受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

カリキュラムを使った学習期間

3か月

賃貸不動産経営管理士試験を目指した理由

2021年より賃貸不動産経営管理士が国家資格になったことを知り受験することにしました。

その他の資格として管理業務主任者も検討しましたが、勉強を開始したのは9月。

そのため準備に時間がかからないと思われた賃貸不動産経営管理士を目指すことにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

以前宅地建物取引士を取得した際は、YouTubeの無料講座を見て勉強していました。

しかし、賃貸不動産経営管理士はYouTubeの無料講座が少なく、また新法(賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律)の理解が独学では困難であったため、通信講座を検討しました。

YouTubeで工藤先生の動画を見ていましたので、工藤先生が教えられているアガルートを選択いたしました。

学習上の工夫

まず結果としては準備期間3ヶ月で自己採点は44点でした。

最初に工藤先生の授業を見た後で、過去問を解くことで論点の理解を深めました。

2回目の過去問を解くときは1回目で誤った問題のみを解くことにしました。

新法に関する過去問はありませんが、アガルートでは予想問題が充実していたため、予想問題を複数回解くことで新法の出題へと備えることができました。

宅建試験との違いになりますが、賃貸不動産経営管理士は民間試験時代の過去問が簡単すぎました。

かつ国家試験になった後の過去問が存在しないため、過去問を周回して対策することができないと感じたのです。

そのため、アガルートの予想問題と模試、及び市販の模試を解くことで初の国家試験として難易度が上がった本試験への対応を行うことができました。

賃貸不動産経営管理士協議会が出している公式テキスト(賃貸不動産管理の知識と実務)は使用しませんでした。

理由としては、公式テキストの分量が多すぎて3ヶ月の勉強時間では読破できないためです。

漫然と公式テキストを読んでも頭に入らないうえ、またアガルートのテキスト・講義で不足はないと考えました。

結果として合格できたため、アガルートのテキスト・講義のみで大丈夫だと思います。

総合講義の感想・利用方法

総合講義は独学では理解が困難であった新法の詳細な解説があり、本試験で大変役に立ちました。

特に、令和3年度は管理業法、サブリースの出題が集中していたため、総合講義の解説なしでは合格できなかったと思います。

総合講義の活用方法としては、テキストの予習はせず、最初に講義動画を視聴し、工藤先生のコメントを元に先生が大事とおっしゃられる箇所をボールペン、蛍光ペンでマーキングしていく作業を行いました。

その後、マーキングした箇所を確認したうえで、過去問を解いていきます。

講義動画は何回か見たかったのですが、3ヶ月しか勉強期間が取れなかったため、講義動画は1回のみ見ました。

講義動画のメリットは、動画が5~20分に分割されているので、仕事やプライベートの空き時間で学習が進められることだと思います。

私は集中して数時間の勉強時間を取ることができなかったので、昼休みや夕食前など、一日のスキマ時間で少しずつ勉強を進めたんです。

工藤先生の解説は初心者向けにわかりやすく解説して頂いているので、すべての解説が一度聞くだけで腑に落ちました。

また、工藤先生の滑舌がはっきりされているので、倍速再生をしてもクリアに聞くことができ、時間の短縮も行うことができました。

過去問解析講座の感想・利用方法

過去問解析講座をすべて聞く時間がなかったため、誤答した問題のみ解析講座を聞きました。

誤答した問題は解説文を読んでも腑に落ちない問題がありましたが、解析講座を通して理解を進められました。

過去問解析講座の中にも多くの新法対応の予想問題(解説動画付き)が含まれており、新法の理解推進に役立ちました。

正直、令和3年度の本試験は過去問が役に立たない問題が多かったです。

しかし過去問解析講座の中にあった予想問題を解いていたことで、新傾向の本試験問題にも落ち着いて取り組むことができたと思います。

過去問集の製本上、問題の裏ページに解説が記載されており、答えが透けて見えることがありましたが、問題を解く際には黒い下敷きをひくことで答えが透けないように工夫して利用しました。

直前ヤマ当て模試の感想・利用方法

直前ヤマ当て模試は新法の問題を多く含んだ模試でしたので、本試験に活用することができました。

模試は過去問より言い回しも含めて難しい問題が多かったのですが、令和3年度の本試験は前年以前の本試験より問題の難易度が上がっていましたので、模試を解いたことで、本試験の難易度に対応することができました。

また、模試にも解説動画が付いていたため、すべての問題の解説動画を確認することで最後の総まとめとして活用しました。

直前ヤマ当て模試は本試験と同じサイズの問題と、問題・解説を一冊の本にした2種類が展開されました。

最初は2時間で本試験と同じサイズの問題を解いてみて、その後、誤った問題について本の方を周回する方法で理解を深めました。