受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

賃貸不動産経営管理士試験を目指した理由・契機

区分マンションとアパートを所有しており、管理会社の立場から見た賃貸管理の実務や法律上の注意点を学びたいと思ったためです。
また、将来的に転職や自社所有法人で業務に取り組む可能性があることを念頭に、早めに取得したいと考えた結果です。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

主に以下の通りとなります。

  • これまでの受講生の合格率が高いこと。
  • 前年に合格した宅建は他社教材で勉強に取り組んでいましたが、その過程で拝見したYouTube動画が気になっていたこと。
  • 過去の割れ問で、工藤講師の解答が一貫して、ブレていなかったこと。

合格体験記・学習上の工夫

宅建取得時に得た知識や現役の不動産大家のため、テキストで不明点があった場合は所有不動産の賃貸住宅管理受託契約書や管理会社との過去のやり取りを参考にして、実務的・複層的に理解するように努めました。
本試験は宅建よりも実務重視の傾向が強いので、自分のように不動産業界ではない会社員にとっては、その経験値が理解を深めることに役立ったと思います。
また、まずは過去問を解いた上で、正誤に関わらず、テキスト熟読と解説動画の視聴を繰り返し行い、暗記・理解するようにしました。

  • 過去問を解いた日付を問題集に記載し、2回目以降は間違えた問題のみを繰り返し、復習しました。
  • 試験対策を開始したのは、試験日の4ヶ月ほど前。
  • 会社員のため、平日は意識的に早帰りを実行し、業務後に30分〜60分ほど学習しました。
    土日祝日は平均すると2〜3時間を学習時間に費やしました。
  • 本業会社員の業務の車での移動中に、関連動画音声を聴くことで学習時間の確保にも努めました。
  • モチベーション維持の工夫としては、周囲に受験を公言することで自分にプレッシャーを掛けて、勉強時間を確保するようにしました。
  • 勤務先の自己研鑽項目にも本資格の受講を宣言し、後戻りできないようにしたこともモチベーションの維持及び向上に役立ちました。

総合講義のご感想・ご利用方法

過去問に取り組んだ後に、動画を視聴しながら、テキストの熟読を行いました。
動画では、工藤先生の解説を聞きながら、自分なりに重点部分のメリハリを理解することで、理解力が深まったと思います。

テキスト余白へ動画解説で触れた部分等を書き写して、手を動かすことで暗記を強化しました。
各種契約書雛形については、所有している収益用不動産で締結済みの各種契約書を実際に見ながら、「我が事」と捉えつつ、テキストを読むとより理解が深まりましたので、収益用不動産をお持ちの方には、この学習方法をお勧めします。
また、設備関係分野は実務経験者以外は初見の情報が多く、テキスト熟読だけでは厳しい、と個人的には感じました。
ただ、各種図解も豊富に記載されていたので、イメージは非常に掴みやすかったです。
過去問やヤマ当て模試等で、テキストを参照した際に、過去にマーカーした部分でも間違ったことが多々ありましたので、「人間の記憶は本当にあてにならない」と実感し、しつこく読み込むようにした事も、結果的に合格に繋がったかもしれません。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

まず、この講座から学習を開始しました。
初見でどこまで正解できるのか、問題ベースではなく選択肢ベースで正誤を判定し、周辺知識も理解・暗記するように解いて行きました。

合計3周しましたが、初回に間違えた問題のみ2周目以降も取り組み、効率化を図りました。
この過去問は問題数自体が少なく、宅建と違って引っ掛け問題も多くないため、かなり重点的に取り組みました。
1つの設問だけではなく、1つの選択肢からいかに多くの周辺知識を学ぶことができるかに意識的に取り組み、正誤に関わらず、時間を掛けて学習しました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

本試験1ヶ月前から使用しました。
コンパクトにまとまっており、肢単位での正誤判定を活用しました。

実際に問題そのものは2周しました。
1周目は全問目を通し、2周目は間違えた肢がある単元全問を復習して、周辺知識の理解・暗記に努めました。
特に設備関係の復習に効果的でした。
本業会社員で、不動産とは無縁の業界であり、管理実務は行っていない身としては、暗記の再整理となりました。
設備関係は単純暗記項目が多いので、直前に集中的に取り組むと効率的だ、と思いました。

直前ヤマ当て模試のご感想・ご利用方法

一言で申し上げると、非常に役立ちました。
利用したのは本番の2〜3週間前であり、自分の苦手分野等が2回のヤマ当て模試で明白になりました。

これも間違えた問題のみを2回目以降に復習し、理解を深めることに専念しました。
特に2問目のセルフ模試では、点数が悪く、適度な緊張感を持って、その後の学習に取り組んだことが結果的に合格に結びついたのだと思います。
個人的には、「特定賃貸借契約」のカテゴリーの正答率が悪く、この分野に対してより丁寧に解説を読み込むことにしました。
宅建と異なり、過去問が少なく、出題パターンも手探り状態にある賃貸不動産管理士試験では、予想問題への取り組み方が合否を分けるかもしれない、と感じています。

自由記載欄

色々とお世話になりました。
個人的には、FBの質問制度をもっと活用すれば良かった、と思いました。