衛生管理者試験 | 傾向と対策

合格に向けた基本戦略

どの科目も満遍なく学習する

衛生管理者試験で出題される科目は,第一種が5科目,第二種が3科目になります(厳密には,第一種も3科目で,1科目の中が2つの範囲に分かれている科目が2科目あるのですが,ここでは,それぞれ別の科目として5科目と表記します)。全ての科目で4割以上の得点をし,かつ全体で6割以上の得点をすると合格になります。
そのうち,労働生理が得点源にしやすいとか,関係法令(有害業務)が難しいとか言われることもありますが,ご経験されてきた実務経験の範囲によって取り組みやすさは異なります。また,いずれの科目についても過去問中心の出題であることは変わりないですし,いわゆる足切り点がありますので,あまり偏らずに,どの科目も満遍なく学習するのがよいでしょう。

とにかく過去問中心に学習する

衛生管理者試験では,過去問の焼き直しのような問題が何問も出題されますので,直近3年分くらいの過去問は繰り返し解いて,試験に出たら確実に得点できるようにしましょう。
実際の試験では,公表されている過去問とは全く傾向の異なる問題も出題されますが,新傾向の問題が一切解けなくても,他の問題で点数を稼いで合格することが可能です。
出題範囲自体は相当広く,理解が難しい範囲もありますが,ある程度割り切って,過去問から離れることなく学習をすることが肝要です。