受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

賃貸不動産経営管理士試験を目指した理由

賃貸不動産経営管理士試験が令和3年より国家資格化になると聞いていたことが一つ。

また以前に宅建士・マンション管理士・管理業務主任者を取得していたこともあって、不動産資格の四冠を達成するために受験することを決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

学習開始は早ければ早いほうが良いと思い、令和3年の正月明けくらいから学習を開始しようと、インターネットで色々と各資格予備校の講座を調べていました。

アガルート以外はどの予備校も1月現在、講座の開講がなかったのと、工藤先生のサンプル動画を見てとてもわかりやすいと思ったのでアガルートにしました。

学習上の工夫

宅建士の合格から約25年、マンション管理士・管理業務主任者の合格から約20年の月日が流れており民法等はまるっきり忘れていたため、今回も予備校を使用しようと思いました。

1日の学習スケジュールは早朝に1時間、通勤時の電車の中で1時間半、帰宅後に1時間と計3時間半の学習時間をとるように心掛けました。

学習の主な工夫は以下の通りです。

①1日ごとのスケジュール表の作成

朝、起きたら今日は何を学習するのかが直ぐにわかるように計画を立て、学習できなかった日はその週で必ず学習を終了させる。

②インプット・アウトプットのジグザク学習

動画を一気に視聴して問題を解くのではなく、ある程度の数の動画を視聴したら該当の過去問を解くことで効率の良い学習ができました。

③動画のチャプター番号をテキストに記入

例えば、チャプター番号1がテキスト1ページから5ページだとします。

その場合1ページの最初の部分と5ページの最後の部分にチャプター番号1と記入することで、わからない箇所は後でピンポイントで視聴できます。

④音声ダウンロードの活用

動画が視聴できなくても音声を活用することで、通勤時にテキストを見ながら何度も何度も視聴しました。

総合講義の感想・利用方法

通信は初めてだったのですが、まず一番いいなぁと思ったのが、動画の画面上にテキストが映し出されたのがとても見やすかったです。

またアガルートはどの予備校にもない「先行配信」があったので非常に役立ちました。

国家資格化に伴い、賃貸住宅管理業法等の新しく学習しなければならない部分はありましたが、それ以外の部分の「賃貸借契約等」「管理実務」は早めに学習できたのが大きかったです。

また仕事が設備管理に従事しているため、設備の学習は比較的理解しやすく動画は倍速で視聴しました。

ただ建築に関する数字は暗記項目なので、覚えては忘れ、覚えては忘れの連続で本試験の直前まで数字を覚えていました。

一番覚えるのに苦労したのは、新法が出来たことによる「4つの契約書のひな型」です。

最初は1つ1つを覚えていたのですが、各ひな型の共通点を見つけて違いをわかるようにしました。

覚えるためにはスポーツの基本動作と同じく、自然に出せるようになるまで体に覚えさせるのが大事だと思います。

教材はアガルート以外のものは一切使用しませんでした。

色々な教材に手を出すのではなく、現在持っている教材を信じて徹底的にやり込んだ方が力がつくと思います。

結果は、45点で合格できました。

過去問解析講座の感想・利用方法

テキストに出題された箇所の掲載があったのでとても役に立ちました。過去問の解説もわかりやすかったです。

令和2年より問題が難化して、もう過去問は通用しないなどと言われはじめましたが、そんなことはないと思います。

過去問は受験生全員に平等に与えられたもの。

本試験で過去問が出題された選択肢は必ず落とさないために、何度も何度も繰り返し解きました。

過去問を何回も廻していくうちに、答えがわかってくる問題も増えてきたので、途中から「一問一答」方式に切り替えることに。

過去問を解いていくうちにわかってきたのは、ただひたすらに問題を解くのではなく別の問われ方をしても答えられるかが重要なので、基礎(テキスト)はとても大事だと思いました。

直前ヤマ当て模試の感想・利用方法

国家資格化に伴い、賃貸住宅管理業法の過去問がなく問題集のオリジナル問題はありましたが、問題数に限りがあるので模試は非常に助かりました。

本試験は2時間のため、模試はなるべく1時間くらいで解くようにし、30分で見直すように心掛けました。

1回目は47点でしたが、2回目となると問題が難化して、44点。

この直前ヤマ当て模試の良かった点は、全ての問題(50問×2回)に工藤先生の解説講義があり、問題そのものの解説の他にも補足講義もあったこと。

復習にもなりかなり役に立ちました。

また模試の2回分が解き直し用に、問題集形式の教材となっています。

解き直しは、各回3回解き、最終的には全問正解できる状態になりました。