今年の弁理士試験日はいつ?

申し込みは、いつごろから始めればいいんだろう?

弁理士試験を受験する際、こういった点は気になるポイントですよね。

このコラムでは、弁理士試験のスケジュールや受験願書の取り寄せ方法・受験申し込みの方法について詳しく解説します。

弁理士試験の受験準備を進めている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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令和6年度 弁理士試験日

 令和6年度の弁理士試験日は、以下のとおりです。

弁理士試験日

  • 短答式筆記試験:令和6年5月19日(日)
  • 短答式筆記試験・合格発表:令和6年6月10日(月)(予定)
  • 論文式筆記試験(必須科目):令和6年6月30日(日)
  • 論文式筆記試験(選択科目):令和6年7月21日(日)
  • 論文式筆記試験・合格発表:令和6年9月24日(火)(予定)
  • 口述試験:令和6年10月19日(土)~21日(月)の いずれかの日
  • 最終合格発表:令和6年11月11日(月)(予定)

参考:令和6年度弁理士試験公告 

※関連コラム:【2024年最新】弁理士試験の試験概要・試験科目など

令和6年度弁理士試験の申し込みスケジュール

特許庁HPによると、令和5年度の弁理士試験の申し込みスケジュールは、以下のとおりです。

令和6年3月1日(金)~受験願書交付開始

弁理士試験の受験願書は、以下のいずれかの方法で請求・入手できます。

・インターネットで請求する

・郵送で請求する

・窓口で直接交付してもらう

ただし、それぞれ請求期間・交付期間が異なるため、注意が必要です。

■インターネットによる受験願書請求期間

令和6年2月1日(水)~令和6年3月22日(金)

※受験願書は、令和6年3月1日(金)以降、申込時に入力した氏名・住所などが印字された状態で送付されます。

■郵送での受験願書請求期間

令和6年3月1日(金)~令和6年3月22日(金)(必着)

特許庁の担当部署宛に、必要書類を郵送して請求します。

■窓口での受験願書交付期間

令和6年3月1日(金)~令和6年3月29日(金)午前9時~午後5時

(行政機関の休日に該当する日及び、各経済産業局は正午~午後1時を除く。)

以下の受験願書交付場所に出向き、受験願書を交付してもらいます。

  • 特許庁
  • 各経済産業局知的財産室(内閣府沖縄総合事務局知的財産室を含む。)
  • 日本弁理士会 

令和6年3月7日(木)~令和6年4月4日(木) 受験願書受付期間

交付が始まると同時に、受験願書の受付も開始となります。

なお、弁理士試験の受験願書は、郵送(令和6年3月7日(木)から令和6年4月4日(木)まで(消印有効))での提出のみとなっています。

窓口に直接持参したり、受付期間外に提出したりしても、受験願書は受理されません。

令和6年5月上旬~中旬:受験票発送

例年、5月上旬~中旬に弁理士試験の受験票が発送されます。

なお、令和5年度は、5月12日(金)の発送でしたが、令和6年については現状明らかになっておりません。

令和6年5月19日(日):短答式筆記試験日

一次試験である、短答式筆記試験の実施日です。

会場は、東京・大阪・仙台・名古屋・福岡の計5カ所です。

令和6年6月10日(月):短答式筆記試験の合格発表(予定)

短答式筆記試験の合格発表(予定)は、令和6年6月10日(月)です。

最終合格発表までは、各試験の合格者は特許庁のホームページに掲載されるほか、各経済産業局知的財産室での掲示も行われます。

令和6年 6月30日(日):論文式筆記試験日(必須科目)

短答式筆記試験合格者を対象に実施される二次試験の必須科目の試験です。

会場は、東京・大阪の2カ所のみとなります。

必須科目のみが出題されます。合格発表は、論文式筆記試験(選択科目)の実施後に行われます。

令和6年 7月21日(日):論文式筆記試験日(選択科目)

短答式筆記試験合格者を対象に実施される二次試験の、選択科目の試験です。

こちらも、会場は、東京・大阪の2カ所のみとなります。

令和6年9月24日(火):論文式筆記試験(必須科目・選択科目)の合格発表(予定)

論文式筆記試験(必須科目・選択科目)の合格発表が行われます。

令和6年10月19日(土)~10月21日(月)の いずれかの日:口述試験日

論文式筆記試験の合格者を対象に実施される試験です。

会場は東京のみとなります。

この試験が終了後、最終の合格発表が行われます。

令和6年11月11日(月):最終合格発表(予定)

