に立った。問題と課題の違いの理解や、原稿用紙の効果的な使い方等、非常に役に立った。論文に記載する内容としては、過去問を進めつつ、自分が弱いと感じた分野をその都度学習する手法で進めた。

3.手書き練習

実際に時間を測って書く練習を5月末から始めた。3枚論文の骨子作成に関しては、一から考えていたのではとても時間内に終わらないので、予想問題を含めある程度骨子のストックを作っておき、それを実際の問題に当てはめる手法を取った。
また、大問IIに関しては、基本となる文章の型を暗記し、それに各問題の要素を当てはめた。これにより、1時間半以内で3枚論文を50分で2枚論文を書き終えることができるようになった。文章の型を覚えるには、A判定をもらった論文を音読して録音し、通勤中に聴いた。

4.口頭試験練習

予想質問に対する答えを、ひたすら暗唱して暗記した。合計5回程度、アガルートの他技術士の方の個人講座で模擬試験を行い、私見に慣れるとともに、スムーズな解答ができるように練習した。

筆記試験対策講座のご感想・ご利用方法

添削が返ってくるのが非常に早く、助かった。指摘も的確で、実際に指摘通りに修正していくことで、合格論文を書けるようになった。

自分の場合は、1つの論文の完成度を高めていくよりは、指摘箇所を確認するとともに、同様のミスをしないように注意しつつ次の問題にとりかかった。記述方法の練習と共に、課題抽出や解決策の練習もしっかりとしたかったためである。この方法は若干時間がかかったが、論文の骨子作成の練習にもなり、結果的に自分に合った練習方法であった。

過去問をある程度進めたら、日比様に作っていただいた想定問題にとりかかった。想定問題を解くことで、過去問を解くだけでは身につけられなかった範囲の知識と対応力を身に着けることができた。

ある程度過去問と想定問題を解き終わったら、ひたすら骨子のパターンの暗記と手書き練習を積み、本番でどのような問題が来ても対応できるようにした。

口頭試験対策講座のご感想・ご利用方法

講義ビデオを視聴してから、注意点等を一旦ノートにまとめた。その後、一旦他の技術士の方と何回か練習をしたのちに、アガルートの口頭試験練習に挑んだ。あらかじめ、いくつか訊かれそうな質問100パターン程度に対して回答を用意し、答えを丸暗記してから口頭試験練習に臨んだ。

ストレートな質問のパターンと、少し捻った質問のパターンで練習した。捻った質問に答えるのは大変だったが、おかげで非常に自信がつき、本番でもスムーズに受け答えが出来た。

また口頭試験練習だけでなく、試験場での注意事項も指導してくださり、非常に助かった。ただし、今年はコロナ感染対策のためか、若干これまでとは方式が異なっていた。(試験開始10分前には、会場前の椅子に座っているように指導されたが、実際の試験では、開始5分前まで待機室にで待機しているように言われた)

最終的には、コンピテンシーごとに回答内容を簡単にまとめて覚えておき、捻った質問にも対応できるようにした。

実務経験証書・添削のご感想・ご利用方法

直近で転職を経験していたため、ある程度の流れは書くことができたが、細かな表現や、技術士コンピテンシ―のアピールなどは不足していた。添削でコンピテンシーのアピール手法を的確に指導していただいたため、読みやすく見栄えの良い実務経験書を完成できた。そのおかげか、口頭試験もスムーズに進んだ。

記述式・添削のご感想・ご利用方法

論文をまず見様見真似で書いてみて、添削してもらい、修正するフィードバックループで練習を続けた。なかなか指摘通りに書けなかったものの、根気良く付き合ってくださり、日比様には非常に感謝している。

手書き練習を始めてからは、字の読みやすさや図表の描き方、見やすさ等の指導もしていただいた。特に文字の読みやすさには気を使った。時間制限のある中で急いで書くと字が崩れやすい。字の読みやすさについてもしっかり指導していただいた。

模擬口頭試験のご感想・ご利用方法

ストレートな質問の他、ちょっと捻った質問など、色々なパターンの模擬試験をしていただいた。回答の際の言葉遣いや、細かな注意点も指導していただけたのは非常に良かった。おかげで、どのような質問がきても答えられるだけの自信がついた。本番の試験でも、若干答えに詰まったこともあったものの、模擬試験のお陰で落ち着いて回答することができた。

また、毎回もらえる評価シートは、自分の弱点を知ることに活用できた。評価シートで高評価が得られると、励みにもなった。