「焦って答えを埋めることに必死になってしまう」
「問題数が多く最後の問題まで解けなかった」

試験当日、時間配分がうまくいかず悔しい思いをしたことはありませんか?

TOEFL®︎は、リーディング→リスニング→スピーキング→ライティングの順番で試験が行われ、各セクションは細かく時間が設定されています。

思ったより問題を解くのに時間がかかってペースが崩れ、全問解けなったという人は意外と多いもの。目標スコアを獲得するためには、時間配分が非常に重要です。

そこで本コラムでは、TOEFL iBT®︎テストにおける時間配分のコツを紹介します。

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TOEFL iBT®︎の試験時間

TOEFL iBT®︎は、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4つのセクションがあります。各セクションの試験時間と出題される問題数は以下の通りです。

セクション時間問題数
リスニング【講義】それぞれの問題3~5分
【会話】それぞれの問題3分
【講義】問題数:3または4題 設問数:各6問
【会話】問題数:2または3題 設問数:各5問
リーディング54~72分3~4パッセージ(1パッセージ約700語)
スピーキング【Independent task】準備15秒 解答45秒
 【Integrated tasks】
(1)Read+Listen→Speak 2問    準備30秒 解答60秒(2)Listen→Speak 1問       準備20秒 解答60秒
【Independent task】 1問 身近なトピックについて意見を述べる
 【Integrated tasks】 3問 読んだり聞いたりした内容を要約して話す
ライティングエッセイ形式20分意見を書く30分エッセイ形式で意見を書く

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【セクション別】時間配分のコツ

リスニング

リスニングは、時間配分をそれほど気にする必要はありません。

ただひとつ注意したいのは、メモに集中しすぎないことです。TOEFL iBT®︎は、試験中にメモをとることが許可されています。

「メモに気を取られて大事な部分を聞き逃してしまった」ということにならないよう、時間や数字など特定のキーワードだけをメモすると良いでしょう。

リーディング

リーディングセクションは800文字前後の英文が3~4個あり、各英文に対して10〜15問の問題が出題されます。すべての問題を72分で解くため、1問にかけられる時間はわずか2分ほど。

さらに終盤は集中力が途切れやすく、時間がないことへの焦りから答案が適当になりがちです。問題は1分以内で解けるよう、日頃から時間を計りながら問題を解くクセをつけましょう。

スピーキング

スピーキングは4つのタスクがあります。タスク1は「Independent Speaking」、タスク2〜4までが「Integrated Speakingtask」となっています。

準備時間が設けられているため、そこまで時間配分を意識する必要はないでしょう。各タスクの制限時間は以下は通りです。

タスク1・・・45秒
タスク2・・・60秒
タスク3・・・60秒
タスク4・・・60秒

ライティング

TOEFLのライティングは、「Integrated Task」と「Independent Task」2種類のタスクがあります。

Integrated Taskは、リーディングで読んだ内容とリスニングで聴いた内容を20分間文章にまとめるというもの。Independent Taskでは、質問に対して自分の意見や考えをエッセイ形式で仕上げなければなりません。

読解力やリスニング力だけでなく、アウトラインスキルも求められるため構成が非常に重要です。

慣れないうちは構成を考えるのに時間がかかりますが、土台がしっかりしていればゴールを見失わずに済みライティングもスムーズに進められます。

解答時間を短縮するコツ

リスニング

リスニングは各問題の解答時間が決まっているため、当然ながら音声を聞き逃さないことが大切です。聞き取れなかった部分が一箇所でもあると、思考が止まって音声が頭に入ってこないことも。

聞き逃しを防ぐコツは、問題文を先に読んでおくことです。文章の内容がある程度理解できていれば、最低限のメモで済む上リスニングに集中できるようになります。

関連コラム:TOEFL iBT®のリスニング対策!レベル別おすすめ勉強法

リーディング

リーディングもリスニングと同じく、先に問題を読んでおきましょう。内容を把握してから本文を読むことで、答えに早く辿り着ける可能性が高くなります。

そこでポイントとなるのが、十分な語彙力を身につけておくこと。リーディングは、文学や歴史、産業、生物学、気象学といった幅広い分野から出題されます。

日頃から、海外のネットニュースを読んで時事ネタでよく使用される単語を覚えておきましょう。

また、速読するのもリーディングに効果的な対策のひとつです。ひとつの文章に使われる英単語の数は700語以上にものぼり、わずか4~5分で文章の内容を理解しなければなりません。

1分で150語ほど読めるよう速読トレーニングを行いましょう。

関連コラム:TOEFL iBT®のリーディング対策!時間が足りない人から満点を目指す人のための勉強法

スピーキング

スピーキングは、話す速度よりも英語をスムーズ話せるかがポイントとなります。

緊張すると早口になりがちですが、相手がきちんと理解できるようゆっくり話すことを意識しましょう。

関連コラム:TOEFL iBT®のスピーキング対策!レベル別おすすめ勉強法

ライティング

先ほどもお話しましたが、ライティングは、文章構成がスコアアップできるかどうかを左右するといっても過言ではありません。

構成を作るときは、結論→理由の順番を徹底しましょう。

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試験で集中力を保つためには?10分の休憩時間は何をすれば良い?

TOEFL iBT®試験では、リスニングセクションとスピーキングセクションの途中に10分間の休憩があります。

お手洗いに行って気分転換するも良し、コーヒーを飲んで頭をすっきりさせるも良し。ストレッチをして体の凝りをほぐすだけでもリフレッシュになるでしょう。

休憩時間を有効活用することで、集中力を切らすことなく試験に取り組めるようになります。

休憩時間に試験会場から出ることは禁止されているため、事前に飲み物を用意しておくと良いかもしれません。

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