「市場価値を高めたい」「経営コンサルタントとしても活躍したい」など、弁理士としてのキャリアを考えるきっかけはさまざまです。

弁理士が中小企業診断士の資格を取得することで、携われる仕事の幅が広がりキャリアアップにもつながります。

今回のコラムでは、弁理士×中小企業診断士の難易度やどんな人に向いているかなどを解説します。

合格率34.4%!(本試験合格率全国平均の5.6倍)

今なら約10時間分の講義を「無料」体験受講可能!

1分で簡単無料体験(会員登録→お申込み→視聴)

20日間無料で講義を体験!

弁理士×中小企業診断士に向いている人

物事を多角的、複合的に捉えながら、経営的思考を得意とする方は、弁理士と中小企業診断士のダブルライセンスに向いているといえるでしょう。

取得した特許を企業成長や経営に応用していくかという視点は、弁理士と中小企業診断士のダブルライセンスを持っているからこそです。

※関連コラム:弁理士とのダブルライセンスで市場価値アップ!おすすめ資格を紹介!

弁理士×中小企業診断士のメリット

まず、弁理士と中小企業診断士のダブルライセンスを取得するメリットを解説します。

1.弁理士としての市場価値が高まる

国家資格である中小企業診断士の資格を持っていることで、弁理士としての市場価値が高まります。

特許事務所での経験がどれだけ長くても、経営に関するノウハウやスキルを身に付けるのは簡単なことではありません

弁理士×中小企業診断士のダブルライセンスがあれば、知財コンサルタントとしてクライアントと関われる機会が増え良好な信頼関係を築けるようになります。

2.業務範囲が広がる

経営コンサルティングにも携われるようになります。

クライアントからすると、複数箇所に依頼するより、信頼できる人にまとめてお願いした方が業務をスムーズに進められるものです。

また、無駄なやり取りも減るため、経営者は体制の見直しや新規事業の開発といったより価値の高い仕事に時間をかけられるようになります。

中小企業診断士として関われる仕事の領域が広がり、より多くの案件受任も見込めるのではないでしょうか。

3.転職活動を有利に進められる

弁理士資格に加えて中小企業診断士の資格も持っていると、転職活動を有利に進められる可能性もあります。

先ほどもお話ししましたが、中小企業診断士の資格を持っている弁理士は、知財コンサルタントとしての業務も可能です。

知財の出願業務もできて経営に関する知識も豊富であるという点が、自身の強みになります。

4.年収アップを見込める

独立・開業している場合、受注できる案件が多くなり年収アップも見込めます。

会社の規模や地域によって異なりますが、弁理士事務所や企業の知財部では、資格手当がもらえることもあるようです。

「今よりも広い家に住みたい」「マイカーを購入したい」など、年収アップを目指す方にとってもダブルライセンスは大きなメリットだといえます。

弁理士×中小企業診断士の難易度

一般社団法人 中小企業診断協会は発表している、「令和4年度 第1次試験」の結果を見てみましょう。

1次試験合格者を年代別で見ると、もっとも多いのが30~39歳で1,593名、次いで40~49歳が1,424名となっています。

中小企業診断士の受験者の多くが、働きながら資格を取得しているということです。

また、中小企業診断士試験の合格に必要な勉強時間は、1,000時間が目安とされています。

弁理士業務をしながら勉強時間を確保するのは、なかなか難しいものです。

弁理士×中小企業診断士のダブルライセンスを取得することは簡単ではありませんが、勉強のやり方次第で合格の可能性は十分にあるのではないでしょうか。

まとめ

弁理士という士業に加え、中小企業診断士のダブルライセンスを取得すれば、年収アップや転職活動を有利に進められるといったメリットがあります。

仕事をしながら資格を取得するのは大変ではありますが、チャレンジする価値はあるのではないでしょうか。

合格率34.4%!(本試験合格率全国平均の5.6倍)

今なら約10時間分の講義を「無料」体験受講可能!

1分で簡単無料体験(会員登録→お申込み→視聴)

20日間無料で講義を体験!