受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

賃貸不動産経営管理士試験を目指した理由・契機

不動産関係の資格は、宅地建物取引士と管理業務主任者、マンション管理士が取得済みという状況でした。
2年位前に賃貸不動産経営管理士という資格について耳にする機会が多くなり、受験者も増えてきているということで、宅地建物取引士のように注目度が上がってくるのではないかと思い、取得することにしました。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

3年前に、3度目の正直でマンション管理士試験に挑戦する際に、2回目の受験で利用した通信講座の予備校を変えてアガルートの講座を受講し、合格を勝ち取れたことがきっかけでした。
次もアガルートで、と考えていました。

合格体験記・学習上の工夫

2年前に受験した行政書士試験では、あと6点で合格点に達しませんでした。
再挑戦をするかどうか考えた時に、回り道にはなってしまうかもしれないが、再挑戦の前に賃貸不動産経営管理士試験を受験することにしました。

民法や借地借家法など、行政書士試験とも重なる法令科目があるからです。
重なる試験範囲の法令で足固めをしてからにしたい、と考えました。
賃貸不動産経営管理士は、国家資格になってから歴史が浅く、過去問題が少ないです。
当講座には、過去問に加えて演習問題もあったので、演習問題は応用問題として利用しました。

講義動画を観る前には、テキストに目を通してから観るようにしました。
講義動画は、テキスト順に1サイクルは通常速度ですべて観ました。
2回目もすべての動画を観ましたが、理解に不安があるコマは通常速度にて、それ以外は1.25倍もしくは1.5倍速で観ました。
記憶を定着させるために、あいまいなところを確認したい場合には、確認したいところが含まれる動画を探して観たりもしました。
最終的に講義動画は、3サイクルは観たと思います。
過去問は、動画を観る前に一通り解きながら解説を読み、その後動画を観ました。
過去問の動画はすべての問題の解説ではなかったのですが、間違えた問題はある程度解説を読むだけで理解できました。
そこで、解説講義の中で説明されたことと自分の理解とを突き合わせるようにしました。
あとは、過去問を何度も繰り返していきました。
過去問は繰り返していくだけだと、問題と答えを暗記してしまうので、ランダムに解いていくということも行いました。
模擬試験は、10月になってから取り組みました。
数回は繰り返すつもりだったので、解答用紙はコピーをし、問題用紙には書き込まないようにして利用しました。
学習上の疑問点は、ホームルームのアンケートで出しました。
ホームルームで取り上げていただいたこともあって、助かりました。

総合講義のご感想・ご利用方法

わかりやすいテキストと解説でした。
受験生目線で疑問に感じるところは、講義の中で解説していただいたので助かりました。

この試験では、〇〇することが望ましいという表記がされることがあり、今までだと義務なのか努力義務なのかがはっきりしていましたが、あいまいな表記に悩まされました。
繰り返し学習することで、あいまいな表記の部分もだんだんわかるようになってきました。
学習を進める上で、どうしても前に出てきたことが思い出せず忘れてしまったりすることがありますが、総合講座のテキストに戻り、その部分の動画をもう一度観ることで忘れたことを思い出して先に進めるということができました。
知識があいまいな部分や重要な部分には付箋紙を貼りながら進めていったので、何度も文字ベースで見直しながら行っていきました。
令和4年に試験の難易度が上がったので、はたしてこのままでよいのだろうか、という不安は常にありました。
試験範囲となっている分野でも、未出題のテーマからの出題はありうるのではないか、と思い他社の参考書も1冊購入しました。
購入してはみましたが、アガルートのテキストに載っていないものは、それほどありませんでした。

過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問は、動画を観る前に解いて答え合わせをしながら進めていき、上下巻とも終えてから確認の意味で利用させていただきました。
この試験が国家試験になってからの歴史が浅いので、この試験がどんな方向に動いていくのかがわからないので不安はありました。
令和3年と令和4年の試験を比べると、令和4年に一気に難易度が上がって基準点も下がったので、今後は難化の傾向にあるのだろうということは覚悟しておかなければならないものと感じてはいました。
民法については、未出題分野からの出題もありうるかもしれないと思い、他の資格試験の民法の過去問も参考程度ですが、数回取り組みました。

総まとめ講座のご感想・ご利用方法

本試験までに残された時間が限られる中で、コンパクトにまとまっていてよかったと思います。
確認としての問題は、主に過去問から抜き出したもので、問題数としては少ないように感じますが、覚えた知識を短時間で確認するということではちょうどいい構成だと思います。
主要な知識を表にしてあったので、直前期の見直しにはとても役に立ちました。
総まとめ講座の動画も、テキストに書いてあることをそのまま解説するだけでなく、関連することも併せて解説していただいたので、記憶の呼び戻しになりました。
試験では、その年の4月1日時点で実施の法令や解釈等が対象になりますが、公式テキスト(教本)が発行された後に付け加わったことがあり、その解説も再度していただきありがとうございました。

直前ヤマ当て模試のご感想・ご利用方法

何度か利用するつもりで、解答用紙はコピーして取り組みました。
問題用紙には極力書き込まないようにして解きました。
目安となる合格基準点があったので、客観的に今の自分の理解度で合格できるのかを検証するということでも利用しました。
模試の手ごたえとしては、目安の合格基準点ぎりぎりでした。
数回繰り返しても満点は取れませんでしたが、本試験での時間配分を検討する上でもやってよかったです。
他社の模試が含まれた教材を利用しましたが、同じように目安の基準点ぎりぎりか、やや基準点を下回ることもありました。
模試は、各予備校などが本試験を予想してのものであり、予想が当たればいいのですが、それよりも時間内にどう解いていくかという練習にも役立てたいものです。

自由記載欄

マンション管理士のときもお世話になりました。
賃貸不動産経営管理士も、無事合格することができました。
ホームルームの事前アンケートに記入した質問を取り上げていただいて、ありがとうございました。