受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

賃貸不動産経営管理士試験を目指した理由

私自身は現業の宅地建物取引士(宅建)で、自社にて少数ながら賃貸管理業務を行っています。

賃貸不動産経営管理士の資格は宅建業の業界紙などで名前は知っていましたが、この度国家資格となったことを踏まえ、将来に向けて必要になるであろうと判断し、受験を決めました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

宅建士資格を取得した際は、大手他社の資格スクールに通って学習したのですが、コロナ禍が続く現在の状況では通学による感染リスクが懸念されたため、なるべく自宅学習ができる環境を求めていました

そこで、この講座を見つけ受講に至りました。

学習上の工夫

オンライン受講が通学学習と比較して優れている点は、移動時間のロスがないこととスキマ時間に学習ができることですが、同時にいつでも学習できる=自力で学習意欲を維持しないといけないという弱点もあると思います。

私は自己分析としてお尻に火が付かないと動き出せない性分であるため、自主性が問われる自宅学習でいかに学習意欲を維持するかが一番の課題になりました。

通学学習の場合は毎週など決まった日時にスクールがあるため、型にはめてある程度自分を強制することができますが、自宅学習の場合はそれができないので「自力で型にはめる」ことでモチベーションの維持に努めました。

内容としてはシンプルに、勉強の意欲が低下している時でも「忙しくても1本は講義動画を見よう」と決めて講義動画を視聴するルールを設けました。

この講座の講義動画は1つが短めに設定されているので(少ないものだと5分未満)、とりあえず眺めるだけでもいいかと流して終わるだけでもよかった点が私自身のルールとマッチングしたと思います。

テキストを開くのが億劫な時でも、5分だけなら見てみようと視聴を始めると次第に気分が乗ってきて学習が進むということもありました。

また、一度流し見しておくと後で問題集をやった時に、記憶の片隅に知識が残っていることがあるため、そこから思い返して学び直せるという良い循環が生まれたと思います。

総合講義の感想・利用方法

学習上の工夫と内容が被ってしまいますが、講義単位の短さが自分のスタイルに合っていたので、インプットの時期は気軽に学習を進めることができました

気合を入れて1、2時間講義を受けるというのも非常に大事なことだと思いますが、現実は仕事との兼ね合いや時間の制限などもあって、なかなか思うように進められないケースが多くあると思います。

学習が進まないことで気持ち的に落ち込み、取り戻そうと思うと前回の倍意欲が必要になるため、ハードルが上がり、学習に着手できなくなる、結果的に試験間近になって焦って学習を始めるというよくある悪循環に陥ることがあります。

そうならないために、気軽な学習単位で取り組むことができるのは非常に良い点だと思いました。

講義内容については、試験に必要な法令や知識などがコンパクトにまとめられていたと思います。現業で不動産管理を行っている身としては実際の業務と照らし合わせるような感覚で、試験に必要な条文的な知識を取り込むことができたと思います。

現場ではなんとなく慣例的に行っている仕事の法的根拠などを改めて補完するような形で学習が進みました。現業受験者というアドバンテージを活かしながら、試験対策として知識を深めることができたのがよかったと思います。

過去問解析講座の感想・利用方法

過去問解析講座については、とりあえず問題集をざーっと解いた上で、間違えた問題のピンポイントの解説を見ていこうというスタイルで臨みました

基本的に問題集の解説で間違えた部分の疑問はほぼほぼ解決できていたので、あまり出番がなかった感じですが、講義動画は流すだけで耳に入れておくという気楽な感覚で復習に使えたと思います。

直前ヤマ当て模試の感想・利用方法

直前ヤマ当て模試については直前期に1回ずつ実施し、まずテキストで自己採点を行って間違えた点を確認した上で、解説動画を後から一気に流して聴くという方法で利用しました。

模試の問題としては過去問をベースにした内容で、おおよそ目標点はクリアできていました。また知識が細かく分散する設備系の設問について再確認することができたので、流し聴き的に最終段階でもう一度視聴するのも良いと思いました。