不動産関連の資格である、賃貸不動産経営管理士とビル経営管理士。

どちらの方が難易度が高いのか、ダブルライセンスは取得できるのかなど、気になるところかと思います。賃貸不動産経営管理士とビル経営管理士、両方の資格取得を目指す方も一定数いるのではないでしょうか。

今回は、賃貸不動産経営管理士資格とビル経営管理士資格を比較し、それぞれの難易度について解説します。

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ビル経営管理士よりも賃貸不動産経営管理士の方が難易度が高い

ここ数年間における賃貸不動産経営管理士の合格率は30%前後、ビル経営管理士は60〜70%となっています。

両試験の合格率を比較すると、賃貸不動産経営管理士の方が難易度が高いといえるでしょう。

どれだけ勉強時間を確保できるかにもよりますが、賃貸不動産経営管理士の勉強をしながらビル経営管理士の資格取得も実現できるかもしれません。

関連コラム:賃貸不動産経営管理士の難易度はどれくらい?合格点・合格率を確認

賃貸不動産経営管理士試験の難易度

賃貸物件の管理を行う賃貸不動産経営管理士は、もともとは民間資格でしたが、2021年4月より管理業法の施行規則の公布をもって国家資格となりました。今後はさらに難易度が上がることが予想されています。

多くの不動産会社では、賃貸物件の管理も行っています。売買や賃貸の仲介が専門の場合もありますが、収益物件も取り扱うため賃貸物件管理の知識は必要不可欠です。

また、賃貸不動産経営管理士試験では、サブリースといわれる一括借り上げについてや民泊に関する知識が問われます。試験の出題範囲が広く、効率良く勉強を進めることが合格のカギといえるでしょう。

【賃貸不動産経営管理士試験の主な試験科目】
・管理受託契約に関する事項
・管理業務として行う賃貸住宅の維持保全に関する事項
・家賃、敷金、共益費その他の金銭の管理に関する事項
・賃貸住宅の賃貸借に関する事項
・法に関する事項
・上記までに掲げるもののほか、管理業務その他の賃貸住宅の管理の実務に関する事項

賃貸不動産経営管理士試験の合格率

ここ数年間における賃貸不動産経営管理士試験の合格率は下記の通りです。

年度合格率
2013年度85.8%
2014年度76.9%
2015年度54.6%
2016年度55.9%
2017年度48.3%
2018年度50.7%
2019年度36.8%
2020年度29.8%
2021年度31.5%
2022年度27.7%
2023年度27.9%

令和5年度に実施された賃貸不動産経営管理士試験の合格率は30%を切っています。

賃貸不動産経営管理士の資格を取得するために必要な勉強時間は、およそ100時間。2〜3ヶ月で合格を目指すのであれば、1日2〜3時間の勉強時間は確保したいところです。

不動産関連の資格取得にはじめて挑戦する場合は、更に時間がかかる可能性もあります。試験直前になって慌てることがないよう、余裕をもった勉強計画をたてましょう。

関連コラム:賃貸不動産経営管理士の勉強時間は?独学の場合・勉強法も解説

ビル経営管理士の難易度

民間資格であり、例年合格率が70%前後のビル経営管理士は、宅建士や賃貸不動産経営管理士と比較すると難易度は低いといえるでしょう。

ビル経営管理士は、「国土交通大臣が認定する公的資格」といわれています。知名度はあまり高くありませんが、不動産に関する知識を広げるという意味では資格を持っておいても良いでしょう。

不動産管理に関する知識を多く持っていることが大きなアピールポイントなり、転職活動を有利に進められる可能性があります。

ビル経営管理士試験の合格率

年度合格率受験者数合格者数
2022年75.7%679人514人
2021年70.1%680人477人
2020年68.0%681人463人
2019年74.4%501人673人
2018年72.1%475人659人
2017年69.5%428人616人

ビル経営管理士の資格登録には賃貸ビルの実務経験が必須

ビル経営管理士を資格登録する際は注意が必要です。

ビル経営管理士の資格登録には、試験に合格するのはもちろん、賃貸ビル(階数が5以上で、延べ面積が1,000㎡を超えるもの)の管理に関する実務経験が条件となります。

参考:ビル経営管理士試験|日本ビルヂング経営センター 公式ホームページ

賃貸不動産経営管理士とビル経営管理士のダブルライセンスも有り

賃貸不動産経営管理士とビル経営管理士のダブルライセンスを取得することで、不動産に関するさまざまな知識を身につけられます。

幅広い業務に携わるチャンスが増えれば、マネージャーや部長といった管理職に昇格できる可能性も十分にあるでしょう。キャリアを形成しやすくなり、仕事へのやりがいを感じられるようになるはずです。

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