受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

社会福祉士国家試験を目指した理由・契機

現在、法律系の仕事に就いていますが、クライアントと交渉する際も、法律の知識だけで説明しても相手を納得させることはできません。福祉の世界で求められる考え方をベースに、法律はあくまで手段として用いることで、クライアントも満足できるサービスが提供できると考えたからです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

最初にサンプル講義を見ましたが、非常にテンポがよくわかりやすい講義でした。試験で出題頻度が高い事項を中心に解説する等、要点が押さえられており無駄がありませんでした。テキストの見本も最初に見た印象がとてもわかりやすいものだったので、アガルートアカデミーの講座に決めました。

合格体験記・学習上の工夫

私は勉強を開始した時期が遅かったため、短期間で合格レベルまで引き上げなければならず、いかに無駄を省き効率よく勉強するかということに重点を置き学習に取り組みました。
まず、試験の範囲が広く、一つの項目をあまり深く掘り下げて学習することは適切ではないため、アガルートのテキストに書いてある以上のことには深入りしないようにしました。
深入りしないといっても、アガルートのテキストにもかなり詳しく説明がされているのでこれで試験には十分対応できると思います。

次に、テキストは外出先へも常に持参するということです。社会人は、机に座って勉強できる時間をなかなか確保できません。仕事の合間の時間が少しでもある時は、テキストを開き、これを習慣化することで結果的にも多くの時間を確保することができました。
模試は10月下旬頃に1回受けましたが、70点程度しかとれなかったので、危機感がさらに増しました。その後、約3か月間集中して勉強した結果、本試験では128点とることができました。
模試の目的は、自分の苦手な科目の確認をするということにあると思うので、あまり結果に一喜一憂する必要はありません。ただ、どの箇所の理解を深めれば得点できるようになるのかは常に念頭に置いて置く必要があります。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義については、最初の「人体の構造と機能及び疾病」の一部を視聴した後は、勉強時間の確保が難しかったため、テキスト中心の学習に切り替え、全部を視聴することはしませんでした。視聴したのは一部だけでしたが、細かい点にまで説明が行き届いており、予想通り非常にわかりやすい内容となっていました。

私がとった総合講義についての具体的な学習方法は次のとおりです。まずテキスト4冊を一通り読み、学習しなければならない全体の分量を確認しました。
1回目なので、理解できない箇所は沢山ありましたが、わからないからといって時間をかけて調べることはこの段階では行いませんでした。
2回目も目を慣らすようなイメージで、1回目と同様にわからない箇所があっても立ち止まらずに読み続けていきました。
3回目になると、専門用語にも違和感がなくなり、余裕が少しずつ出てきました。この段階で、ようやく理解しにくい箇所を調べるという作業に入りました。テキストは非常にわかりやすいので、ゆっくりと繰り返して読めば大抵の理解はできますが、それでも理解できなかったところは、他の書籍を読む等して理解しようと努めました。

結論から言えば、アガルートのテキスト以上にわかりやすいテキストはありませんでした。もう少し早い時期から学習に取り組んでいれば、わかりにくかった箇所を動画視聴により理解することができたのではなかったかと思います。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問解説講座についても、勉強時間がなかなか確保できなかったため、動画視聴を行わずに、テキスト中心の学習となりました。総合講義で、ある程度の知識の理解はできていたのですが、試験の出題形式に合わせて知識の再構成を行う作業が必要となりました。
なぜなら、本試験では1問を短時間で解答していかなければならないため、じっくり時間をかけて問題を解いている余裕はなく、知識がすぐ出てくるような状態にもって行かなければならないからです。

アガルートの過去問解説講座のテキストには第30回から第33回までの過去問が載っています。最初は分量が少ないかと思ったのですが、結果的にはこれくらいの分量でも十分だったと思います。解説を読んでもわからない箇所は、再度総合講義のテキストに戻り理解するようにしました。