「社会福祉士国家試験の試験日やスケジュールについて知りたい」
「社会福祉士国家試験の申込方法や手続きの流れがいまいち分からない」

という方も多いのではないでしょうか。

このコラムでは、社会福祉士試験の申し込み方法や手順を紹介します。

初めての方でも分かりやすいよう、時系列などで見やすくまとめています。

社会福祉士試験のスケジュールを知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

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2023・2024 社会福祉士国家試験の試験日は?

第36回(令和5年度)の社会福祉国家試験は、令和6年2月4日(日曜日)です。

受験申込書の受付は令和5年9月7日(木曜日)から10月6日(金曜日)まで(消印有効)となっています。

ここからは、試験の申し込みスケジュール・申し込み方法について詳しく解説していきます。

2023・2024 社会福祉士国家試験の申し込みスケジュール

社会福祉士試験の申し込みスケジュールは、以下のようになっています。

①2023年8月上旬:受験の手引を申請

8月上旬から「受験の手引」というものを取り寄せることができます。

初めて受験をする場合は「受験の手引」がなければ試験の申込みができません。

請求にお金はかからないので確実におこないましょう。

※過去の試験(第10回~)で、受験票を受け取った方のうち、確定した証明書を提出した方(受験資格が確定している方)は、インターネットによる受験申し込みができます(PC・スマートフォン・タブレット)。『受験の手引』を取り寄せる必要はありません。

②2023年9月7日(木)から10月6日(金)まで(消印有効):申し込み

申し込み期間は令和5年9月7日(木曜日)から10月6日(金曜日)まで(消印有効)の1ヶ月間です。

期間内に忘れず申し込み手続きを済ませましょう。

申し込みができなければ受験自体ができないので、余裕を持って準備し郵送しましょう。

③2023年12月頃:受験票が返送されてくる

無事に申し込みが完了すると、12月ごろに受験番号や試験会場が記載された受験票が返送されます。

内容に誤りがないか確認し、試験当日まで無くさないよう保管しましょう。

④2024年2月4日(日曜日):試験日

試験当日です。試験曜日は日曜で全国一斉に実施されます。

積み重ねの成果を発揮しましょう!

⑤2024年3月5日(火曜日):合格発表 

合格発表の結果はインターネットで早く確認することができます。

2024年3月5日(火曜日)にHPに合格者の受験番号が掲載されます。

2024年3月8日(金曜日)に結果通知が発送されます。

社会福祉士試験の申し込み方法

つづいて、試験の申込み方法について解説します。

社会福祉士試験の申し込みは、

  1. 郵送での申し込み
  2. インターネットでの申し込み 
    (過去の試験(第10回~)で、受験票を受け取った方のうち、確定した証明書を提出した方※受験資格が確定している方が対象)

2つの方法があります。

この2つでは出願方法が異なるので、それぞれの場合に分けて見ていきましょう。

1 郵送での申し込み方法

まずは郵送での申し込みについて解説します。

①受験の手引を入手する(ホームページ・はがき)

郵送申し込みの場合は、最初に『受験の手引』を入手する必要があります。

受験の手引は社会福祉振興・試験センターのホームページから取り寄せることができます。

また、受験の手引の請求は郵送はがきでも可能です。

記入例を参考にはがきの裏面に、

  • 郵便番号
  • 住所
  • 氏名
  • 電話番号
  • 必要人数(例:社会福祉士受験の手引1人分)

上記をはっきりと記入し「社会福祉振興・試験センター宛」に郵送しましょう。

精神保健福祉士と同時受験を予定している場合は(精神保健福祉士受験の手引1人分)と併せて記入してください。

送り先
郵便番号:150-0002
住所:東京都渋谷区渋谷1の5の6
公益財団法人 社会福祉振興・試験センター行

参考: 社会福祉振興・試験センター

②提出書類を準備する

つづいて、受験の手引に同封してある提出書類の記入や、受験料の振り込みなどに取り掛かりましょう。

必要な書類な次のとおりです。

全員が提出するもの
・受験申込書
・受験手数料払込受領証貼付用紙
・受験用写真等確認用紙

初受験者が提出するもの
・卒業証書(見込み含む)   
・指定科目履修証明書(大学&短大卒のみ)
・実務経験証明書(実務経験が認められる人のみ)

