基本情報

測量士試験|試験情報

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測量士試験の試験情報を紹介します。

測量士試験とは

測量法及び測量法施行令に基づいて行われる国家試験です。

測量士となるために必要な専門知識及び能力を有するかを国土地理院が行う試験により判定します。

受験資格、費用

試験は1年に1回実施され、どなたでも受験可能な試験です。

高校生が受験して資格を取得するケースもあるようです。

測量士試験の受験料は4,250円で収入印紙を受験願書に貼付することとなります。

そのほかに写真1枚(縦4.5㎝、横3.5㎝・脱帽・上半身・正面向のもの)と切手(63円)が必要になります。

日程・願書の送付先・受験地

例年では、5月中旬~下旬の日曜日に試験が行われます。

受験願書受付期間は、例年1月上旬~2月上旬です。

郵送の場合は、受け期間までの日付の消印があるものに限り受付を行っています。

願書の提出書類に不備がある場合は受験ができないので、早めに受験願書の提出を行いましょう。

受験願書の受付場所は、「〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番 国土地理院 総務部 総務課 試験登録係」となります。

受験願書用紙及び受験案内は4月中旬頃から国土地理院本院及び各地方測量部、沖縄支所または各都道府県の土木関係部局の主務課、日本測量協会本部及び各支部にて直接受け取る方法と郵送による請求も可能です。

測量士試験が行われる時間は、午前10時から午後4時まで(午後0時30分から午後1時30分まで休憩)です。

受験地は北海道、宮城県、秋田県、東京都、新潟県、富山県、愛知県、大阪府、島根県、広島県、香川県、福岡県、鹿児島県、沖縄県の大学や専門学校で行われています。

合格発表は7月におこなわれ、全受験者宛てに試験の結果(合否)が通知されます。

国土地理院のホームページ上に合格者の受験番号と解答例が掲載されます。

※新型コロナウイルス感染症の影響により令和3年度の試験日程は例年と異なります。
詳細は国土地理院のホームページをご確認ください。

測量士試験の難易度

測量士の資格に合格するためには、300時間以上の勉強時間が必要といわれています。

また、測量について初めて勉強する方や数学についての知識が全くない方であれば500時間以上の勉強時間がかかるともいわれています。

同じ士業の資格としては、行政書士試験が700時間から800時間、司法試験が6,000時間の勉強時間が必要と言われているため、比較すると他の資格よりは勉強時間が少ないことがわかります。

仕事をしながら資格試験の勉強をして合格している方も多く、寝る前や隙間時間を利用して十分合格が狙えるといえます。

測量士試験の合格率

測量士試験の合格率は、平成25年の5.2%が低い年ではありますが10%を超える年もあり、平均すると10%を超える合格率となっています。

測量士補試験の合格率がおおむね30%で推移しており、測量士補試験よりは難易度が高いです。

また、令和元年の合格者のうち男性合格者435名、女性合格者44名(前年比23名増)の状況から、男性が多く受けていますが女性の受験者数も増えてきています。

年度 受験者数(人) 合格者数(人) 合格率(%)
令和3年度 2,773 497 17.9
令和2年度  2,276  176  7.7 
令和元年度 3,232 479 14.8
平成30年度 3,345 278 8.3
平成29年度 2,989 351 11.7
平成28年度 2,924 304 10.4
平成27年度 2,739 315 11.5
平成26年度 2,394 290 12.1
平成25年度 2,457 127 5.2
平成24年度 2,247 265 11.79
平成23年度 2,162 258 11.93
平成22年度 2,256 144 6.38
平成21年度 2,170 181 8.34

出題形式

測量士試験はの出題は、筆記試験によって行われます。

午前:択一式(5択) 出題数28問
午後:必須1題と選択4題のうち2題選択 各設問数4問

測量士試験では、電卓の使用を許可しています。

使用できる電卓は、国土地理院で用意したものに限ります。

電卓の機種は、カシオSL-910GT-Nです。

四則演算電卓にルート(√)キーが付いています。

sin、cos、tanは付いていません。

電卓を持ち帰ることはできません。

なお、個人が持参した電卓を使用することはできません。

科目

測量士試験科目は以下の9科目です。

(1)測量に関する法規及びこれに関連する国際条約
(2)多角測量
(3)汎地球測位システム測量
(4)水準測量
(5)地形測量
(6)写真測量
(7)地図編集
(8)応用測量
(9)地理情報システム

また、上記の各専門科目に関連した測量業務に従事するうえで求められる一般知識についても出題されます。

試験科目と配点

測量士試験は、午前試験と午後試験に分かれていて平均65%以上の得点で合格となります。

ただし、午前試験の得点が50%を切る場合には、午後試験は採点されません。

午前試験は1問25点の700点満点午後試験は必須問題1問300点、選択問題2問×200点の合計700点満点なので、午前の択一問題の点数が400点以上かつ午前と午後の点数の合計が910点以上が合格ラインとなります。

午前 5肢択一 1問25点 28問 700点満点 400点以上
午後 必須科目  1問 300点満点 かつ
午後 選択科目 4題中から 2問 400点満点
合格点 合計910点以上

測量士試験では、午前の択一得点が50%を切ってしまうと午後試験の採点が行われず実質不合格となってしまうため、最低でも16問(400点)を取れるように勉強することが必要となります。

午後試験では、必須科目として測量法、水準測量などの計算、法理論、届出事項などに関する問題が出題されます。

選択科目は、

・基準点測量
・写真測量や測距に関するもの
・地図やその他測図に関するもの
・応用測量

の4問から2問を選択します。

選択問題は各科目から2問を選択できることから、得意科目を中心に勉強して確実に点数につなげる勉強方法をとっている方もいるようです。

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