受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

賃貸不動産経営管理士試験を目指した理由・契機

数年前から不動産業界への転職を考えており、マンション管理士と管理業務主任者の資格取得を目指そうと勉強していました。
ただ、現在の仕事は全くの異業種で、思うように勉強が捗らず、2022年時点では2つの資格の受験にまで至らない状況でした。
今年になり、たまたまあるYouTubeで「賃貸不動産経営管理士が2021年に国家資格に認定され、今後ますます需要が高まってくる」という内容の動画を観ました。
今年こそは一念発起して資格を取得しようと決意を新たにしていましたので、賃貸不動産経営管理士試験は、管理業務主任者の試験範囲と重複する部分も多いので、思い切って同時取得にチャレンジしてみようと思い立ちました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

アガルートアカデミーに辿り着くまで、別の通信講座を受講したり、独学で勉強したりしておりましたが、YouTubeで工藤先生の動画を拝見したところ、工藤先生の解説が非常に分かりやすかったことや、はっきりと聞き取りやすい声で講義をされていることから受講を決めました。

合格体験記・学習上の工夫

工藤先生がオリエンテーションやホームルームでアドバイスされている勉強の進め方を基本線として、自分に出来ることを行いました。
工夫や心掛けたことは下記の通りです。

  1. 毎日勉強をした
    明日やろうと先延ばしをすると、明日が明後日、休みになればとなってしまうので、たとえ10分でも20分でも動画を視聴したり、問題を解いたりしました。
  2. 過去問は3回繰り返した
    工藤先生が過去問を繰り返し解いていれば、そのうちすらすら解けるようになるとおっしゃっていましたので、自分もそうなりたいと思い、3回繰り返しました。
    ただ、賃貸不動産経営管理士は国家資格になってから日が浅いので、少し前の問題はあまり参考になりませんが、もしかしたら出るかも知れない、と思って解きました。
  3. 通勤やウォーキング時間は必ず講義を聞いて記憶を定着させた
    工藤先生の講義は1.5倍速でも、聞き取り易い声と話し方ですので、効率よく講義を聞いて理解することが出来ました。
    受講者が隙間時間で勉強することも想定されて、1.5倍速でも聞き取りやすいように配慮されていると推察しました。
  4. 模擬試験を複数実施
    過去問を3回繰り返すとどうしても答えを憶えてしまって、理解したように錯覚することがありました。
    そのため、アガルートの模擬試験を含め、他社大手の予想問題集を購入して実施しました。
    他社の予想問題集は、本試験では問われないようなことも含め、かなりの難問があって、点数が取れずに落ち込むこともありましたが、もしかしたら今後出る論点の可能性もあるとポジティブに捉えて、解説を読んだり、テキストを再確認して理解するように努力しました。

総合講義のご感想・ご利用方法

工藤先生は、受講生に語りかけるように話をすることをすごく意識されていると感じました。
私は、リアルな講義を受けているような気持ちで聴講出来ました。
また、難しい法律用語や法解釈も、身近な事例を挙げて解説していただけるので、理解しやすかったです。

工藤先生の心から受講生全員の合格を願っているという気持ちが言葉(「頑張ってください」や「応援しています」等々)や表情から伝わって来るので、スランプの時などは、この講義を聞くことで「もう少し頑張ろう」という気持ちが湧いて来て、初めて受験まで勉強を続けることができ、無事合格することが出来ました。
総合講義は、通勤やウォーキングの時には理解度が低い部分を1.5倍速で聞いていました。
1.5倍速にしても十分聞き取れるので、本当にタイパ良く学習出来ました。

講義のチャプターが10分から15分、また長くても20分くらいで、集中して聞くには時間的にちょうど良い長さで構成されていると思います。
過去問や模擬試験、予想問題で多く間違えたところについては、総合講義の間違えた問題に関連するチャプターを繰り返し視聴していました。
総合講義のテキストは、サイズもコンパクトで、持ち運びや電車の中で読むのにもちょうど良いサイズでした。
内容も試験で頻出のところや押さえておいた方が良い箇所は、太字になっていたり、補足が記載されているので、重要ポイントを逃すことがないテキストだと思います。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

工藤先生から過去問は基本を押さえるためには非常に重要であり、可能な限り繰り返し解いた方が良いというアドバイスがありました。
そのアドバイス通り、解けなくても過去問をまず1周しました。
そして、総合講義で学習した単元の過去問を行いました。
過去問に記載されている解説で理解できれば、そのまま進み、過去問解説で理解が不十分と感じた時は、総合講義のテキストと講義動画を視聴して、理解するようにしました。
過去問は3周しました。
3周目は問題を見れば、答えが分かってしまうくらいになりました。
ただ、これが結構厄介で、理解して解答できたのか、答えを憶えていて正解だったのかが分からなくなるという状況になりました。
悩んでも仕方ないと思い、「問題を見れば、どんな答えか分かるほど勉強した証拠」とポジティブに捉えるようにしました。
過去問の解説動画は、間違えた問題で解説がある場合は、視聴するようにして、正解した場合は動画解説があっても視聴することはほとんどしませんでした。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

重要論点にフォーカスしてコンパクトにまとめられており、持ち運びも楽で、短い電車の中の移動や、昼食休憩など隙間時間でテキストを見るために考えられた内容だと思います。
自分自身は、総合講義のテキストに、動画で工藤先生が補足で話をされたコメントやネットで調べた内容を書き込んで、自分のオリジナルのテキストとして出来上がっていたので、総まとめ講座は利用頻度が多くありませんでした。
ただ、テキストの左側に過去問、右側に解説があるので、対比しながら活用することが出来るため、正解か不正解を分かった上で、問題を読み、解説で再確認するという使い方をする人にとっては、とても良い構成だと思います。 

直前ヤマ当て模試のご感想・ご利用方法

3周目は問題を見れば、答えが分かってしまうくらいになりましたので、打開策として、他社を含めた模擬試験を行うこととしました。
他社は2社で各3回分の計6回分、直前ヤマ当て模試2回分の計8回実施しました。
講義の内容もほぼほぼ出来ていると自信を持って、直前ヤマ当て模試の第一回目にチャレンジしたところ、アガルートの合格点と同じ点数で、ギリギリ合格という結果で、それまで持っていた自信が見事に崩れました。
直前ヤマ当て模試を行うことで、時間配分に関すること、初見の問題でメンタル的に動揺してはいけないこと、過去問の解答を憶えていて本当は理解が不足していること、が明確にわかりました。
直前ヤマ当て模試は、過去問とは違ったアガルートオリジナル問題も盛り込んでありますが、難しく作り過ぎて気持ちが落ち込むような問題構成にはなっていないと感じましたので、模試をはじめて解くのであれば、直前ヤマ当て模試から行うことをお勧めしたいと思います。
また、こちらは全問解説があることも良い点だと思います。

自由記載欄

Facebookによる質疑応答については、私は閲覧のみでしたが、受講生の方々が積極的に質問され、工藤先生が誠実かつ迅速に回答されているのを閲覧し、理解が深まったり、励みにもなりました。
工藤先生の講義を受講したことで、合格することが出来たと思っています。

この場をお借りして、お礼を申し上げます。
工藤先生、本当にありがとうございました。