受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

司法書士試験を目指した理由・契機

元々は行政書士試験に触れたことがきっかけで法律に興味を抱き、その学習を通じて、より深い実体法の部分や具体的な実務に興味を持ったからです。司法書士は主に不動産や法人の登記に関して業務を行うことができ、取引の安全確保と国民の権利の擁護を生業とすることから、公益性がある仕事で社会貢献がしたいという私自身の想いが叶えられるのではと考えました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

予算が限られる中での予備校選びだったため、まずは比較的安価ないくつかの予備校の中から選択しようと考えました。そこで一番最初に資料請求しお試し講座を受講したのがアガルートアカデミーだったのですが、浅野講師の民法総則の解説がわかりやすく、講義のテンポなども自分に合っていると感じたため、受講することを決定しました。

合格体験記・学習上の工夫

意識していた点は主に3点です。

一つ目は、フルタイムで働きながらの受験だったため、なるべく遠回りをしないよう効率よく学習を進めようということです。確保できる勉強時間は平日4時間・休日8時間が現実的なところでしたので(実際はもう少し少なかったかもしれません)、講師のアドバイスどおり「手を広げることはせず、基本的にはアガルートのテキスト・肢別過去問集・雛形集のみを使う」と決めて臨みました。結局、ひととおり講義の受講が終わり過去問もある程度回してからは、知識の整理のために市販のまとめ本を1冊と、記述過去問集を不登と商登それぞれ購入しましたが、それ以外はアガルートの教材を試験当日までひたすら回し続けました。

二点目に、勉強を習慣化するため、なるべく決めたことを淡々と実行・継続することを意識しました。平日は朝にカフェで何分、夜に自宅で何分ということを決めたうえでそれを5日間続け、休日は図書館やカフェなどで何時間ということを決め、継続しました。今年に入ってからは「どの科目をどういうサイクルでやって、記述演習は何日で何問やる」というペースも決めてそれを実行していました。こう書くと、ただ黙々と機械的にスケジュールをこなしているだけでしんどそうな感じがしますが(笑)、すき間時間に動画を見たり、月1回程度は休日のうち半日程度は遊ぶなどして、適度に息抜きもしていました。

三点目に、勉強時間を伸ばすことを意識しました。よく「勉強は量より質」という話があり、それはその通りだと思うのですが、相対評価である司法書士試験の性質上、やはり勉強時間は一つの尺度としてかなり重要な一要素であると捉えています。ライバルたちは試験当日までに大体同じくらいの実力を備えてくるので、最後に差をつけるのはほんの少しの勉強量の差なのではないかと思っていました。実際にそうだったのかは分かりませんが、そのようなマインドで勉強したことによって、最後まで気を抜くことなく走り抜けられたような気がしています。

全体構造編のご感想・ご利用方法

試験概要などを入念に下調べしていたわけではなかったため、講座を申し込んだ直後で右も左も分からない状態だった自分には、全体構造編はありがたく感じました。そもそもどんな試験なのかという基本的な情報から、各科目の内容や重要度、購入するべき六法についても割と詳細に教えていただけたので、これからどんな試験に挑むのかという解像度が上がりました。午後の時間配分のシビアさをこの段階から知ることができたことで、ある意味覚悟を決めることができたようにも思います。内容は直接試験勉強の知識に繋がるものではありませんでしたが、そういった心構え的な部分や基本知識を身につけることを目的とした導入のセクションとしては適切だったと思いました。

入門総合講義のご感想・ご利用方法

他の予備校を利用していないので比較した上での評価ではありませんが、質やボリュームについては概ね適正だったと考えています。浅野講師の講義は地に足がついた堅実な講義で、法律初学者でも極力立ち止まることがないよう配慮してくださっていたと思います。その具体例として、随所でくだけた説明を織り交ぜてくれたり、レジュメを使って視覚的な理解を促してくれたりするのはありがたかったです。特に、会社法と商業登記法のレジュメについては試験当日まで大変お世話になりました。元々は無機質な暗記自体がそこまで得意ではないため会社法には苦手意識があったのですが、試験を受ける頃には会社法と商業登記法が「面白くて仕方がない」と言えるくらいになっていました。その他マイナー科目などについても特に不満なく受講することができましたが、憲法や刑法は試験の点数配分の割には講義時間が長めに取られていたので、時間がない受講生にとってはもう少しコンパクトにまとまっていた方が親切だったようにも感じられました。それでも講義の質やテキストの記載など総じて、合格に必要な知識をひととおりインプットするという点においては、良い内容だったと思います。 また、私は基本的には「配信されている講義をすべて視聴したあとで過去問を解く」という流れで取り組んでいましたので、自分のペースで一気にキリのいいところまで進めてしまえるオンライン講義はとても使いやすかったです。

記述解法マスター講座のご感想・ご利用方法

本試験よりもややコンパクトな問題で場慣れするという点では役に立った講座かと思います。ただ、私は記述問題はじめの一歩で教えていただいた解法を実践して解いたのですが、担当講師が異なる関係で問題解説講義ではその解法に倣った手順での解説がなされるわけではないことは少しモヤモヤしました。解説も比較的あっさりしており、個人的にはまだ記述のスキルが未熟な時期に取り組んでしまったのかな?と不安になったこともありました。また、問題の作りも細かい部分では本試験問題と異なる部分も散見され気になりましたが、元々フルボリュームの演習問題というわけではないので、今思えばそこはそれほど重要ではなかったかなと思います。総じて、これから本格的に記述演習に飛び込んでいくというところで、前段階としてこのような講座を受講できたことは良かったと思いました。