再受験者が提出するもの
・受験資格確定済申出書
 ※再受験の場合は、一定の要件を満たしてればインターネット申請も可能です。

受験料

受験手数料は以下を参考にしてください。

 受験料
社会福祉士(一般受験者)19,370円
社会福祉士(精神保健福祉士と同時受験者)16,840円
社会福祉士(科目免除者)16,230円

払込期限は10月6日(金)までです。

受験手数料は、提出書類が郵送の場合、指定の「コンビニエンスストア専用払込票」を使用しての支払いになります。

③封筒記載の提出先に郵送で提出する

②で用意した書類を受付先に送付します。

届いていないなどのトラブルを防ぐためにも、郵送は郵便窓口から「簡易書留」で郵送することを強くおすすめします。

受験申込書の受付期間は、申し込み期間は令和5年9月7日(木曜日)から10月6日(金曜日)まで(消印有効)の1ヶ月間です。

10月7日の消印まで有効ですが、余裕を持って申込みをおこないましょう。

2 インターネットでの申し込み方法

次に、インターネットでの申し込み方法です。

※前提として、インターネットで申し込みをおこなうには「2回目以降の受験で要件を満たした方」が対象となるので注意しましょう。

インターネットの申込期間は申し込み期間は令和5年9月7日(木曜日)から10月6日(金曜日)まで(消印有効)の1ヶ月間です。

インターネットによる申し込み手順は次のとおりです。

① 申込みに必要なものを準備する

申し込みには次のものが必要です。

  • メールアドレス
     
  • 過去の受験票または結果通知(「受験回」「受験番号」が分かるもの)
    ※複数回受験者は直近のもの
     
  • 顔写真データ(幅665・高さ915ピクセル・JPEG形式に限る)
    →申込み6ヶ月以内のもの、正面を向き肩から上、脱帽、両目が開き目がはっきり見え、試験中にメガネを着用する場合はメガネを着用

    写真の詳細はこちらで確認できます

以下は該当する方のみ必要です。

  • クレジットカード情報
    (クレジットカード決済を選択する場合)
     
  • 精神保健福祉士登録証に記載された「登録番号」
    (試験科目(共通科目)の免除を申請する方)
     
  • 前回受験時の配慮決定通知
    (障害のある方などで、受験上の配慮を希望する方)

② 試験センターのホームページにアクセスし必要事項を入力

社会福祉振興・試験センターのホームページで必要事項を入力してください。

申込みはこちらでおこなうことができます。

申込み:社会福祉振興・試験センター

入力事項にしたがって入力事項を記入しましょう。

③受験手数料の支払い

インターネットによる受験申し込みをする方は、クレジットカードまたはコンビニエンスストアでの支払いができます。

申し込みの際の注意点

以上で申し込みは完了ですが、いくつか注意する点があるので解説します。

①インターネット申し込みは過去の受験者が対象

インターネット申し込みは、過去に受験しており以下の条件にあてはまる場合に利用可能です。

  • 過去の試験(第10回~)で、受験票を受け取っている
  • 確定した証明書を提出した方(受験資格が確定している)

上記に該当する方は、「受験の手引」を取り寄せる必要はありません。

手続きを簡略化できるので、対象の方は積極的に活用しましょう。

インターネットによる受験申し込みできるか不明な方、たとえば過去の試験で、「受験票(結果通知)」を受け取ったが、

  • 受験票(結果通知)を紛失してしまった
  • 確定した証明書を提出したか分からない

など、受験申し込みできるかあいまいな方は、下記に問い合わせをして確認することも可能です。

社会福祉振興・試験センター 試験室  
電話番号:03-3486-7521 
受付時間:9時30分~17時(土曜・日曜・祝日を除く)

問い合わせは、どんなに遅くとも9月29日までに確認しましょう。

参考: 社会福祉振興・試験センター

②受験の手引の請求・申込みは余裕をもって完了する

「受験の手引」申請後、手元に届くまでに数日間かかってしまいます。

どんなに遅くとも締切の8日前の9月28日(木曜日)までには申請を終えましょう。

申込書類についても、必要事項の記入、証明証の準備、受験料の振り込みなどを終えてから書類を送付する必要があります。

申込みは早く済ませ、試験勉強に集中しましょう。

③2021年度(2022年)試験から受験料が上がった

厚生労働省の発表では、2021年度の社会福祉士試験から受験料が上がっています。

 受験料
社会福祉士(一般受験者)15,440円→19,370円(+3,930円)
社会福祉士(精神保健福祉士と同時受験者)13,980円→16,840円(+2,860円)
社会福祉士(科目免除者)13,020円→16,230円(+3,210円)

と、約3,000円前後受験料が引き上げられました。

とくに2回目以降受験される方は前回より値段が上がってびっくりされるかもしれません。

指定された受験料を用意しコンビニエンスストアなどで支払いを完了しましょう。

まとめ

以上、社会福祉士の申し込みのスケジュール、申込み方法、注意点について解説しました。

インターネットでの申込みは初受験の方はできないので、とくに注意が必要です。

申込みは、何かと手間な部分が多いので早めに必要書類を準備しスケジュールに余裕を持って進めることをおすすめします。

関連コラム:社会福祉士の勉強法!勉強時間や独学についても詳しく解説

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この記事の監修者 遠藤 愛 講師

遠藤 愛 講師

全くの異業種から介護の世界に飛び込み、訪問介護員として介護業界での勤務をスタート。住居環境・経済状況が様々なケースを担当。

現在は、医療ソーシャルワーカーとして、地域の在宅・施設の福祉職と協働しながら、数多くの高齢者・障害者とその家族への退院支援業務にあたる。

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