合格者インタビュー

受講されていたカリキュラム

下記リンクは最新版となります。合格者の方の受講年度と異なります。

弁理士試験を目指した理由・契機

契機は、会社内で研究職から知財部に異動になったことです。 弁理士を目指した理由は、知的財産についての知識が全くなかったため一から勉強しようとしたとき、弁理士を目指すことで知財の知識を網羅的に学べると考えたからです。

アガルートアカデミーの講座を受講しようと思ったきっかけ

2点あります。
・価格面:他のスクールと比べて価格がリーズナブルであり、かつ合格した場合に受講料が全額返金される合格特典があったため、一発合格を目指すモチベーションが上がりやすかったこと。
・実績面:受講者の合格率が全国平均の6倍以上あり、講義内容を信じて勉強すれば合格できそうに感じたこと。

合格体験記・学習上の工夫

私が学習上工夫したことは、弁理士試験に向けた勉強を始める前に「必ず合格できる(と自分が思える)勉強計画」を立てたことです。

具体的には、まず、アガルートさんのおすすめするスケジュールを参考に、以下のようなざっくりとした勉強計画を立てました。

・2022年6月~10月に短答式試験に向けた勉強のため、各講座を2周、および過去問を1周実施

・2022年11月~2023年2月に論文式試験に向けた勉強のため、各講座を1周、および過去問を1周実施

・2023年3月~5月に短答式試験に向けた復習および総仕上げのため、過去問を3周実施

・2023年6月に論文式試験に向けた復習および総仕上げのため、全体を1周実施

次に、上記の計画から逆算して月単位、週単位、そして日単位で詳細にやることを詰めていき、その後、その計画通りに勉強を進めました。

1年での合格を目指したためかなりタイトなスケジュールとなってしまいましたが、この計画通りの勉強計画をこなしたことにより「ここまでやったんだから絶対受かる」という自信が生まれ、この自信が弁理士試験の本番での実力発揮に繋がり、一発合格を掴むことができたのではないかと考えます。

総合講義のご感想・ご利用方法

まず、総合講義を1.5〜2.0倍速で受講し、早い段階で理解すべき全体像を掴むことに注力しました。先に全体像を掴むことで、その後細かい情報を学んだ時に頭を整理しやすくなると考えたからです。

実際、総合講義については、1周受講するだけでテキストを2周できる仕組みになっていたため、この最初の1回の受講だけで、情報の整理と記憶の定着がかなり上手くいったように感じます。大変合理的な構成になっていると感じました。

そして、アガルートのサイトは各講座の受講率が〇〇%と視覚的に分かるようなUIになっていたので、達成感も非常に得やすかったです。

その後、四法対照(PATECH企画)に書き込みながら、講座を再受講していき、理解をさらに深めていきました。

総合講義のテキストは、各法律について合格に必要な情報が1冊に集約されている上、各講師の方が「ここは絶対に覚えてください」「ここはあまり出ないので余裕があったらで良いです」と強弱をつけてくれるので、かなり効率よく勉強できます。

そして、特に短答式試験の場合は、結局いかに正確に条文を覚えられるかだと思いますので、私はアガルートのテキストで理解を深めた後に、覚えるべきことを四法対照に集約する勉強法が効率的で良いのかなと思います。

短答知識完成講座のご感想・ご利用方法

総合講義で全体像を掴んでいたため、短答知識完成講座で学ぶかなり細かい情報も、頭を整理できながら進めていけたと思います。

そして、この細かい情報についても、できるだけ四法対照に書き込みながら、講座を受講しました。

短答式試験の場合、結局いかに正確に条文を覚えられるかだと思いますので、私は総合講義で理解を深めた後に、覚えるべきことを四法対照に集約し、短答知識完成講座で得たさらに細かい知識を追加で書き込んでいきながら勉強していくのが、効率的で良いと感じます。 短答知識完成講座のテキストについても、各法律について合格に必要な情報が1冊に集約されており、総合講義を受けた後だとさらに効率よく学べるように構成されていると感じ、ストレスなく学ぶことが出来ました。

短答過去問解説講座のご感想・ご利用方法

短答過去問解説講座については、すべてを視聴はしませんでした。

短答式試験の過去問の解説に欲しい情報がほぼすべて載っているため、正直そのテキストの解説だけで十分理解することが出来ました。

数問だけ、テキストの解説を見てもよく分からないところがあっため、その部分だけ短答過去問解説講座を視聴し、理解の一助としていました。

過去問自体は計4周実施し、書き込んだ四法対照と照らし合わせながら、とにかく内容を頭に入れていきました。

1回正解した問題も2回目で間違えたりすると聞いていましたので、私は1回正解したらもう大丈夫!でその問題を飛ばすということはせず、3回連続で正確したら4周目では飛ばす、というようにしていました。

ちなみに、最新の過去問だけは4月頃までは解かずに残しておき、十分に実力がついたタイミングで時間を測って取り組みました。

短答式試験については、一度は最新過去問で本番同様に時間を測って解くか、模試を一度受けておいたほうが良いように思います。(アガルートさんは模試を実施されていないため私は外部の模試を一度受けました)

論文答案の「書き方」 講座のご感想・ご利用方法

この講座は演習形式で、答案作成の練習になるため、一度講義を聞いた後、演習は必ず1回は時間を計って書いてみていました。
そして、計2周解いてみた後は、とにかく解答に目を通して問題を見ただけでどのような解答を書けばいいか頭に思い浮かぶようにしていました。
また、論文式試験では覚えるべき条文趣旨・規範等が複数あるため、これらをまとめて一覧にした資料を作成し、通勤中などに覚えていました

論文式試験用のテキストは、書き方講座の演習問題がとても良いです。司法試験で出された知財の問題なども持ってきてくれるため、かなり深く幅広く勉強できます。
そして、この問題はこう書くこの問題はこう書くと言った教え方ではなく、どんな問題が出ても対応できる「点数がつく書き方」を教えていただけるので、本番は「どんな問題が出ても合格できるだろうな」という安心感を持って臨むことが出来ました

論文過去問解説講座のご感想・ご利用方法

過去問については、全ての年度の問題において、講義を聞く前に必ず時間を計って書いてみていました。
そして、論文答案の「書き方」 講座の演習と同じく計2周解いてみた後、時間内に書ききれるか不安な問題のみ時間を測って解き直したり答案構成(どういうストーリーで書くかを答案作成前に考える行為)を時間を測って練習したりしていました。それ以外の問題についてはとにかく解答に目を通して問題を見ただけでどのような解答を書けばいいか頭に思い浮かぶようにしていました。
ある程度時間内に書けるようにさえなれば、書くより目を通すだけのほうがたくさんの情報をインプットできるので、直前期などはこの方法が効率的でよかったように思います。

アガルートは通学ではなくオンライン講座のため、論文式試験の答案作成練習は自分一人で行うことになります。
テキストに用意されている模範解答に近いものが書ければ十分合格点が取れますが、第三者の添削を一度も受けないまま本番を迎えるのは不安だと思うので、論文式試験についても模試は一度受けておいたほうが良いように思います。(アガルートさんは模試を実施されていないため私は外部の模試を一度受けました)

講師へのメッセージ

まったく知識がない状態から1年の勉強で合格できたのは、丸野先生と石井先生のおかげです。
本当にありがとうございました。