記述過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問10年分を講師の解説付きで触れられるという点ではありがたかったです。講師が推奨していた本講座の使い方としては「一緒に解く」というものでしたが、私は一日でも早く自分自身で解ける力を養いたいと考え、講座を受講する前にまずは自力で該当年度の問題を解いてみてから臨んでいました。最初は当然完璧には書けないのですが、過去問は周回前提のものだと教わっていたため、2周目や3周目で同じミスをしないよう、早い段階で自分のミスの癖のようなものを見つけるのに役立ったと考えています。私は最終的には、過去10年分では未知の問題に対応できるか不安が残り、市販の問題集を併用して記述対策を行いましたので、過去問は15〜20年分くらい掲載されているとより使い勝手が良かったと思いました。

記述・択一パーフェクト12のご感想・ご利用方法

本試験でも問われないくらいの細かい知識であったり、未出の記述論点について扱う講座でしたが、あえて重箱の隅を突くような問題に触れることで危機感を喚起するという点では、人によっては有用な講座だったのかなと考えています。細かい知識の中にも「ここは押さえておいた方が良さそうだ」というものもたまにあり、そういった部分まで広くカバーしようという意識は芽生えたように思います。とはいえ、やはりただでさえ膨大な試験範囲であることからそういったところまで手が回らないことも多く、結局は覚えずに終わってしまった箇所も多くありました。講座の内容はとても濃かったとは思いますが、今回受講した中では、重要度としては一番低いと感じました。

実力確認答練のご感想・ご利用方法

テキストの読み込みや過去問の周回を通して得た知識を本試験レベルの演習問題でアウトプットする貴重な機会だったため、とても有用でした。私は他予備校も含めそれほど沢山の模試を受けたりといったこともなく、初めて見る問題で自分の実力を推し量る機会がそれほど多くなかったためです。難易度も簡単すぎず、難しすぎずの良問が揃っていたような気がします。問題によって重要度のランクづけやテキスト該当ページへの誘導、過去問の出題実績などの情報が載っていると尚良かったと思いますが、安価な受講料の中で合格に必要な演習教材としての役割は十分に果たしてくれていたように思います(むしろテキストとの紐付けなどが記載されていないからこそ、根拠条文を調べた上で自発的にテキストの知識に戻って探す癖もついたように思っています)。

模擬試験のご感想・ご利用方法

実力確認答練と同様、簡単すぎず難しすぎずの問題が揃っていたように思います。他の予備校の模試もいくつか受験をしましたが、それらと比較して特に違和感を感じることはありませんでした。お手頃な価格で、入門講義から各種の演習や答練・模試までを一つのパックでまとめて提供していただけるのはありがたかったです。強いて挙げるとすれば、模擬試験は会場受験の制度がなかったため私は普段使っている図書館で取り組んだのですが、会場受験の制度も作っていただけたら、より本番の練習という意識で取り組めたのではないかと思います。また、実力確認答練と同様ですが、問題ごとのランクづけやテキストとのリンクなど、もう少し解説が充実しているとより使いやすいように思いました。

重要法改正総ざらい講座のご感想・ご利用方法

法改正はSNSなどで情報が出回っているのは目にしていましたが、特に強く意識したことはありませんでした。そのためこちらの講座も「一応受けておこう」というレベルで視聴しました。ただ、やはり法改正分野に全く触れずに本試験に臨むというのは自分でも不安だったため、ちょうど良いサイズの講義にまとめていただいたこちらの講座は有効に活用できたと思っています。直前期は勉強も単調になりがちのため、ある意味息抜き的な面でも活用させていただけたと思います。受講した結果、入門総合講義では触れなかった条文などを目にする機会を得られましたし、合格後の実務ではどんなことを学ばなければいけないのかというイメージも少しだけ得ることができました。

講師へのメッセージ

アンケートにも書かせていただきましたが、私が1年と少しという短期間で合格できたのは、浅野講師や三枝講師をはじめとするアガルートさんのおかげです。本当にありがとうございました。これからは一日でも早く一人前の司法書士になって社会貢献ができるよう、引き続き研鑽を続けていきたいと思います。

司法書士試験合格を
目指している方へ

  • 自分に合う教材を見つけたい
  • 無料で試験勉強をはじめてみたい
  • 司法書士試験の情報収集が大変

アガルートの司法書士試験講座を
無料体験してみませんか?

民法総則を含む約34時間分の講義が20日間見放題!

実際に勉強できる!司法書士試験対策のフルカラーテキスト

オンライン演習サービスTOKERUKUNを体験!

割引クーポンセール情報が届く!

1分で簡単!無料!

▶資料請求して特典を受け取る

▼アガルートアカデミーの司法書士試験講座はこちら▼

令和6年度のアガルート受講生の合格率21.9%!全国平均の4倍!

追加購入不要!これだけで合格できるカリキュラム

充実のサポート体制だから安心

全額返金など合格特典付き!

会員20万人突破記念!
全商品5%OFF!

▶司法書士試験講座を見る