株式会社 スペースGROUP様
導入事例インタビュー
株式会社スペースGROUP様は、暮らしに関する幅広いワンストップサービスを通じてまちづくりを支える企業です。
この度、従業員の方々の資格取得支援として、アガルートの土地家屋調査士・測量士補講座を導入いただきました。
本インタビューでは、従業員様限定のオンラインサポートを含むオンライン講座のご利用について、ご感想をお伺いいたしました。
導入事例インタビュー
企業紹介
御社の会社、サービス、業務内容について教えていただけますか?

当社は、土地や建物の測量・登記を中心とした不動産総合コンサルタントとして、不動産に関するさまざまな事業を展開しています。私たちが大切にしているのは、「現場に目を向け、人に耳を傾ける」ことです。スタッフ一丸となってお客様と真摯に向き合い、より良いサービスを提供し続けるために、これまでも人材育成に特に力を注いできました。そして今後も、一人ひとりの成長を支援しながら、一緒によりよい会社を目指していきたいと考えております。
導入前の課題
導入前の状況や抱えていた課題をお聞かせいただけますか?
当社は土地家屋調査士や司法書士といった国家資格が活かせる業種であるため、資格取得を目指す社員は多くいます。しかし、日々の業務との両立や学習の継続が難しく、途中であきらめてしまうケースが多々見受け
導入の決め手
導入の決め手や比較検討する中での選定ポイントを教えてください
日々の業務と学習を両立させることを大切にしております。まず、オンラインでどこからでも手軽に学習できる環境が整っているかどうか。そして、定期的なサポートによって、学習意欲を継続できる体制があるかどうかも重要です。さらに、合格実績が十分にあるかを確認し、信頼性の高い学習環境を選択することを重視しました。

具体的な利用方法
アガルートの講座・サポートの具体的な活用方法、スケジュール、内容などを教えてください。
受講している講座は、土地家屋調査士、司法書士、測量士、測量士補です。現時点で、土地家屋調査士講座では2024年および2025年の合格を目指す13名が受講しています。司法書士講座は4名、測量士補講座は9名、測量士講座は1名が受講しております。
アガルートの講座では、オンライン映像授業に加え、紙媒体およびデジタルテキストを使用し、質問制度や当社の受講生限定の講師サポートを活用しています。オンライン講座はいつでも好きなタイミングで受講できるため、各自が自分のペースで学習を進めています。
また、講師サポートは主に土地家屋調査士と司法書士の受講生が利用しており、1回60分のオンラインセッションで、講師が受講生の疑問解消や模試の演習・解説を行います。回数やスケジュール、内容は試験の種類によって異なり、アガルートとの相談をして決めています。
講師サポートの大きなメリットは、定期的に講師と直接対話ができる点で、受講生の学習意欲や理解をさらに深めることに役立っています。
実際の利用状況
受講状況はいかがでしょうか。御社独自で継続率を上げたり、意欲を高めるために行っている施策があったら教えてください。また、受講状況をどのように管理していたのかにも言及していただきたいです。
毎月の目標時間を自身で決めてもらって、シートで管理し、勉強時間を週ごとに集計して全体で共有しております。(勉強時間算出できるアプリを利用して相互フォローをしています)
実際の利用状況として、毎朝20分間、Zoomを利用したコアタイム学習を実施しています。出社前に学習を進める取り組みで、参加者が持ち回りで進行役を務めながら、学習の習慣化を図っています。この取り組みにより、社員全体の学習意欲が向上しています。
また、月に一度、意見交換会を開催し、社内ランキングや注目のトピックスを共有しています。これにより、社員間での情報交換が活発に行われ、学びの刺激を受ける機会を提供しています。
さらに、休日には「勉強合宿」と称して、会社外の会議室を利用し、リラックスしながら楽しく学習できるイベントを開催しています。現時点では宿泊は伴っていませんが、参加者同士の親睦を深めつつ、集中して学習に取り組むことができる環境を整えています。
導入による効果
導入により、実感された効果を教えてください。