最終の合格者が発表されます。

このときのみ、合格者が同月内発行の官報にも記載されます。

※関連コラム:弁理士試験の合格発表2024!発表日はいつ何時から?ネットは?等

弁理士試験の申し込み方法

弁理士試験に申し込むには、まず受験願書を請求し、必要書類をそろえて郵送する必要があります。

①受験願書を請求する

弁理士試験の受験願書は、以下のいずれかの方法で請求して入手します。

・インターネット

・郵送

・窓口

インターネットの場合

インターネットによる受験願書請求期間内に特許庁のホームページにアクセスし、請求します。

インターネットによる受験願書請求期間は、令和6年2月1日(木)~令和6年3月22日(金) です。

なお、受験願書請求ページは、受験願書請求期間内のみ表示され、それ以外の期間はアクセスできません。

請求は、以下の手順で行います。

  1. 受験願書請求ページにアクセスし、 メールアドレス・パスワードを登録する
  2. 特許庁から登録確認メールを受信する
  3. 登録確認メールの指示に従い、指定のURLにログインする
  4. 願書請求のための必要事項を入力する
  5. 受付確認メールを受信する

受付確認メールが受信できたら、受験願書の請求手続きは完了です。

受験願書は、令和6年3月1日(金)以降、順次簡易書留郵便で発送されます。

郵送の場合

特許庁の担当部署宛てに、必要書類を郵送して請求します。

郵送による受験願書請求期間は、令和6年3月1日(金)~令和6年3月22日(金)(必着)です。

この際、必要なものは下記のとおりです。

  • 郵送用の封筒
  • 返信用封筒(角形2号)

郵送に使う封筒の表面には「弁理士試験受験願書請求」と朱書きします。また、返信用の封筒には、受験願書の送付先を記載します。なお、返信用封筒には、切手の貼り付けは不要です。

詳細な送付先は、特許庁のホームページをご参照ください。

窓口の場合

特許庁や、全国の経済産業局知的財産室・日本弁理士会の窓口で交付してもらうこともできます。

交付期間は、令和6年3月1日(金)~令和6年3月29日(金)の9時~17時です。

ただし、行政機関の休日や、各経済産業局は正午~午後1時は交付してもらえません。

また、入構にあたり、身分証明書の提示を求められる場合もあります。運転免許証など、自分の身元を証明できるものを持参しましょう。

交付場所の詳細は、特許庁のホームページに記載されています。

②提出書類を準備する

受験願書と同時に交付された専用の封筒で、簡易書留郵便で郵送します。

このとき、下記の書類が必要です。抜け漏れのないように準備しましょう。

  • 交付された受験願書
  • 顔写真(大きさ縦4.5cm×横3.5cm、受験願書に貼り付ける)
  • 1万2000円分の特許印紙(受験願書に貼り付ける)

場合によっては、下記の書類の提出も必要となります。

  • 試験の免除申請に必要な書類

※前々年度~前年度に試験の合格者、特定の資格の保有者など条件に該当する方

  • 特別措置に関する申出書

※持病や障害などがあり、受験時に何らかの措置を希望する方

提出後の書類の内容に不備があった場合は、修正を求められる場合もあります。

このとき、受付期間内の対応が必須となるため、駆け込みで申し込まないよう心がけましょう。

申し込みの際の注意点

以上で、申し込みは完了です。

しかし、弁理士試験の受験申し込み時は、いくつか注意すべき点があります。

受験願書の受け取り・提出は郵送のみ

受験願書の受け取り・提出は、どんな方法で受験願書の取り寄せをしたかを問わず、郵送のみとなっています。

たとえインターネットから願書請求をしても、メールやインターネット上で受験願書を受け取ることはできません。

また、受験願書の提出も同様で、専用の封筒で、もれなく記入・準備した受験願書を、簡易書留郵便での郵送しなければなりません。

その他郵送方法でも受理自体はされますが、消印有効ではなくなります。

そのため、タイミングによっては提出期間内に間に合わない可能性もあります。

受験願書に貼り付けるのは「特許印紙」

弁理士試験の受験料として、受験願書には1万2000円分の特許印紙を貼り付ける必要があります。

このとき、「収入印紙」を貼り付けないよう、注意しましょう。

もし収入印紙を貼り付けた状態で受験願書の提出をすると、受験願書の再提出や、特許印紙の追加提出が必要になる場合があります。

まとめ

弁理士試験に合格するには、4回実施される試験で合格を勝ち取り続けなければなりません。

その前段階である受験願書の取り寄せ方法や提出方法でも細かい注意点が多く、ゆとりを持ったスケジュールで対応することが不可欠です。

直前になってあわてないよう、準備すべきものや期間をしっかり確認し、落ち着いて準備するようにしましょう。

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