受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

賃貸不動産経営管理士試験を目指した理由・契機

私は損害保険会社に勤務しておりますが、仕事柄不動産業界の方々との接点も多く、彼らがどんな世界観で仕事をしているのか知りたくて、2021年度に宅建士資格を取得し、2022年度に管理業務主任者資格を取得し、最終的に2023年度に賃貸不動産経営管理士資格を取得しました。
私は性格が悪いので、不動産関連の従事者に「よく宅建士資格も持たないで仕事してますね!?」「それを世の中では無免許運転と言うんです」と嫌みを言いますが、保険業界よりよく制度設計された業界と感じています。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

ネットの情報ですが、受講者の合格率が抜きん出て高かったこと。
コメント一つひとつにプロ意識を感じ、こんな先生もいらっしゃるんだ、と受け入れる事にしました。

家庭的に大変な時期でしたので、自分の価値観よりレビュー評価に従ってみようと考えた次第です。

合格体験記・学習上の工夫

学習パターンを決めることだと思います。
私は朝型なので朝4時ごろ目覚めます。
営業職ですから前日へべれけに飲んだり、お客様の接待も当たり前ですが、夜は接待でなくてもプライベート(晩酌)でお酒も飲みたいし、お客様対応もあるので我慢して夜に勉強するプログラムは過去3カ年一切組んだことがありません(自分に甘くてすいません)。
しかし、朝4時に目覚める特性を生かし、朝4時30分から6時30分までを勉強する時間と決めました
また敢えて勉強をしない日(日曜日)を決め、基本的に勉強しないでいい日を設定し、なんとか気持ちをつなぐ事ができました。

とにもかくにも、勉強する習慣を早く植え付ける事が先決、と思います。
それに、アガルートさんのネットの学習進捗率はすごく気になりました。
受講申込から試験日までの8ヶ月で、オンタイムなのかそうでないのかをすごく気にしておりました。

忙しくて誰も履修管理をしてくれませんから、自立して管理するしかないんで…。
ですが、そんな進捗状況(円グラフ)とも旨く付き合うべきと思います。
それから、各資格講習事業者のガイダンスはしっかりと聞くべき、と思います。
過去の受講者の成功・失敗がちりばめられていますので、イメージをつけることも大切だと思います(私は隙間時間の勉強が正直苦手です)。

総合講義のご感想・ご利用方法

総合講義は、1回目はボヤーッと聞き全体のディテールを把握し、2回目に少しこだわりながら受け流し、3回目で動画をストップ&ゴーで納得するまで聞いておりました。
講師の方の言わんとすることも1回目、2回目、3回目に少しずつ変わりました。
また私は5問免除の講習を8月に受講しましたが、金銭的また時間的に余裕のある方は、是非この講習を受ける事をおすすめします。
それは単に本番の試験で有利というより、試験制度の全体スキームを理解するのに非常に有益でした。

「賃貸不動産管理の知識と実務(通称:教本)」の構成も理解できましたし、アガルートさんのテキストが教本からピックアップして構成されていることも理解できました。
また正直なところ、サブノートは極力作成しない主義ですが、自分が理解できないパートについては、サブノートを作成しました。
これは個人差があると思いますが、理解しにくいパートを左右の表で比較し違いを把握したりとか、基本的に暗記するしかないパートは考えることなく暗記を行うこととしました。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

これが試験の肝なんでしょうね。
自分なりに気をつけたことは、

  1. まず3回やってみる。
  2. 解答はノートに記載するが、明快に成果○、理由は違うが正解を三角、選択理由が誤っているものを×として記録。
  3. 使用した時間をストップウォッチで計り記録、2分以上かかるとアウト。
  4. 解答した後に、どうしてその答えに至ったかという理由を記載(あくまでもストップウォッチを止めてから)。
  5. 答え合わせし、過去問解説講座のテキストに記載。
    3回やってみて1度でも間違えた問題の4回目をトライし、その理解度によって仕上げの5回目を行う。
    5回やれば答えを覚えるとのご指摘もありますが、正解選択の理由を細かくチェックする手法はなかなか大変です。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

正直なところ、こんな事をして何の意味があるのかといぶかっておりましたが、自分が思っていたほど正答率は高くありませんでした(汗)。
一問一答方式ですが、4択で間違いや正解を絞り込んでいく方法より「遊びがなく」すごく難しく感じました。
結局3回トライしましたが、1回でも間違えた問題を4回目、さらに4回目で間違えたものは5回目、さらに間違えたものを6回目としつこく対応しました。
しかも問題集ながら、今から振り返ると、テキストへの書き込みが一番多いのがこのテキストかもしれません。
すなわち、学習してきた知識の整理にすごく役立ったんだな、と今になって感じています。

もっと時間をかけていい単元とも思いますし、先生の皆さんの注力も普通じゃない感じもします。

直前ヤマ当て模試のご感想・ご利用方法

この単元の工夫としては、この答えは総合講義テキストの何ページに書いてあったのか、を記載し振り返れるように工夫しておりました。

自由記載欄

講師の皆様、大変お世話になりました。
宅建士資格、管理業務主任者資格と難なく通過した自分としては、正直この試験が一番苦戦しました。
最後は合格ラインギリギリでした。
是非、受講者の皆様には「決して甘く見るな」と釘を刺していただき、難易度がどんどんUPしていることをお伝え願います。
ありがとうございました。