まずは資格試験に合格者を輩出することができたことです。これにより、社員の学習意欲がさらに高まりました。また、社員同士が互いに刺激し合いながら学ぶ風土が醸成され、個々の成長だけでなく、チーム全体の学習文化の向上にもつながっています。このような環境の中で、社員同士がサポートし合い、より高い目標に向けて努力できるようになったことが、大きな成果だと感じています。
導入して気づいたこと
活用するうえで、役に立っている機能やサービスはありますか。
受講生の学習状況を確認できるため、進捗をしっかりと管理することが可能です。熱心に学習している人には、さらにモチベーションが上がるような施策を講じる一方で、進捗が思わしくない人には声掛けや自主学習への参加を促しています。これらの取り組みのための有効な指標として、学習状況の把握が役立っています。
心がけていること
運用中に注意している点、意識されている点などがあれば、教えてください。
講座や教材を提供するだけでなく、受講生が学習を継続できるような、定期的なフォロー体制の構築やモチベーション維持のために飽きずに続けられる環境づくりを心がけています。
まず、社員一人一人が主体的に学習に取り組めるよう、目標設定と自己管理をすることで、学習進捗を可視化し、モチベーションを維持できるようにしています。
朝20分のZoomでのコアタイム学習は、単なる学習だけでなく、互いに励まし合い、情報交換できる貴重な機会となっています。また、月1回の意見交換会では、社内ランキングや注目のトピックを共有することで、社員間の連携を深め、学び合いを促進しています。こうしたコミュニティの醸成にも力を入れることで学習継続ができる環境を整えています。
さらに、少しでも学習を楽しめるようなイベントやサポートで学習の楽しさを伝えていくことも意識してます。
いつもと違った学習環境で実施する休日の勉強合宿は、リラックスした雰囲気の中で集中して学習できる場を提供し、社員間の親睦を深める機会となっています。
これらの取り組みを通じて、社員全体の学習意欲向上に繋がり、組織全体の成長に貢献できていると実感しています。
今後の展望
今後の展開・展望を教えてください。
今後も、毎年着実に合格者数を増やすとともに、より質の高い学習環境を提供していくことを目指しています。合格された方々には、講師として社内ゼミを開催していただくなど、後輩の育成にも積極的に関わっていただきたいと考えています。組織全体のレベルアップを図りたいです。

合格者の方に伺いました
資格取得の必要性
なぜ資格が必要だったのか、勉強しようと思ったのかを教えて下さい

以前は大手メーカーで技術営業として勤務していました。会社規定の勤続年数を経なければ、自分の裁量で仕事をすることができない環境でした。そのため、独立が可能な職業で、かつアウトドアやいろいろな人と関わることが好きな為、外での仕事や人と関わることができる土地家屋調査士の仕事に興味を持ち、資格を取得しました。
これまでの学習
学習歴やこれまでの苦労を教えて下さい
勉強期間は1年です。会社に資格取得を支援する制度と風土があり、社内で資格取得を目指す社員と同じ部屋で主に勉強していました。一番苦労したのは、各分野における勉強開始の当初です。調査士試験は、知識と知識が繋がるポイントが多々ありますが、当初はその知識が繋がる感覚がなく、知識が定着しているような感覚が有りませんでした。できるようになった、分かるようになったという実感が得られない初期段階が一番苦労しました。
講師サポートを受けてみて
内容・ペース、それによる変化を教えて下さい
昨年の1位合格者が、総合講義の動画を”中山先生が言う次の言葉を想像しながら視聴していた”という話を講師サポートで伺いました。そのメリットがインプットと同時にアウトプットができることだということも伺いました。そのようにインプットもアウトプットも満たせるような自分にあった勉強法はないかを検討するきっかけとなったのが講師サポートです。

学習ルーティン
実際に講師サポートを踏まえてどのように学習を進めたましたか

毎日1年分の過去問を解説確認まで含めて継続しました。択一に関しては、アウトプットを重視する勉強方法として、アガルートから提供された過去問の全肢を”解説できること”を意識しました。各肢について、関連する知識まで解説できるところまでを最終的な目標にしました。記述については、作図はいかに効率よく短時間でかけるかを意識しながら解きました。書式例は中山先生の仰るように、50題をソラでかけるように繰り返し暗記しました。50題だけ暗記すればいいという明確なゴールがあったので、不安なく進めることができました。
今後の展望・メッセージ
今後のご自身・組織の展望や、後輩やこの動画を見ている方々へのメッセージをお願いします
この試験で得た一番の財産は”勉強する習慣”です。社内で資格取得者への支援があったからこそ、勉強するルーチンができ、試験に合格できました。 この”勉強する習慣”や”勉強の進め方”などの培えた経験をもとに、今は資格取得を目指す社員のサポートをメインで行っています。 資格取得を本気で目指す社員の一助を担うことが組織としての展望です。
個人の展望としては、調査士に関連する司法書士資格をアガルートで受講し、勉強を進めています。”勉強する習慣”を活かし、2025年の司法書士試験の合格を目指します。
最後に、私が勉強するうえでもったいないと思うことは、勉強の進め方や方針が決まらないことだと思います。進め方に不安を感じながらでは、確保できた勉強時間を密度が濃いものにできません。私は、アガルートの勉強の進め方を信じて勉強を継続し、合格することができました。アガルートを信じて勉強を進めれば、合格への最短ルートをたどることができると私は思います。
