受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版です。

合格者の方の受講年度と異なります。

カリキュラムを使った学習期間

10か月

賃貸不動産経営管理士試験を目指した理由

専門的な知識を習得したいと考えてから、宅地建物取引士や管理業務主任者の資格を取得しました。

これらの受験科目や業務的関連性の観点から賃貸不動産経営管理士を受講し資格を取得したいと考えたことが目指した理由です。

また、2020年度アガルートにてマンション管理士の資格取得を目指し受講しましたが、自身の異動により生活環境が大きく変化し良い結果を得ることができませんでした。

そのような状況の中、試験科目に関連性があり、かつ業務上の親和性も高い賃貸不動産経営管理士(通信講座にて受講)及びマンション管理士(こちらについては、2020年度のテキストを活用して勉強を実施)の専門知識習得及びその結果としてのダブル合格を目指そうと考えたことも理由の一つです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

受講のきっかけは、講義動画の時間が短い時間単位で区分されていて、学びやすいと思ったことです。

また、テキストが上質だったことにも心惹かれました。

ポイントだけを掲載するのではなく、これまでの試験の傾向を踏まえたり、法令条項の具体的な説明なども記載されています。基礎知識のインプットには大変有効なものでした。

自分にとっては、必要な内容がしっかりと記載され、それを講義を聞いてより具体的内容をテキストでインプットするという方法が適していると思っていたので、アガルートの講座を受講しました。

学習上の工夫

仕事のある日はあまり十分な時間はとれませんが、そのような中でも例えばテキストの1単元に目を通す。

また、講義を数単元視聴する。過去問を10題から20題は解く。といった具合に少しでも学習時間を作るように努力しました。

仕事のない日には、普段あまり時間をとれない分をカバーするとの観点から、6時間から8時間くらいは勉強しました。

学習上の工夫としては、まずテキストを見ながら工藤先生の講義を全区分視聴した後、テキストに戻り、テキストを読んでから過去問を解くという方法を3回繰り返しました。

この工程を行うと、テキスト内容の理解できているところとできていないところが明確になるので、理解できていない点はテキストに立ち返って知識をインプットするというやり方を実施しました。

この工程の後、過去問に集中する方法で対応し、3回以上繰り返しました。

私の受講した講座では、法制定前の従前の賃貸不動産経営管理士試験をベースにした先行講義がありました。

この講義で先述した内容を実施するとともに、その後、法令に適合されたテキストや過去問が展開されたため、そちらをもとに先述した内容を同じ回数こなしました。

今回、賃貸不動産経営管理士試験に合格できたのは、早い段階から学習に取り組んだこと、基本的な知識を先行講義でインプットできたことが法制定に対応した講義への順応を高めたものと考えています。

また、テキストや講義の内容は充実していますので、インプットをある程度した後にアウトプットを行うという基本的スタンスは、自身の理解度を高める上で学習の基本になる部分であるということを痛感しました。

総合講義の感想・利用方法

賃貸不動産経営管理士とは何か、という基本的なところからの理解がそもそもない状態から学習を始めたので、総合講義の進め方は大変有意義なものであったと感じています。

私が受講した総合講義は、先行講義とその改め版(法制定内容を反映したバージョン)の2段構えでしたので、先行講義で基本的な事項をインプットし、過去問を活用してアウトプットするという形で知識の定着を図ることができました。

この先行講義があったおかげで、早い段階で賃貸不動産経営管理士の大枠を理解することができました。

その後、改訂版による講義を進めることとなるのですが、講義の視聴、テキストによる理解を進める中で、先行講義の内容が理解できていたので、法制定に伴う内容の変更箇所の理解もスムーズでした。

過去問は大事だけれど、それだけで身につく理解度と、講義の視聴やテキストの精読によって得られた理解度とでは、やはり後者の方が深い理解ができると痛感。

自分は過去、マンション管理士試験で過去問中心で学習した結果、設問に対する応用的な理解度が不足して良い結果が得られなかった経験がありました。

なので今回は講義を視聴し全体のイメージをつかみ、テキストでその基礎固めをするという工程を大切にしたんです。

講義はわかりやすく、テキストも試験に必要な事項は十分に盛り込まれています。

過去問によるアウトプットを焦らず、必要な基礎はある程度固めた上で取り組むという姿勢が大事ですね。

この総合講義には、直前ヤマ当て模試もあり、模試の問題も精錬されているので、追い込み段階での自身の実力や補う必要のある知識がはっきりとわかります。この点が非常によいと感じました。

過去問解析講座の感想・利用方法

過去問解析講座は、知識のアウトプットと定着を図る上で大変有効なものでした。

基本的なものから難易度の高いものまで各ジャンルの問題が盛り込まれていて、自身の理解度を確認する上で効果的でした。

自分は、まずテキストによるインプットをして過去問を解き、解答ページの解説を読んで理解し、一通り過去問を解き終わった後、講義を視聴し理解をさらに深めるという工程を1回。

その後、テキストによるインプット、過去問+解説ページの解説の理解を繰り返し2回。

過去問+解説ページの解説の理解を繰り返し実施しました。

資格の取得に向けて早い段階から学習に取りかかったので、先行講義のときも改訂版によるときも、この方法がとれたものと感じています。

過去問解析講座は精錬された問題が集められているので、インプットした知識の定着や応用力の増幅には非常に役立つアイテムであると感じました。

直前ヤマ当て模試の感想・利用方法

試験を想定した問題に多く触れられることや、時間内にどれだけ早くかつ正確に解答を導き出せるかという観点、及び自分の理解度の状況を的確に把握することができるアイテムとして必要なものだと感じています。

全体スケジュールとして、9月末までに講義及びテキストによる知識のインプット、過去問によるアウトプットを行い、10月から試験を想定した模擬試験を繰り返すという形で学習を進めていました。

直前ヤマ当て模試については、3回目までは問題を解いて、解答の正誤にかかわらず解説を読んで理解するというやり方をしました。

これを3回実施した後、誤答部分についてのみ問題を解き、解説を読んで理解を深めました。

その後は、模試を3回繰り返し、誤った部分について解説を読んで理解するという方法をとりました。

また、より多くの模試問題に触れることも重要と考え、他社の市販されている模試も活用して、知識の確認と定着を行いました。

自分の中の認識としては、模試の結果は実際の試験結果とはイコールにはならないため、模試の結果の80%が実際の試験結果につながればいいと思い、模試では全問正解を目指しました。

講師へのメッセージ

工藤先生の講義は理解しやすく、自分にとって大変効果的でした。

また、カリキュラムの構成やテキストの内容、精錬された過去問など、しっかりと目標を立てて着実に学習を進めることで知識が効果的に定着する形となっており、この講座を受講して本当に良かったと思っています。

また、不明な点などについてはメールで質問しましたが、迅速・適格・丁寧な回答をいただき、心から感謝しております。

賃貸不動産経営管理士試験に合格できましたのも、工藤先生はじめスタッフの皆様のお力添えの賜物と感謝しております。

また、私事ですが、2020年度に受講したマンション管理士講座では結果を出せませんでした。

しかし。その際にいただいたテキストや過去問を活用し再勉強した結果、2021年度試験においてマンション管理士試験に合格できました。

これもテキストや過去問の内容が充実していることの証でもあると思います。

本当に、いろいろとありがとうございました。