受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

賃貸不動産経営管理士試験を目指した理由・契機

勤務している会社が小売業です。
その中で新店舗の開拓のために、土地や建物の購入や賃貸を行う部門に配転となりました。
そこで、令和元年に宅建と管業を取得しました。
その後、社宅を新築し、総戸数が200戸を超える予定となったため、賃貸不動産経営管理士を取得しようと勉強を開始しました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

宅建を受験した際に、最初は独学で受験しましたが、点数が33点どまりで、これ以上は独学では無理、ということで講座を受けることとし、無事に合格しました。
この時の経験で、不動産系の資格試験を独学で突破するのは難しそう、との思いがあったので、まずは検索してみました。
そこでいろいろと講座の比較をしているサイトがあって、アガルートだけが合格率を公表しており、それが70%以上と高い、ということだったので、迷わずに決定しました。

合格体験記・学習上の工夫

まずはスケジュール、そしてちょっと負荷をかける

4月中頃に、どうも賃貸不動産経営管理士の資格が必要になるのではないか?ということがわかり、受講を始めました。
決めたなら即、開始です。
そして、試験日までのスケジュールを組むことが最重要と考えます。
スケジュールは①毎日きちんと時間を確保する②勉強できない日は必ずでてくるのでリカバリーできるようにしておく、としておきました。
毎日通勤の車で受講することと、夜には過去問をやるようにしていました。
また、金曜日にはスケジュールをいれず、ここでリカバリー日としていました。
特にリカバリーする必要がなければ、勉強を休んで飲んでいました。
また、勉強については、ちょっと負荷をかけるようにしていました。
あくまで、ちょっとです。
4月に嫁さんのお父さんが亡くなりました。
8月は初盆ということで、嫁さんとその妹の2人で、お坊さんへの依頼とか集まってくる親戚の方へのお弁当の準備とかでバタバタしていました。
初盆の日の予定を聞いていると、どうも3時間ほど、私はなにもしない時間があるようなので、令和4年の問題を2時間かけて、初めて挑戦しました。
当然に喪服です。
黒ネクタイ、黒靴下、黒ズボンです。
それで過去問を解いていました。
37点で思ったほど点がとれず、なんかがっかりした思い出があります。
ぼーっとして、YouTubeでも見ていたら、過ぎていく時間でしたが、勉強するという意思があれば、そういう隙間時間でも勉強はできます。
まあ、喪服を着て台所で受験するのはどうか、とは思いますが。

総合講義のご感想・ご利用方法

講座について

アガルートの講義を始めたのが、4月中頃でした。
まずは、テキスト上下を1か月ほどかけて読み込んでから、車での受講を始めました。
車で通勤しています。
朝は混むので40分、帰りは20分、合計で60分かかります。
社内では、講座の音声をタブレットにダウンロードし、毎日、聞いていました。
一つの講座の長さが、ちょうどよく、出社時は2講座、帰宅時は1講座を聞いていました。

試験範囲

宅建の試験範囲は広大です。
それに比べて賃貸不動産経営管理士はそこまで広くないかわりに、実務よりになっていると思います。

そこで、管業の勉強を思い出しました。
管業の勉強では、過去問は当然のこと、標準管理規約や区分所有法を読んでいました。
賃貸不動産経営管理士でも、業法はもちろん、法律の運用・解釈、FAQ、原状回復をめぐるトラブルとガイドライン、人の死の告知に関するガイドライン、などをダウンロードし、勉強していました。
この時は、過去問やアガルートの講座視聴を止めていました。
このあたりは、勉強開始の時期と考えていくこととなります。
宅建が終わってから賃貸不動産経営管理士の勉強を始めるとしたら、そこまではいけないか、とは思います。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問は結局は5周回しました。
過去問解説講座はあまり使っていません。
テキストに解説があるので、講座を視聴することはほぼありませんでした。
また、テキストを読んでもどうしてもわからないことはフェイスブックで数回、質問させていただいたことで、解決できました。

あまり動画は使わなかった、というのが実態です。
たまーにわからないところだけを見る、そんな感じでした。
過去問を勉強していると、よくわからない言葉がでてきます。
それは、管理委託とサブリースを同時にやっているので、混乱することが多かったです。
「借主」が入居者なのか業者なのか、最初のころは混乱していました。
同じことが違う言葉で出てくるのが混乱のもとでした。
理解するのが大変でした。

  • 入居者・転借人・退去者・賃借人
  • 原賃貸借契約・特定賃貸借契約・サブリース契約
  • 委託者・貸主・オーナ―・大家

過去問は、まずは、言葉の整理が必要でした。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

これは本当に使い倒した、という教材です。
受験がどんどん近づいてきていはいるが、知識があちこちでこぼれているのがわかってはいました。

しかし、過去問解説講座では、理解したというより、回答を覚えてしまった状態でしたので、過去問題はできて当たり前となり、何となく不安でした。
とはいえ、知識をいまから100%にはできそうにない。
気持ちは焦るばかりの時に、「これだけはしっかり覚えておきましょう」、という感じの教材が届きました。
そこで、まずは、これだけは100%にしよう、として勉強していました。

会社の通勤前に音声で聞いて、昼休みに動画を視聴していました。
退勤時にまた音声を聞く、ということをやっていました。
宅建だとここまでコンパクトにはできないと思いますが、賃貸不動産管理士試験ではできるかな、と思います。

直前ヤマ当て模試のご感想・ご利用方法

土日が休日なので、休みの日は模試を使って勉強していました。
使ったのは、直前ヤマ当て模試、令和3年・4年試験(これは過去問にでてきます)、他社の模試3回分の7つの模試を使っていました。
模試としては3周する予定をたてて、そのとおり実行できました。
模試はわからないところを見つけるもの、と割り切っていました。
できなかったところを集めたノートを作成し、試験当日はそれを読んでいました。

宅建の場合は模擬試験が非常に多くでており、選ぶのが大変なくらいですが、賃貸不動産管理士試験はまだそこまでの蓄積がないので、直前ヤマ当て模試というのはありがたいものでした。
試験結果は40点程度でした。
それを考えると難易度は適正だったかなぁ、と思います。

自由記載欄

ホームルームについて

毎月のホームルームが穏やかなようでお尻を叩かれるようで、焦らず慌てず押される感じで、なにかよかったです。

フェイスブックでの質問

なにかよくわからなくなった質問を上げましたが、きちんと回答をいただいことで安心しました。
曜日に関係なく回答されていたようなので、大変だろうな、と思っていました。
なにより無事、合格できました。
ありがとうございます。